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Ethernet全二重でコリジョンが発生しない、って本当ですか?
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投稿日時: 2007-07-12 09:36
少しだけ補足。
コリジョンは送信の衝突であってますよ。 現在主流のUTP(LANケーブル)を思い出して下さい。 PC、HUBといった通信機器を1対1で接続していますよね? 全二重の場合、送信と受信が別々のケーブルでそれぞれ独立して行われます。 ちょうど電話の受話器と同じことで、双方が同時に送信しても通信が可能に なる理屈です。 # コリジョンはUTP以前のケーブル10base5とか10base2とかの同軸ケーブルを # 使ったバス形配線時代の名残です。 # 10baseT、100baseTXになってもその時代の名残で半二重がサポートされて # いるだけです。
通常、インテリジェントHUBとはSNMP対応している機器のことを指します。 全二重をサポートするSW-HUBでもSNMP非対応のものはインテリジェントSW とは言いません。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2007-07-12 22:44
そうですね、、名残惜しいので、もう少し。(笑)
コリジョンが定義された頃のNICとメディアは、こんな感じですか。 メディアは10Base5や10Base2などの同軸ケーブル(芯線+シールド)です。 PHYは、データリンク層を担当します。 TRはトランシーバチップで、物理層を担当します。 メディアとトランシーバ間は、信号線が1本(+アース)なので、 トランシーバが、送信と受信を適時に切り替えながら、動作しています。 この方式では、コリジョンが定義され、回避動作が必要なことがわかります。 メディアがUTPになってくると、以下のようです。
こんな感じでしょうか。TRを何とかしたくなってきます。
めでたく全二重の登場となり、それまでの方式は、半二重と呼ばれることになります。 _________________ _福田太郎_ |