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対向ルータにpingが通らない
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投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2005-04-23 04:19
広域イーサで2拠点を接続するテスト中なのですが、
私が未熟なのか、どうも納得できない現象が起こっています。 (端末A)−(ルータA)−〔広域イーサ網〕−(ルータB)−(端末B) という環境なんですが、 (端末A)からpingを実行したとき、 ルータAの広域イーサ側へはOK。ルータBの広域イーサ側へはNG。となります。 (端末B)からpingを実行したとき、 ルータBの広域イーサ側へはOK。ルータAの広域イーサ側へはNG。となります。 広域イーサなので、ルータA、Bの広域イーサ側アドレスは同じネットワーク なのに、なぜ対向ルータの広域イーサ側へpingが通らないのかわかりません。 ちなみに、端末からではなくルータからpingを打つと、対向ルータへpingは通ります。 今回使用しているルータですが、スタティックルートなどの設定が入っており、 今回の環境に合わせた設定とはなっていませんが、少なくとも今回使用する インターフェイスのIPアドレスはすべて正確に入っていると思います。 となると、今回のテストだとすべてDirectConnectなのでスタティックルートなどの 設定も関係ないかなとも思います。 どなたかわかる方教えていただけますでしょうか。 | ||||
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投稿日時: 2005-04-23 08:04
おはようございます。
ルーティングの設定が足りないと思います。 端末AからルータAの広域側、端末BからルータBの広域側にPingが通るとのことなので、 端末側の設定は問題ないでしょう。 後は、ルータAに端末BのあるルータBのLAN側へのルーティング、 ルータBに端末AのあるルータAのLAN側へのルーティングが必要です。 ルータからPingを実施すると応答があるのは、Pingは通常、目的地に一番近いインターフェイス から実施されるので、今回の場合広域Ethernet側のインターフェイスが使用されている ので、Pingが通っているだけになります。 Pingを実施するときにルータのLAN側インターフェイスを送信元に指定した場合、同じ現象が発生すると思います。 このあたりを確認してみてください。 | ||||
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投稿日時: 2005-04-23 13:42
こんにちわ.
つまりくおん様のご指摘どおり, 端末A -- routerA -- routerB -- 端末B の中で,端末AとBはそれぞれの居場所がわからないけど default はそれぞれ直近の routerAとBに訊きます. でも,routerA は端末Bの場所を, routerB は端末Aの場所を, それぞれ routing table として教えてあげておかないとならないわけです. 端末AとBがそれぞれ直近の router の WAN 側まで ping が届くのは, default router が「自分の interface だから居場所がわかる」わけです. | ||||
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投稿日時: 2005-04-23 18:52
くおんさん、kazさん、こんにちは。
返信ありがとうございます。 例えば、 (端末A:192.168.10.10)--(192.168.10.1:routerA:10.100.10.1)--WAN-- (10.100.10.2:routerB:192.168.20.1)--(192.168.20.10:端末B) ※ネットマスクは/24。 というアドレスだったとします、 この場合routerAは自分が直結されている192.168.10.0と10.100.10.0のネットワーク はもともと知っているので、192.168.10.0と10.100.10.0間のルーティングテーブルは ルータ内で自動で作成され、無条件にpingが通ると思っていました。 つまり今回の場合、端末Aからのpingで、10.100.10.1にはpingが通るのに同じネット ワーク内にある10.100.10.2にはpingが通らないのはどういうことなのかと悩んでしま いました。やはりこれは認識違いなのでしょうか? 確かに、端末Aから端末Bまでpingを通そうとすると個別にルータにルーティングの 設定が必要になるのはわかるのですが。。 | ||||
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投稿日時: 2005-04-23 21:09
10.100.10.1 は routerA ですよね? だから「端末Aはどこにあるのか?」に答えを出せます. なぜなら自分の知っている network に存在するので. では 10.100.10.2 は? routerB は端末Bの存在する 192.168.10.0/24 を知っていますか? つまり,喋りかけた端末Aに対して, 喋りかけられたそれぞれの router は 「端末Aはどこにいるのか?」を判断しようとします. そのときに「端末Aはここにいる」と判断できれば答えを返します. が,「どこにいるかわからない」場合は答えようがありません. その判断のよりどころが routing table なわけです. ちなみに,routerA の routing table には 192.168.10.0/24 はあると思いますが, routerB の routing table には無いと思います. ここで routerB の default gateway が routerA を向いていれば, 「わからないから全部 routerA に答えを返す」ことで解決できる場合もあります. 以上,ご参考までに. | ||||
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投稿日時: 2005-04-23 23:40
kazさん、こんばんは。
わかりやすい説明ありがとうございます。 理解できました。 そうですね。現状、ルータBは確かに端末Aの場所はわからないです。 逆に、ルータAも端末Bの場所はわからないです。 端末からルータへping要求は到達しても、応答を返せなかったということですね。 kazさん、くおんさんとも先の返信でそれを言っておられたのがわかりました。 ルーティングの基本的なところですね。まったくお恥ずかしい話です。 ありがとうございました。 |
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