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パケット交換方式とフレームリレーの違いについて

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投稿者投稿内容
banboo
大ベテラン
会議室デビュー日: 2003/12/05
投稿数: 210
投稿日時: 2006-08-16 10:25
パケット交換方式とフレームリレーの違いについて質問がございます.

フレームリレーでは,転送エラーを発見すると,フレームを破棄すると
認識しております.
一方,パケット交換方式では,パケットの再送要求を行うと認識しております.

■例えば,パケット2が受信側に届かなかった場合,
フレームリレーでは,フレームを破棄する.そして,
パケット3を受信することなく,そこで通信がストップするという
ことでしょうか?
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら御教授下さい.

パケット1 |---------------->○

パケット2 |---------------->×

パケット3 |---------------->?
BackDoor
ぬし
会議室デビュー日: 2006/02/20
投稿数: 831
投稿日時: 2006-08-16 19:18
こんにちは。いつも熱心ですね。

>パケット交換方式とフレームリレーの違いについて質問がございます.

はっきり言って説明が難しいです。
なにせフレームリレー(以下FRと略す)はパケット交換の一方式ですので、
違いと言ってもどう説明すれば良いものか悩みますね。

引用:

banbooさんの書き込み (2006-08-16 10:25) より:

フレームリレーでは,転送エラーを発見すると,フレームを破棄すると
認識しております.
一方,パケット交換方式では,パケットの再送要求を行うと認識しております.

■例えば,パケット2が受信側に届かなかった場合,
フレームリレーでは,フレームを破棄する.そして,
パケット3を受信することなく,そこで通信がストップするという
ことでしょうか?

パケット1 |---------------->○

パケット2 |---------------->×

パケット3 |---------------->?


わかりにくいかも知れませんが、私の認識で説明してみます。
→ 不正確な部分は他の識者が訂正・補足して頂けると思います。

>フレームリレーでは,転送エラーを発見すると,フレームを破棄すると
>認識しております.

この部分ですが、FR交換機の設定によると思われます。
→ 「転送エラー→再送要求」も設定上は可能だと思います。
  「転送エラー→フレーム破棄」はキャリア(通信事業者)のサービス
  の規定値ではないでしょうか?

一般企業でFR交換機まで自営するケースはほとんど無いので、通常キャリアの
FRサービスを利用しますが、この時の通信機器構成は下記のようになります。

ルータ1−−−FR交換機1−−−FR交換機2−−−ルータ2
注)途中のDSU,TA等は省略しました。

ルータ間のパケット通信方式は、FRサービス利用企業のルータの設定に従い
ます。

banboo様が例に挙げたケースでは、「ルータ1→ルータ2」の通信は下記の
動きになると思われます。

パケット1:正常にルータ2に届く
パケット2:FR交換機2でフレーム廃棄され、ルータ2に届かない
パケット3:正常にルータ2に届く
以降はルータの設定に因りますが、通常はパケット2以降の再送要求を出す
ので、通信自体は問題なく行える・・・はずだと思います。
Wind
ベテラン
会議室デビュー日: 2004/11/10
投稿数: 73
投稿日時: 2006-08-17 10:34
おはようございます。

>パケット交換方式とフレームリレーの違いについて質問がございます.
ここでいうパケット交換方式とはX.25及びHDLCの事でいいですか?
X.25(HDLC)である前提で、以下記載します。

# 識者の方々、嘘書いてた場合は訂正ください。

まずはフレームリレー(FR)の生い立ちをお調べください。そうすれば、X.25から誤り制御やフロー制御などの手順を簡略化した、データリンク層のプロトコルである事が判ると思います。

# データリンク層のフレームを転送(リレー)するからフレームリレーなわけですが。

X.25はネットワーク層のプロトコルであり、データリンク層はHDLCが担当します。
つまり、X.25におけるEnd-to-Endのエラー制御はネットワーク層で行っている事になり(HDLCにおいてもCRCによるエラー制御は行っていますが、あくまでノード⇔パケット交換網間です)、FRにおいては規定されていないレイヤーでエラー制御を行っている事になります。

という事はどういうことかというと、FRにおいてフレームが(CIR等の理由で)網内で破棄されたとしても、Node側でフレームが破棄された事を知る事はできません。
破棄された事を検知できない訳ですから、再送もありません(データリンク層でいえば、ですが)。
ですので、提示された例でいうと(パケットではなくフレームですが)BackDoor様提示のようにフレームの2が届かなかったとしても、フレームの3は届く事になります。

翻って、FRにおけるエラー制御はどうするかというと、上位レイヤーのプロトコル(身近な例でいえばTCP/IP)に依存する事になります。
FR網上でフレームが破棄され、TCP/IP上でエラーを検出した場合、TCP/IPでの手順に則って再送要求が行われます。ですので、結果としてはFR上でのエラー制御も行われる、という形になるかと。

# 本当にたまにでいいので、OSI7階層モデルの事も思い出してやってください。

遥か彼方の記憶なので間違ってるかもしれません。
ご自分で調べて裏を取ってください。
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