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BOUNCEメールの送り主
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投稿日時: 2008-03-16 15:37
BOUNCEメールについて質問が二つあります。
1. BOUNCEメールの送り主は、送信元サーバなのか送信先サーバなのか? メールサーバAにメールBOXを持っているユーザが同サーバを使って、 メールサーバBが保持するドメインに対して宛先不明メールを送った場合、 BOUNCEメールがメールサーバAのユーザのメールBOXに届くと思うのですが、 このBOUNCEメールはどちらのメールサーバが送っているのでしょうか? 設定次第でどちらともなりえるのでしょうか? 2. BOUNCEメールが送られる契機とは? 宛先不明メール以外にもBOUNCEメールが送信元ユーザに対して送られることはあるのでしょうか? それはどういった場合なのでしょうか? 初歩的な内容ですが、どなたかご教示願います。 よろしくお願い致します。 | ||||
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投稿日時: 2008-03-16 17:55
> 1. BOUNCEメールの送り主は、送信元サーバなのか送信先サーバなのか?
バウンスメールを作成するのは、 送信先サーバから「受け取れないよ」と言われてしまった送信元サーバです。 メールはバケツリレーのように送信されるので、 送信元企業のメールサーバ → 送信先企業のDMZメールサーバ → 送信先企業のある組織のメールサーバ → グループウェア という構成なら、「送信先企業のある組織のメールサーバ」がバウンスメールを 作成することもあり、この場合は送信先サーバのようにも見えると思います。 > 2. BOUNCEメールが送られる契機とは? 一般的には5xxエラーが発生した場合にバウンスメールが作成されます。 これは送信先サーバから「そのメールは恒久的に受け取れない」と言われた場合です。 一般的には ・宛先不在 ・不正中継 ・メールサーバの設定 などが該当します。 あとは一定期間の間に送信出来なかったメールなども ・配達不能 としてバウンスされますね。 あとは迷惑メールやウィルスメールも設定によって そういった処理がなされると思います。 [ メッセージ編集済み 編集者: F/A 編集日時 2008-03-16 17:56 ] | ||||
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投稿日時: 2008-03-16 18:05
>1. BOUNCEメールの送り主は、送信元サーバなのか送信先サーバなのか?
>メールサーバBが保持するドメインに対して宛先不明メールを送った場合、 >BOUNCEメールがメールサーバAのユーザのメールBOXに届くと思うのですが、 >このBOUNCEメールはどちらのメールサーバが送っているのでしょうか? 相手のメールサーバの構成に依存します。 え〜とうまく説明できると良いのですが、 1) 相手のメールサーバBがMailboxを管理する(最終的な)サーバで、送信のサーバAから直接サーバBに送信している場合、宛先不明のメールを送信しようとした段階でエラーとなる筈なので、この場合はメールサーバAから送信者にエラーが返される筈です。 2) 相手のメールサーバBの前に、DMZなどに配置された中継のメールサーバなどがあり、一時的にメールスプールをここで行った後にBへ配送する仕組みになっていた場合、中継メールサーバの構成次第では、宛先不明メールも一時的に中継サーバが受けるケースがあります。 この場合、中継サーバが最終サーバBへ送信を始めてから宛先不明となり、エラーメールは中継サーバが返すことになる可能性があります。 ただし、メールサーバBが中継サーバからのリレーをすべて許しているケースではエラーはメールサーバBが返すことになるでしょう。 3) 2)のケースにおいて、中継、最終サーバBへ届いたメールの宛先が不明だったケースでは、エラーメール返送しようとした際に、送信者のアドレスが間違い(や不正アドレス)であった場合には、返信できずにダブルBOUNCEとメールとして処理される筈です。 通常はこのようなメールは(Unix系なら)相手のroot宛に返信されることになると思います。 >2. BOUNCEメールが送られる契機とは? 大抵は相手のメールサーバ(中継サーバ)のキューに溜まってはいるが、最終的な配信先まで届けることができなった場合でしょう。 この為、戻ってくる時間は相手の設定・環境次第になる筈です。 また、「配信」できないことでBOUNCEとなるので、宛先不明だけでなく相手の最終サーバが不能な場合や、途中でメールの受信を拒否する仕組みがあれば、キューを行っているサーバからのBOUNCEの可能性があります。 (BOUNCEせずに廃棄されるという可能性もありますが。。。) | ||||
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投稿日時: 2008-03-17 09:58
おはようございます。既に回答されている内容と被るのですが、ちょっと切り口を変えて。
送信元・先で区別するよりも、「誰が配送責任を持っているか(誰がボールを持っているか)」で見ると良いと思います。 例えば、サーバA→サーバBに、存在しないアカウント宛に配送が行われる場合。 例1. サーバBがSMTP通信時にアカウントをチェックする場合 Aが配送責任を持っている A→Bへ配送を試みる Bはアカウント不正のため、500番台エラーを応答する(Aから配送責任を受け取らない) ( A→Bの通信が終了する ) Aは配送責任を持っていて、かつ恒久エラー(500番台)を検出したため、BOUNCEを行う。 例2. サーバBがSMTP通信時にアカウントをチェックしない場合 Aが配送責任を持っている A→Bへ配送を試みる Bはアカウントに関わらず、250番の成功のコードを応答する(ここでAから配送責任を受け取る) ( A→Bの通信が終了する ) その後、Bはアカウント不正を検出し、Bが配送責任を持っていてエラーのため、BOUNCEを行う。 というように、A,BどちらがBOUNCEするかは状況(ソフトの設定や仕様)次第です。 ※qmailなんかは後者のパターンですね。 | ||||
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投稿日時: 2008-03-17 15:58
angel さん
非武装エリア さん F/A さん ご回答ありがとうございました。 試験的に宛先不明メールを幾つかのサーバに送信したときに、 BOUNCEメールを送っている側(送信側、受け取り側)がサーバによって違ったので 混乱していたのですが、皆様の説明で理由が分かりました。 どうもありがとうございました。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。 |
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