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1Gb 光回線の実効速度を計測する方法
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投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2007-08-24 16:47
1Gb の光回線を導入しました。
回線の両端に、1Gb 対応 NIC を搭載した Windows XP の PC を設置しました。 「ローカル エリア接続の状態」では、「1.0 Gbps」と表示されています。 ・概略図 PC1--[MC]==[MC]--PC2 -- : CAT6 ケーブル == : 光ケーブル [MC] : メディア コンバータ ここで、以下の項目を確認したいと思います。 ・本当に 1Gb/s の回線なのか、もしくは 1Gb/s の速度 で通信できるか。 ・実際、何 Gbit で通信できるか。 以下はこれまでに確認した内容です。 1) 「NetMi」を使用して確認 UDP パケットで確認しました 平均送信速度 160Mbps、平均受信速度 9.7Kbps した 2) 「ttcp」を使用して確認 以下の記事を参考して計測しました http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/348ttcp/ttcp.html 結果は以下のとおりです c:\\>ttcp -t -n131072 192.168.0.2 ttcp-t: local 192.168.0.1 -> remote 192.168.0.2 ttcp-t: buflen=8192, nbuf=131072, align=16384/+0, port=5001 tcp -> 192.168.0.2 ttcp-t: done sending, nbuf = -1 ttcp-t: 1073741824 bytes in 26910 real milliseconds = 38966 KB/sec ttcp-t: 131072 I/O calls, msec/call = 0, calls/sec = 4870, bytes / call = 8192 ※ "-n131072" は 1073741824(=1GB)/8192 です。 3) ftp で 1GB のファイルを転送して確認 同様に以下の記事を参考にし確認しました http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/427ftpperf/ftpperf.html 結果は以下のとおりです ftp> get 1gb.dum nul 200 PORT command successful. 150 Opening BINARY mode data connection for 1gb.dum(1073741824 bytes). 226 Transfer complete. ftp: 1073741824 bytes received in 92.39Seconds 11621.84Kbytes/sec. いずれの結果も 1Gbit/s には程遠いのですが 測定方法が間違っていますでしょうか? また ほかに有用なツールや測定方法などご存知でしたら 情報をお願いします よろしくお願いします | ||||
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投稿日時: 2007-08-24 17:04
こんにちは。
実測に使用するPCの能力に左右される部分が大きいです。 上記の構成を PC1----PC2 にして同様の測定を行なって見て下さい。 # なんとなく光ケーブルの部分がボトルネックになっているようには思えないのですが。 編集:以下のコメントを追加 回答を読み返したら全く言葉足らずだったと反省しました。 「光回線の実効速度を計測」に光ケーブルを除いた測定を依頼した理由ですが、 前の実測値とほとんど変化が無いだろうという推測を含んでいます。 伝えたい内容は「相談内容の測定結果で実効速度が出ていない理由は光ケーブルが 原因ではなく、測定に使用したPCが原因と思われる」ということです。 [ メッセージ編集済み 編集者: BackDoor 編集日時 2007-08-24 21:29 ] | ||||
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投稿日時: 2007-08-25 00:54
こんばんわ。
ギガNICでのUDPスループットはありえないぐらい低いので、 何かがボトルネックになっているのは容易に想像できると思います。 そういう時は大概レイヤ1の何かだろうとは思うのですが・・・。 測定方法はそれだけやれば間違いないと思いますよ。 切り分けとしては、Cat6クロスのPC直結でどうなるかが気になります。 あと、Cat6クロスは市販品でしょうか。 Cat6の作成はある程度シビアなんで、スループットはTPケーブルの品質も絡んできます。 市販品だとメーカーチェックがあるので大丈夫だとは思うのですが、 FLUKE等で確認するのも切り分けになるかも、、、 NICも疑うところがあるのかもしれません。 ストレートTPのAuto MDIXだとしても、そこまでのボトルネックがあるとは 考えられないと思います。 メディコンが入っているので、TPケーブルの距離が100M超えてるとかは ありえないと思いますが、距離があって減衰があったりとかはないですか。 TPケーブルの経路にノイズが乗る個所があるのなら、STPのCat6を使ってみるとか。。。 PCのリソースを含めてとことん切り分けをするのであれば、 LCやSC等の光直収NICを導入して切り分けをするのもありだとは思いますが、 メディコンがもったいないのもありますね。 BackDoor様のおっしゃるように、PCのリソースも疑うところがあるかもと 思います。。。 まったく助言にならないのですが、私だとまず物理層を疑います。。。 [ メッセージ編集済み 編集者: KYO 編集日時 2007-08-25 01:05 ] | ||||
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投稿日時: 2007-08-29 10:15
BackDoor 様
KYO 様 書き込みありがとうございます 検証に使用しているのケーブルは いずれも市販品です なお CAT6 のクロスは 持ち合わせがないので検証できませんでした PC の性能によるというのは 知りませんでした ためしに 100M NIC 搭載の PC を用意し 100M を送信 (-b100M オプション) したところ 50Mbps〜70Mbps しか出ず 90M を送信 (-b90M) したところ 90M 近くの値を記録しました 100M NIC で 100M を送信しようとすると パフォーマンスが落ちるんですね 1Gbps の通信が作れれば良いので 現在以下の検証を行っています 100M PCx15 台--[Hub]--[MC]==[MC]--1G PC ※ Hub は 100/1000 スイッチング Hub (Cisco Catalyst 2960) です 100M PC から同時に ttcp を実行すると 1GPC で 910M 近くの値を記録します これ以上 PC を増やしても 1GPC で記録される値が上がりません 回線の限界なのか 1GPC の処理の限界なのだと思います PCx15 台を使用しての検証は かなり手間ですので 他にも 何か良いアイデアがありましたら 情報をお願いします | ||||
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投稿日時: 2007-08-29 11:13
求めているモノが何か判りません。
純粋に光ケーブルの伝送能力の測定をしたいということでしょうか?
色々と試された様子ですが、私見ではあまり意味が無いように感じました。 光ケーブルは単純なレイヤ1の素材に過ぎませんので、実測して意味がある のは「減衰量」だけだと思います。 # この測定器は高価なものなので、施工業者等に依頼してレポートを提示 # させる対応が望ましいかと思います。 通信のスループットを低下させる要因は伝送路中に存在するノード(通信機 の類:今回の場合、NIC、HUB、MC等)であるケースが多いです。 # 今回の実測結果で 910M 近くの値が記録された様子ですが、たぶん1G PC # の実効通信速度の上限だと思われます。 # Windows系PCよりもunix機の方が実効通信速度は高いですが1Gフルに出る # ことはありません。 この結果を見る限りでは導入された光ケーブルには1Gbpsの伝送能力はあると 思えますね。 | ||||
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投稿日時: 2007-08-29 11:47
説明不足で申し訳ありません
確認したいのは 以下の 2 つです ・光ケーブルは 1Gpbs 通信が可能か ・減衰量 光ケーブルの 1Gbps 対応については カタログ スペック通りだとすれば 1Gpbs 通信が可能なはずなのですが 最初の検証で 1Gbps に遠く及ばない結果となったため 「このケーブルは本当に 1Gbps 通信が可能なのか?」 を確認ました BackDoor 様のおっしゃる通り 910Mbps が記録されているので おそらく 1Gbps 通信が可能なのでしょう これ以上は 施工業者へ確認するしか なさそうです 皆様 ありがとうございました なお減衰量ではないですが ロスしたパケットを数えてくれるツールを見つけましたので 参考までに記しておきます iperf http://dast.nlanr.net/Projects/Iperf/#download 例) iperf -c 192.168.0.1 -b100M |
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