- - PR -
WANを統合するときの課題
投稿者 | 投稿内容 | ||||
---|---|---|---|---|---|
|
投稿日時: 2006-06-06 17:00
WANを統合するときの課題についてありましたら
ご教授ください. 個人的には,以下のような事が問題に なると思っております. しかし,あくまでイメージだけで それが本当に難しいのどうかまでは わからないので,アドバイスいただければと思います. ■下記以外でも課題がありましたらあわせて ご教授いただければ幸いです. ・ルーティング情報の書き換え ・アドレス体系の統一 ・古いアドレスから新しいアドレスへの アドレス変換の仕組み | ||||
|
投稿日時: 2006-06-06 18:37
こんにちは
どんなWANモデルから、どう統合するのか良くわからないのですが、作業ベースで課題というか気になる点を考えると。 一番問題なのは、WANの開通タイミングと、機器の準備(設定含む)。 旧WANの解約タイミングあたりではないかと思うのですが。 まさか、既存WANに対して、新しい設計をそのまま上書きとか考えてますか? もしそうだとしたら、2〜3拠点間の小規模WANならそれでも良いでしょうが、何かのミスでつながらなくなったときの業務への影響は問題ないのでしょうか? 私なりに考える課題は 作業を行うのは人間なので、ミスが絶対ないとは限らないので、ミスの発生率が限りなく少なくなる努力を怠らない。 問題が発生しても、いかにして現状の業務に影響を与えないようにするか、万策を尽くす。 あたりでしょうか。 ネットワークの変更なんて、管理者にとっては大事ですが、ネットワークの利用者にとってははた迷惑な作業だったりします。 「何でつながらなくなったんだ!今すぐ戻せ!」 とか、平気で言われますからね。 そうではなくて、どんなことを決めなければいけないかという意味の課題であれば、 ・ルーティングプロトコルは何にするの? ・負荷のかかるルータの性能は足りてる? ・ネットワークセグメントの追加要件の発生に耐えられるハードスペック&アドレス設計になってる? くらいしか思いつきません。 | ||||
|
投稿日時: 2006-06-07 00:19
こんばんわ.
最初のはともかく,2つ目は「全部再設計」くらいの勢いになると思いますが? 3つ目は Service によっては通信できないと思います. まず「どんな WAN 環境を作りたいのか?」が先ではないでしょうか? | ||||
|
投稿日時: 2006-06-07 08:33
やっぱり将来性(拡張性、柔軟性)のあるネットワークですね。
「今(いま)」的な発想で設計すると後々しっぺ返しくらうかもしれません。 ※今的・・・今は業務がこうだから、今はこうなっているから、とか | ||||
|
投稿日時: 2006-06-07 13:18
皆様,アドバイスありがとうございます
>作業を行うのは人間なので、ミスが絶対ないとは限らないので、ミスの発生率が限りな>く少なくなる努力を怠らない。 >問題が発生しても、いかにして現状の業務に影響を与えないようにするか、万策を尽く>す。 人為的ミスによるネットワーク切り替えのミスを防止するために、 システム開発の現場では,どのような対策をとるのでしょうか? 例えば,サービス環境と同じ環境で,リハーサルを実施して ネットワークを切り替えても影響がないことを 十分に試験してから切り替える. その他,考えられることは, ネットワーク切り替えの自動化や ルーティングテーブルの書き換えなど 移行作業の自動化を図ったりするのでしょうか? そういった事は可能でしょうか? どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら ご教授ください. | ||||
|
投稿日時: 2006-06-08 10:34
説明の補足です.
サービス開始前のネットワークの切り替えや移行を スムーズに行うために, 基本設計工程のネットワーク設計で行っておく事のポイントが ありましたらご教授ください. | ||||
|
投稿日時: 2006-06-08 12:00
こんにちは。
まずは「現状分析」が必須です。 また基本的な考え方ですが、「切替」というよりは「新設&移行」と考えた方が リスクを少なくできると思われます。 ざっくり思い当たるだけでも、 1.業務で継続利用が必要なサービスの洗い出し 1-1 業務AP中、特殊な通信(IPアドレス決め打ち等)をしているものの 有無等 1-2 TCP/IP以外の通信プロトコールを使用しているAPの有無 → 切替えの障害になりそうなAPの対応方法までは書きませんが、将来に 禍根を残すことのない様な対応は必要です。 2.統合するネットワークそれぞれの構成 2-1 セキュリティ等の観点からセグメント分割されているゾーンの有無 2-2 クライアントPCのアドレス管理方法(DHCPor固定IPアドレス) は最低限必要です。もちろん上記以外にもありますが、割愛します。 類似した案件の対応経験からのアドバイスですが、移行手順はおおむね下記 のようにしました。 1.現状分析 2.新WANの敷設 → 旧WANはそのままで、新WANを追加します。 3.業務AP単位で新WAN上での動作確認 → サーバに複数のLANポートが実装されているものが多かったため、新旧 ネットワークに同時に接続。 4.クライアント側の切替え手順作成・切替実施 → 上手く動作できない場合は旧環境で動作させることを考慮したが、実際 には1〜3で十分調査・検証していたため、なんとか切替え成功。 5.旧WANの停止、解約 参考になれば幸いです。 なお、自社だけで対応困難と判断したら、ネットワーク系SIベンダの協力を仰い で下さい。 | ||||
|
投稿日時: 2006-06-08 21:29
こんにちは
> 人為的ミスによるネットワーク切り替えのミスを防止するために、 > システム開発の現場では,どのような対策をとるのでしょうか? 作業手順書、作業チェックシートは当然のことですが、作業後に何を確認するか、どうなっていれば正しく設定されているかを確認するための準備が必要ですね。 一番いいのは、作業期間中はWAN回線を2重に持つことです。 ネットワークに問題が無いことを確認したら、あとは各LANの中を個別に設定するしかないでしょうね。 DHCPが動作しているなら、割り振るアドレスを変更しなきゃいけない可能性なんかもありますし。 BackDoorさんの仰っている「現状分析」についてですが、 ・固定IPを持っているもの についても、調査しておく必要があると思います。 従来のWAN越しにアクセスしている何らかのサーバーがあれば、そのアドレスも変えなきゃいけないことになると思いますから。 「固定IPを持っているもの」が指しているのは、設定されているIPだけではありません。 DNS等のIPアドレスとホストの関係を対応付けているものや、DHCPのようにアドレスを割り振るものも当然設定を変更する必要性があるかもしれません。 DNSなんかは変更ではなく、別のものを新規に構築するほうが良いと思いますが。 (そうじゃないと動作確認が出来ないし) > その他,考えられることは, > ネットワーク切り替えの自動化や > ルーティングテーブルの書き換えなど > 移行作業の自動化を図ったりするのでしょうか? > そういった事は可能でしょうか? 機材次第じゃないんですか? 自動化して正しく書き換えられたら良いですが、人の手作業でやらないと、問題が発生したときに対応できませんよ? > どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら > ご教授ください. 正直言って、知識や経験のない人が集まって、問題なく作業を完了することなんて出来ない分野の作業です。 (知識があったって、色々と問題は起きやすいのがネットワークですから) もし該当していて、仕事を断ることが出来るなら、断ったほうが無難です。 掲示板程度で見聞きしている程度の知識ではお話にならないと思いますよ。 BackDoorさんの仰っている > なお、自社だけで対応困難と判断したら、ネットワーク系SIベンダの協力を仰い > で下さい。 も、とても重要なことだと思います。 |