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無線LAN(802.11b)のチャンネル干渉について

投稿者投稿内容
こう
会議室デビュー日: 2006/11/30
投稿数: 6
投稿日時: 2007-07-26 16:17
無線LAN(802.11b)のチャンネル干渉について

無線LAN(802.11b)の構築で問題が発生しており、
投稿させて頂きました。
普段は有線LANのNW構築をしていますが、ある無線の案件の担当者と
して、問題を抱えております。

はっきりとした原因は分からないところなのですが、
考えられる原因の一つとしてとしてチャンネルの干渉があります。

現在、構築してた場所はアクセスポイント(以下AP)4台
で1ch、6ch、11ch、14chを使用しています。
このチャンネルの使用方法については問題ないと思いますがが、
この場所の近くに、既に他のシステムで802.11bの無線LANがあり、
無線レベルを調査した結果、微弱ながらも電波が届いているようです。
無線調査端末(AirMagnet)で-95dB〜-100dBで14chや1chの無線を検地
します。

ここで質問なのですが、この微弱な無線レベルでも無線が届きさえすれば
干渉は起こるものなのでしょうか?

例えば、
@同じチャンネルを使用するAPが2台あり、その中間地点でどちらも
微弱ながらも無線が届くエリアが被れば、干渉により問題が発生するので
しょうか?

Aそれとも、無線に干渉が起きて通信に問題が発生するのは、片方のAPの無線が
もう片方のAP設置場所まで届いてしまう時に問題が発生するのでしょうか?

Bまた、微弱な無線レベルなら無線範囲に重なるところがあっても、問題は
起きないこともあるでしょうか?

Cそもそも無線の干渉が発生したときは、通信に不具合が出ること(例えば
繋がりにくい、途中で切れる等は分かりますが)どのようなメカニズムで
どのような減少が発生するのでしょうか?


以上、質問だらけで申し訳ありません。
経験者の方、ご教授ください。


BackDoor
ぬし
会議室デビュー日: 2006/02/20
投稿数: 831
投稿日時: 2007-07-26 16:42
こんにちは。

企業内の無線LAN環境はAP数が多くなると煩雑なので嫌いです。
干渉の影響等はこちらの解説を眺めて下さい。

電波干渉に関してはAPの取付け位置を調整したり、電波強度を測定したりとかなり
大変です。
個人的にはAP台数が多くなる場合、電波干渉を避けるために異なる規格の製品を
採用することもアリだと考えます。
KYO
ベテラン
会議室デビュー日: 2005/09/08
投稿数: 52
投稿日時: 2007-07-26 21:46
こんばんわ。

===
普段は有線LANのNW構築をしていますが、ある無線の案件の担当者と
して、問題を抱えております。

はっきりとした原因は分からないところなのですが、
考えられる原因の一つとしてとしてチャンネルの干渉があります。
===
この問題というのはIEEE802.11bの同チャネルAPの干渉を受けて、
何かしらの影響があったので原因を探りたいと言う事でしょうか。
それとも、同チャネルのAPが近くにあるので影響を知りたいということでしょうか。

SN比が-95dB〜-100dBであれば、電波干渉はあると思いますが
それほど気にされる程でもないかなと感じます。
SSIDが同じだとしても、その電波強度であればローミングで
その同チャネルのRogueAPにつながる事は無いと思いますよ。
基本的にクライアントは強い電波強度のほうと接続しますので。
ただ、無線クライアントが移動してRogueAPの電波強度が強くなり、
SSIDが同じだとローミングして接続する可能性があるかもしれません。
この場合セグメントが同じだと通信できますが、セグメントが違えばAPと
接続はしていても通信できない事象がおこりますので注意してください。
クライアントの台数が少ないようであれば、Mac認証をするのも
ありだと思います。

無線の専門家ではないのでこれぐらいしか言えないのですが、
上下階の複数フロアで無線NWを組むと、構築後のサイトサーベイで
現在いるフロア外の無線をその数値で拾う事はざらでした。
-95dB〜-100dBより強いようであれば、調整が必要かもしれません。

あとはBackDoor様のおっしゃるように、IEEE802.11a等での
構築が可能であれば、そちらのほうが無難です。。。

電波干渉が通信に具体的にどのような影響を及ぼすのかは、
よく知りません(ぉ
あっても遅延ぐらいかなぁと・・。

AutoRF機能がついているAPだと、RogueAPを検知した際に
干渉を抑えるために電波強度を自動で調整したりはしますけどね。

[ メッセージ編集済み 編集者: KYO 編集日時 2007-07-26 21:54 ]
kouji
会議室デビュー日: 2007/04/01
投稿数: 4
投稿日時: 2007-07-30 13:21
BackDoorさん、KYOさん
返信ありがとうございます。

>この問題というのはIEEE802.11bの同チャネルAPの干渉を受けて、
>何かしらの影響があったので原因を探りたいと言う事でしょうか。
>それとも、同チャネルのAPが近くにあるので影響を知りたいということでしょうか。

今回投稿させていただいたのは
構築した無線LAN環境でお客様の通信に不具合が発生していると
申告があり、調査した結果、別のシステムの無線を低レベルながら
検知している為、原因として干渉の可能性もあるかと思い前回の投稿
しました。干渉が発生しているかどうかは現在分かりません。

>SN比が-95dB〜-100dBであれば、電波干渉はあると思いますが
>それほど気にされる程でもないかなと感じます。

レベルが低ければ、気にしなくでよいかどうかも判断ができません
でした。
そして、電波の干渉とは具体的にどのような時に、どのような
メカニズムで、どのように接続端末に影響するのか、詳しい方に
ご教授いただきたいと思っていました。

>電波干渉を避けるために異なる規格の製品を 採用することもアリだと考えます。

ご指摘のあった無線規格ですが、お客様端末は802.11bのみという
条件があります。
また、こちらの無線が他のシステムに影響を与えないように、APの
無線レベルは最低に設定しています。
ただ、Ping・FTP試験などでは通信は出来ています。

>SSIDが同じだとしても、その電波強度であればローミングで
>その同チャネルのRogueAPにつながる事は無いと思いますよ。
>基本的にクライアントは強い電波強度のほうと接続しますので。
>ただ、無線クライアントが移動してRogueAPの電波強度が強くなり、
>SSIDが同じだとローミングして接続する可能性があるかもしれません。
>この場合セグメントが同じだと通信できますが、セグメントが違えばAPと
>接続はしていても通信できない事象がおこりますので注意してください。
>クライアントの台数が少ないようであれば、Mac認証をするのも
>ありだと思います。


検知している別システムの無線APですが、ESSIDが別ですので、そこに
繋がる(繋げられる)ことはないですし、こちらのシステムではMAC認証
も行なっており、セキュリティの部分での心配はないと思っています。

また、不具合の原因として、今回の構築場所は人が多く集まる場所である為、
人が多くなった場合に無線が影響されてしまうということもあるかもしれません。
(構築は夜間に行い、試験時も人はまったくいない状態でした。)

以上、よろしくお願いします。

BackDoor
ぬし
会議室デビュー日: 2006/02/20
投稿数: 831
投稿日時: 2007-07-30 14:03
電波と同様に状況が良く見えません。

引用:
koujiさんの書き込み (2007-07-30 13:21) より:

返信ありがとうございます。

また、不具合の原因として、今回の構築場所は人が多く集まる場所である為、
人が多くなった場合に無線が影響されてしまうということもあるかもしれません。
(構築は夜間に行い、試験時も人はまったくいない状態でした。)


当初の質問は無線LANの電波干渉に関する内容でしたよね?
直接回答でなく、参考URLを紹介しただけでしたが、不足でしたでしょうか?
# もし具体的に問題(障害)となっている現象が発生しているならば、その情報を
# 開示して頂く必要がありそうに思えます。

但し、情報開示して頂いた場合でも電波は不可視なので障害調査には専用の「無線LANアナライザ」
が必要になります。
# 調査は結構大変ですので、覚悟して下さい。


一応書き添えますが、@IT利用規約の第2条に
>5 メンバー登録は、利用者1人につき1件に限ります。
と明記されていますので、複数ハンドルは規約違反です。
KYO
ベテラン
会議室デビュー日: 2005/09/08
投稿数: 52
投稿日時: 2007-07-30 21:02
こんばんわ。

大変そうですね。。
無線の専門家ではないのですが、構築した経験から。。

===
そして、電波の干渉とは具体的にどのような時に、どのような
メカニズムで、どのように接続端末に影響するのか、詳しい方に
ご教授いただきたいと思っていました。
===
電波干渉は大前提として、同周波数帯の電波が重なり合う箇所で起こります。
メカニズムはWWWに落ちてますので、探してください。(総務省の会議議事録等。)
電波干渉箇所での影響として、SN比が安定しない事が一番大きいと思います。
(NICやサプリカントによって電波の捕まえ方は全く違いますが。。)

SN比が安定しない事での通信影響として、通信速度の低下や通信断が起こります。
IEEE802.11bだと干渉電波は多いですし(某ポータブルゲーム機やホットスポット等の
外からも当り前のように来ます)、常に11Mbpsで接続しているわけではありません
ので、干渉によるSN比の低下でPingレベルの通信が出来ない事も多々あります。
TCPのアプリが動いているなら、瞬断によるリトライが多発して
アプリが動かないとかも想定されますが。。

===
今回投稿させていただいたのは
構築した無線LAN環境でお客様の通信に不具合が発生していると
申告があり、調査した結果、別のシステムの無線を低レベルながら
検知している為、原因として干渉の可能性もあるかと思い前回の投稿
しました。干渉が発生しているかどうかは現在分かりません。
===
調査した結果として、通信にどのような不具合があったのでしょう。
不具合という言葉をよく使われていますが、何にどんな不具合があったのか
まったくわかりません。
SN比を参考にすると干渉は無いと思い、SSIDが同じでRogueAPに繋がって
通信ができない、、とかの不具合を疑ったのですが、それはないようですね。

===
また、こちらの無線が他のシステムに影響を与えないように、APの
無線レベルは最低に設定しています。
ただ、Ping・FTP試験などでは通信は出来ています。
===
APの電波強度が少し気になりますが、エリアがカバーされていれば
問題ないと思います、、、
Ping、FTP通信ができているのであれば(当然、ユーザ申告と同条件だと思いますが)、
電波干渉では無いのでは。
SEにもよりますが、-75db↑であれば干渉を疑ってもいいと思います<個人的に

どんな"不具合"かわかりませんが、BackDoor様のおっしゃるように
私も無線アナライザでキャプチャしたほうがいいと思いますよ。
暗号化してるかと思いますが、Openなどの平文で流してパケット見たら
原因個所の特定ができるかと。。めんどくさいですけどね。

無線は見えないので、ほんと性質が悪いですよ。
前はこんな電波干渉もあったかと思いますが、、
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/kotowari03/01.html

いまだと、P$ΡとかD$とか・・。

[ メッセージ編集済み 編集者: KYO 編集日時 2007-07-30 21:15 ]
mukasa
会議室デビュー日: 2007/08/01
投稿数: 2
投稿日時: 2007-08-01 16:56
現在私も、無線LAN関連の構築をしているので、
トラブルが起きる前に情報収集中なのですが、
AirMagnetを利用して調査されているのですよね、
AirMagnet Spectrum Analyzerの干渉源検知機能では、
どう診断されていますでしょうか?
パケット通信のスニフと同時に、原因調査ができるのが
売りだったと思うので、一度ご確認ください。

KYO
ベテラン
会議室デビュー日: 2005/09/08
投稿数: 52
投稿日時: 2007-08-02 00:02
こんばんわ。

>mukasa様
誰にどのような意図でおっしゃっているのか、いまいち内容が汲み取れませんが・・。
そのサーベイツールはそんなにいいですか?

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)