- - PR -
OpenLinux 3.1.1について
1
投稿者 | 投稿内容 |
---|---|
|
投稿日時: 2002-02-11 11:26
OpenLinux 3.1.1についてですが、金を払ってまで使えるような出来ではないようです。
1.lessが日本語対応していない。 おかげで、標準状態では、manが文字化けしてくれます。ページャをmoreなどに切り替えればすむ話ですけれど。 2.DevFSやLVMに対応していない。 カタログスペックでは、DevFSやLVMに対応しているといいながら、これらを運用するのに必要なdevfsdとか、pvcreate,lvcreate,vgdisplayなどのコマンド群が同梱されていない。これでは、対応していないも同じです。(lvm-mod.oなら付属しているようですが) 3.netscape-communicatorが正常に動作しない。 起動しようとすると、core吐いて死んでくれます。webminアクセス用に設置されたショートカットから起動すれば、何とか起動できますが、ツールバーが文字化けで判読できません。サイズ変更すると、core吐いて死にますし、文字も化け化けでとても使えたものじゃありません。 4.konquerorが正常に動作しない。 netscape-communicatorからなら、webminについているjavaアプレットが動作するのに、konquerorからだと、ダウンロード中にはなりますが、そこでハングアップします。こちらも、文字化けがあまりにもひどい。コントロールセンターでフォントやエンコーディングを変更すれば、ある程度読めるようになりますが、html文書中に文字コードの種別が明記されていない場合には、どうやっても読めるようにならない場合があります。(この場合でも、netscape-communicatorからなら読めます。) 5.KDEの日本語対応が不完全。 こちらも、文字化けがひどいです。特に、日本語入力のかな変換ウィンドウが化けてしまい、入力中の文字列が確定しない限り読めないという致命的な欠陥があります。調整しないと、英数字のみの文書すら化けて判読できない場合があります。 6.stunnelがまともに動作しない。 標準設定のままでは、spop3,simapは起動こそできますが、ログインできません。 7.impが日本語対応していない。 horde-impが添付していますが、日本語に全く対応していません。言語選択に日本語がありませんし。もちろん、英語や韓国を選んでしまうと、日本語メールは化けてしまって読めません。 8.xemacsが起動しない。 xemacsを起動しようとすると、core吐いて死んでくれます。kterm上でテキストモードで起動すれば、起動することもあります。 結論:今のままでは、日本語のデスクトップ環境で使用しようとは、思わない方がよい。はっきり言ってredhat7.2やturbolinux7のベータ版よりもひどいできです。こんなんなら、OpenLinux 2.3 eServerの方がよっぽど安定していて、まだ使える。技術者の立場で言わせてもらえば、こんなものを売るなんて、詐欺行為にも等しい。バージョンアップするまで購入しないことをお勧めします。 [ メッセージ編集済み 編集者: MyTime 編集日時 2002-02-12 11:42 ] |
1