- - PR -
今秋のLinux
1
投稿者 | 投稿内容 |
---|---|
|
投稿日時: 2003-08-30 02:49
Red Hat 10や、Red Hat Enterprise Linux 3(http://www.redhat.com/archives/taroon-beta-list/2003-August/msg00344.html)、Turbolinux 9 Desktop(仮称)など、今年の秋も多くのディストリビューションが販売に向けてベータテストが行われています。
Red Hat Enterprise Linux 3を別格とすれば、デスクトップ用Linuxというのが、今秋のトピックのようです。Red Hat Enterprise Linux 3がSamba-3.0のベータ版を採用していたり、Turbolinux 9がkernel-2.6のテスト版を採用していたりと、興味深い点は多いのですが、メインのキーワードは、デスクトップ用Linuxです。 デスクトップ用Linuxといわれているものは、確かに、だいぶ使えるレベルまできていますが、まだまだ、デフォルト設定のツメが甘いように思います。その一方で、小売店経由による、いわゆる箱売り販売を止めるディストリビューションがあるとも、聞きます。また、市販アプリケーションがサポートしているディストリビューションが、販売終了になっているということも多くなりつつあります。ディストリビューションが販売されていても、ISVが指定しているバージョンのカーネルが既に入手できなくなっているケースもよく見かけます。 猫の目のようにコロコロと新しいディストリビューションが出てくることに、危うさを感じます。独自に開発コミュニティーからソースを入手してシステムを組んでいるので、ディストリビューションなんか関係ないという趣味人なら、気にすることも無いのでしょうが・・・ |
1