- - PR -
広域イーサネットでのタグVLAN使用について
1
投稿者 | 投稿内容 | ||||
---|---|---|---|---|---|
|
投稿日時: 2005-04-12 10:31
広域イーサネットでのタグVLAN使用について悩んでおります。
もしお分かりになる方がいらっしゃいましたらお助け下さい。 タグVLAN対応のL3スイッチ(またはルータ)を使って、広域イーサネットで 繋がれた2拠点を接続しようとしています。 拠点と部署名を仮に下記としたとき、 A拠点: 総務部、営業部 B拠点: 総務部、営業部 A-B拠点の総務部同士は通信可能、営業部同士は通信可能、総務部と営業部 は通信しないようにしたいと思っています。 広域イーサネットはタグVLAN(IEEE802.1Q)を透過するとの事なので、L3 スイッチのLANの設定で総務部をVLANグループ1、営業部をVLANグループ2 と設定して、拠点間をレイヤー2で通信すれば実現できると思いますが、 広域イーサネットの中をブロードキャストが流れることになり、効率が悪く なります。 そこで、A拠点を1セグメント、広域イーサネット(WAN側)を1セグメント、 B拠点を1セグメントとして、レイヤー3で通信しながらも、タグVLANを活用 したい。このような運用は可能でしょうか? | ||||
|
投稿日時: 2005-04-12 18:57
記載されている構成では、それなりの設定をしないと
ルーティングできないような気がします。 拠点間でIPアドレス帯域が同じということは、ルータはどのIPアドレスが どちらの拠点にあるのか知らない、ということになりますよね? どのIPアドレスがどちらの拠点にあるのかを明示的に設定する、とか どのインタフェースから入ってきたパケットはどちらに流す、とか 機器によってはできなくはないですが、あまり現実的ではないかと。 混乱を避けるためにセグメントとVLANの範囲を一致させるのが 一般的だと(私は)思います。 というわけで、私が設計するとすると、 ・A拠点の総務部を1セグメント ・A拠点の営業部を1セグメント ・B拠点の総務部を1セグメント ・B拠点の営業部を1セグメント ・WANを1セグメント と分けて、A拠点とB拠点の同じ部同士のみの通信を許可するよう ルータなりL3スイッチなりでフィルタリングし、 配下のL2スイッチは共用できるようセグメントごとにVLANを分ける、ということを考えます。 けっこう素直な設計かなという気がするのですが、問題ありそうでしょうか。 [ メッセージ編集済み 編集者: komey 編集日時 2005-04-12 18:59 ] | ||||
|
投稿日時: 2005-04-13 12:46
こんにちわ。
[QUOTE/]そこで、A拠点を1セグメント、広域イーサネット(WAN側)を1セグメント、 B拠点を1セグメントとして、レイヤー3で通信しながらも、タグVLANを活用 したい。このような運用は可能でしょうか? [/QUOTE] 無理でしょう。 タグVLANを通すインターフェイスにはIPアドレスは設定出来ません。 単なる土管みたいなものです。 komeyさんの言われる通りの構成が普通だと思います。 どうしてもこの構成で組む場合は、ルータでネットワークのサブネットマスクの調整 とProxy-arpの処理及びACLを組み合わせれば出来るかもしれません。 実施する際は、しっかりとした検証を行う必要があります。 | ||||
|
投稿日時: 2005-04-13 14:50
いろいろ教えていただき有難うございます。
もやもやしていた部分がすっきりしました。
やはりそうですか。 つまり同一セグメント上でのみタグVLANは有効に働くということですね。 komeyさんの言われる通り、それぞれセグメント分割して、IPフィルタ リングでアクセス制御したいと思います。 |
1