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1Gbpsのイーサネットの接続にカテゴリ5e以下のケーブルを使うとどうなりますか?
投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2006-07-07 01:00
なぜか誰も突っ込まないけど、通常使用されている100MbpsのEther(100BASE-TX)には
カテゴリ5のケーブルが必要です。 カテゴリ3を使える100Mbpsの規格はありますが、世の中に出回った製品はありません。 (100VG-AnyLANだけは少数が出荷されたんだっけ?) 現に100Mbpsで使用しているなら、カテゴリ5ではないでしょうか。 経験的には、カテゴリ5のケーブルを1000BASE-Tに流用するのは、わりと平気です。 12時間フルレートでフレームを流し続けてパケットロスしない確認とか、パスします。 (ケーブル長は2〜5メートルですけど) ただし、本当に低品位のケーブルを使った場合は、ごく短距離でもまったくダメです。 筐体内の配線で15cmほどだから大丈夫だろうと思って、ツイストしていない平行線でつないだ ことがあります。100Mbpsでしたが、相性の悪いハブとの組み合わせだとエラーレートが10%を 超えていました・・・(笑) |
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投稿日時: 2006-07-07 09:25
>(100VG-AnyLANだけは少数が出荷されたんだっけ?)
出てましたよ。 少数というよりは覇権を争う感じで100base-TXと競ってましたが いかんせん初期はどちらも値段が高いのですぐに買えるという代物では ありませんでしたし、HPとかNECとかメルコなどが出してましたが それらの会社も100base-TX機器を出していたので目立ちさも半分でしたが。 |
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投稿日時: 2006-07-10 16:15
ご質問の件、カテゴリ3でギガビットイーサはかなり無理があると思います。
ところで、池球さんと隣の方の「主張」にいくつか誤解があるようですので若干ご説明をしたいと思います。 IEEE802.3に定められた規格上の数値で言うと、 10BASE-T(10Mbps) カテゴリ3以上 100m 100BASE-TX(100Mbps) カテゴリ5以上 100m 1000BASE-T(1000Mbps) カテゴリ5以上 100m となります。 これを満たさない範囲では、通信性能の一切を「保証」していません。 (規格上の決め事なので悪しからず。) 1000BASE-Tでカテゴリー5e以上と書いてある資料があるとすれば、「その方が望ましい」と理解するのが正解です。1000BASE-Tの規格が正式採択される過程のドラフトで5e以上となっていた記憶もあるのですが、そのあたりの話が混同して残ってしまっているのかもしれませんね。なお、製品をあまり見かけませんが1000BASE-TXというカテゴリ6以上で使える規格もあります。 http://grouper.ieee.org/groups/802/3/index.html ケーブルの特性ですが、カテゴリ5よりも5e、5eよりも6の方が距離あたりの信号レベルの減衰や漏話などの諸特性値について、100BASE-TXや1000BASE-Tで規格上求めている最低限の数値からのマージンが大きいので、より有利ということになります。 実際、ケーブルを敷設する際に、曲げたり、多数のケーブルを緊縛したりすることでケーブル性能は劣化しますし、周囲温度20度より極端に温度が高い(低い)ところも性能にはマイナスです。従って、マージンが大きいケーブルのほうが、施工方法や敷設環境に自由度が出ると言い換えることができるかもしれません。 また、伝送周波数についても触れられているようですが、 カテゴリ3 16MHz カテゴリ5 100MHz カテゴリ5e 100MHz カテゴリ6 250MHz というのが、やはり規格上の値です。 お隣さんの主張を拝見すると、伝送周波数のMHzと通信速度のbpsの概念を混同しておられるようですが、例えば、カテゴリ5で100MHzの伝送周波数で1対あたり250Mbpsの通信性能を出せるのは、符号化方式の工夫です。決して「250MHz必要」な訳ではありません。250MHz必要なのであれば、カテゴリ6以上でないと1000BASE-Tの通信ができないことになってしまいます。詳しくはhttp://itpro.nikkeibp.co.jp/members/NNW/NETPOINT/20031021/4/ をご参照ください。 |
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投稿日時: 2006-07-10 21:31
こんにちは
カテゴリ3の場合2対4芯のみしか、まともに配線されていない場合もあるのでお勧めできませんよ。 @ITにも参考記事がありましたよ。 http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tanpatsu/02cable/cable1.html |