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m系コマンド(?)の制限
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投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2003-05-22 12:06
mcopyコマンドやmdirコマンドについて
質問です。 ログイン後にsuコマンドで 別の一般ユーザになった場合に m系コマンドが使えないです。 Can't open /dev/fd0:Permission denied Cannot initialize 'A:' といったメッセージが出力されます。 ちなみに、suコマンドでrootになった場合には 問題無く動作します。 これは正しい動作なのでしょうか? |
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投稿日時: 2003-05-23 09:16
鍋太郎です。
#前提にわからない部分もあるのですが…… id コマンドで所属グループに floppy があるか確認してください。 単に /dev/fd0 の利用権がないだけだと思います。 /etc/group の floppy の項目に使用したいユーザ名を追加すればいいと思います。 |
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投稿日時: 2003-05-23 12:02
すいません。
書かなくてはいけないことを書いていないことに気付きました。 え〜っと、一般ユーザにもFDを利用させるために 「/etc/fstab」を編集して 一般ユーザにも利用可能にしました。 「owner」→「user」 そして、実際に利用可能な状態になったことも確認しました。 しかし、前回書いたようにsuコマンド実行後には 実行出来ませんでした。 (通常のマウントは出来ました) 尚、鍋太郎さんの説明にある方法をとると 実行出来ました。 ありがとうございます。 ただ、/etc/fstabの設定は反映されず 所有者情報のみが反映されるのはなぜなんでしょうか? |
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投稿日時: 2003-05-27 06:13
mtools が「マウント+システム・コール」ではなく、/dev/fd0 を直接アクセスしているからでは?
詳しいことは知らないので間違っているかもしれません。 |
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投稿日時: 2003-05-27 07:50
これはNFSの仕様によるものだと思います。
NFSはWindowsの共有の設定と同様、共有のアクセス権(/etc/fstabのオプション)と マウントポイントのアクセス権(この場合/dev/fd0)の両方のアクセス権で管理され ます。そのため、どちらか一方のアクセス権において書き込みの権限がない場合は、そ のユーザにおいてマウントポイントへの書き込みができません。 デフォルトでは/dev/fd0のアクセス権が644などに設定されているのでしょう。これは ウィルスの感染経路を断つためでしょうか?理由はともかく、一般ユーザがフロッピー を頻繁に使うのであれば、rootユーザで/dev/fd0のアクセス権を666などに変更すれば 良いのではないでしょうか。 ※実機がないため確認していません。もし誤りを含んでいたらごめんなさい。 |
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投稿日時: 2003-05-27 09:10
解決して何よりです。
/etc/fstab は、mount するときに参照されるファイルですので、 mount しない、mtools (mcopy や mdir の総称) では、使用しません。 #man mtools には /etc/fstab への言及がありませんでした。 ですので、mtools を使う分には、/etc/fstab への記述は必要ありません。 で、デバイスファイルの利用権ですが、 ディストリビューションごとに違うかもしれませんが、 私の手元の Debian (unstable) では、 brw-rw---- 1 root floppy /dev/fd0 (一部省略) のように利用権、所有者情報が設定されています。 #660という状態ですね。おそらくそんなに違わないと思います。 なので、root と floppy グループに属するユーザしか、 もともと /dev/fd0 を使用できないわけです。 #mount は SID root なので、一般ユーザでも実行できるはず。 これの解決には、2つ方法があります。 1.利用権を666にする。 2.floppy グループにユーザを追加する。 このうち1.の方法は「私は」セキュリティレベルが下がると感じるため、 お勧めしません。 というわけで、2.の方法を提案しました。 こんなので疑問の解消になるでしょうか? |
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投稿日時: 2003-05-27 17:31
確かに言われてみれば「/etc/fstab」の
user,users,ownerといったオプションは”マウント” に対する動作の設定なんですね。 m系コマンドがマウントしていないと考えると 私がもった疑問はすぐに解決しました。 皆様ありがとうございました。 |
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