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もう、Redhat9がリリースされた理由は?
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投稿日時: 2003-04-12 00:09
お世話になります。
もう、RedHat9がリリースされてしまいます。(店頭販売リリース延期のニュースはありましたが。) ちょっと漠然とした内容になってしまいますが、こんなにも早くRedHat8が終わってしまった理由が何かあるのでしょうか? ちなみに、仕事でRedHat8をつい最近使い始めたのですが、何か大きな問題点があってのことかどうかが心配です。 変な詮索をするようですが、その辺の良い情報はないでしょうか? | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-04-12 01:31
F社の下請けでLinuxの検証をしている同僚から聞いた話ですが、結局のところ、半年毎に新しいディストリビューションをでっち上げて新商品として販売していかないと、コンシューマ向けのLinuxは採算割れするためだそうです。いわゆる、自転車操業です。上級Linuxユーザであれば、ディストリビュータの安っぽい販売戦略に囚われることはないでしょうが、ミーハーな初級〜中級Linuxユーザに対しては、売上について結構な効果があるそうです。おそらく、来年の今ごろには、Red Hat Linux 10なんかが販売されているのかもしれません。
サーバーメーカによっては、Red Hat Enterprise Linuxの路線に固執しすぎて、Red Hat Linux 8.0への対応をなおざりにしているところも多かったようです。今年の第2四半期の新製品から、やっと、Red Hat Linux 8.0を正式サポートすることを告知したところで、このRed Hat Linux 8.0の製造中止発表ですから、完全に出鼻をくじかれたような状態です。もっとも、サーバーメーカは、一般消費者と異なり、OEMの裏口からRed Hat Linux 8.0の製品版をを供給することができるところもあるようです。国内メーカがRed Hat Linux 9を正式サポートするのは、今年の第3四半期以降の製品の改変期までずれ込むところもあるように思います。困ったものです。 今回のRed Hat Linux 9については、kernelが2.4.20系になり、glibcがNPTL対応で一部互換性がなくなったことから、採用には慎重にならざるを得ないというのが、正直な感想です。特に、スレッドの森を徘徊している人たちや、JAVAを使っている人には影響が大きいです。特別な処置をしない限り、既存バージョンのJAVAが正常に動作しないとリリースノートに書かれています。実際に、Red Hat Linux 8.0のアプリケーションCDに掲載されているJAVAをインストールしてみたら、スレッド関連で正常に動作しないところがありました。 現実問題として、一部のワイヤレス機器を使いたいなどのRed Hat Linux 9の新機能を使用したいという理由がない限り、Red Hat Linux 8.0を使いこなしている人が”早急に”Red Hat Linux 9に移行しなければならない理由は、全くありません。 [ メッセージ編集済み 編集者: MyTime 編集日時 2003-04-12 01:45 ] [ メッセージ編集済み 編集者: MyTime 編集日時 2003-04-12 08:07 ] | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-04-12 21:13
RedHat9通常版は予定どおり発売のようです。延期はPro版だけのようです。
これはそうみたいですね。RedHatあたりは売り上げに占める割合が減ってきている ようですが、他はパッケージ販売で利益を得ている割合がまだ高いようです。 偉そうにMSの商売方法を批判をしたりサービスで儲けるとか言ったりしても、 それで成功した実例はLinux界隈では、まだでてません。ビジネスという観点から みるとGNU Foundationやストールマンなどが言っていることは、「絵に描いた餅」 ですね。
私なんかは雑誌付録CDで済ませてしまいます。金が勿体ない。考えてみれば所謂Linuxブーム の始めのころはパッケージが、せいぜい4・5千円程度だったのがどんどん値上げしている。 初心を忘れて金儲けにはしっているからでしょう(Laser5で数千円で輸入CDを売っていた時代 が懐かしい)それに中身に大差ないから。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-04-14 01:43
GNU ProjectやRichard M. Stallmanが掲げているのは"Free Software"であって、 "Open Source"ではありません。両者を同一視した意見をよく見かけますが、 それぞれの理念には異なる部分が多々あります。(これはStallman自身が よく言っていることです。) 「サービスで儲ける」云々といったくだりは"Open Source"陣営の言葉ですね。 この文脈で挙げるなら、Eric Raymondなどの名前のほうが適切でしょう。 まあ、私自身は今回のRedHat9発売について特に気にしていません。 むしろ、最近のLinuxの進化のスピードはかなり早いので、 パーソナル/クライアント向けのディストリビューションが 短期間でバージョンアップするのは歓迎したいですね。 安定性を求めるならEnterprise向けディストリビューションが ありますし。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-04-14 02:35
ちょっと漠然とした内容になってしまいますが、こんなにも早くRedHat8が終わってしまった理由が何かあるのでしょうか? 経営戦略というか、、、そんなところかなと。つまり経営が苦しいのでは?(^^; | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-04-14 09:16
経営的にというより(そういう事情もあるかもしれませんが)
RedHatの場合半年毎(4月、10月)に 新バージョンを出すようにしている というのを何処かで読んだことがあります。 ただ今回のRedHat9提供は微妙に早かった様な気もしましたね。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-04-14 10:40
200LXファンさんこんにちは。
> 考えてみれば所謂Linuxブームの始めのころはパッケージが、 > せいぜい4・5千円程度だったのがどんどん値上げしている。 最近のPro版を見ると、 Red Hat Linux 7.2 Professional 42,800円 Red Hat Linux 8.0プロフェッショナル 39,800円 Red Hat Linux 9 Professional 19,800円 とだいぶ値下げされているので、これだったら買ってもいいかな? と思っているのですが... もっと昔はCD1枚とかみたいですね、 何がこんなに容量食っているんだろう? 過去に7.2はインストールしてみたんですが、さっぱり わからないので、入門ガイドとかついているのも嬉しいですし、 DVDドライブもあるので面倒がなくていいかな?と。 うーん。思いっきりミーハーな初心者ターゲットだなあ...(笑) | ||||||||||||
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投稿日時: 2003-04-14 14:43
こんにちは。しだれざくらと申します。
8から9へと半年でメジャーバージョンアップは確かにびっくりですね^^。 気になったので過去を見てみました。 すると、 7.0(2000年9月)→7.1(2001年5月)→7.2(2001年10月)→ 7.3(2002年5月)→8.0(2002年10月)→9(2003年4月) のような感じでした。 7.0から7.3までは、マイナーバージョンアップだけで 2年間も過ごしていたんですねぇ。 でもマイナーの場合でもメジャーの場合でもだいたい半年で バージョンアップを行なっているのがわかります。 なので8.0だけが特別というわけではないのではないでしょうか。 それと1つ気になる点は、8.0までは小数点以下のバージョンがありますが、 9はないんです。もしかしたら、そのあたりに意味があるのかもしれませんね。 ちなみに、私もtakeさん同様4月と10月に Red Hat Linuxはバージョンが上がると認識しています。
技術的な事では、8.0のサポート期間は2003年12月31日までと明示されて いるということだけではないでしょうか。 http://www.jp.redhat.com/support/ また、もしも大きな問題がある時には、 http://www.jp.redhat.com/support/errata/rh80/ でアナウンスがあると思いますし。
リアルタイムに知りたいということであれば、 メーリングリストに参加するのが一番? http://www.redhat.com/mailing-lists/ |