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マルチホーミング環境について

投稿者投稿内容
XAI
会議室デビュー日: 2003/08/28
投稿数: 9
投稿日時: 2009-01-22 16:24
現在、インターネット接続環境において回線の冗長化を検討しています。
最近ではマルチホーミング装置なるものも登場してきていますが、結局はその装置自体がシングルポイントとなってしまうため冗長化という観点からは意味がないのではないかと思っています。
(トラフィックの負荷分散には有効そうですが)

そこでBGP対応のルータを2本の回線それぞれに接続する構成を考えているのですが、やはりAS番号を取得して自前のルータからアドバタイズしないといけないのでしょうか?
どこかの資料で一つのネットワークを複数のASに所属させる構成を読んだ記憶があり、もしそれが可能なら2つのISPのASに自分のネットワークを所属させることで経路制御はISPに任せることができるのではないかと思うのですが、たぶんスタンダードな方法ではないような気がするのです。

識者のご意見を頂ければと思います。


もし他にもマルチホーミングの方法があれば教えていただけると幸いです。
(負荷分散とか回線の有効活用とかは二の次で、冗長性を一番重視しています)
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2009-01-22 17:20
こんにちは.
引用:

XAIさんの書き込み (2009-01-22 16:24) より:

最近ではマルチホーミング装置なるものも登場してきていますが、結局はその装置自体がシングルポイントとなってしまうため冗長化という観点からは意味がないのではないかと思っています。


その装置そのものを冗長化して,二台一組で利用すればよいのでは?
そういった機能を最初から有しているアプライアンス製品はいくつかあるようですよ.
BackDoor
ぬし
会議室デビュー日: 2006/02/20
投稿数: 831
投稿日時: 2009-01-23 08:14
こんにちは。

以前に同様の検討したことがありますが、経費低減のため没w

当時参考にした情報はこちらです。
XAI
会議室デビュー日: 2003/08/28
投稿数: 9
投稿日時: 2009-01-26 12:00
kazさん、BackDoorさん、レスありがとうございます。

専用アプライアンスを冗長で入れるのはコスト的に厳しいですかねぇ・・・

BackDoorさんが紹介してくれた資料を拝見しましたが、普通にBGP使うならやっぱりこの構成ですよね。
ただ、自ASとして管理しないといけないのでルータのスペックとか高めになるのかな?
と思ってやや躊躇してます。

コスト度外視ならなんでもできる気がしますが
コストを抑えられる方法ってないものか、永遠の悩みです。
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2009-01-26 13:13
こんにちは.
引用:

XAIさんの書き込み (2009-01-26 12:00) より:

専用アプライアンスを冗長で入れるのはコスト的に厳しいですかねぇ・・・


冗長化しないで single point にせずに実現できる方法を知りませんので...
引用:

コスト度外視ならなんでもできる気がしますが
コストを抑えられる方法ってないものか、永遠の悩みです。


導入する際の費用だけでなく,保守とか運用も考慮した方がよいのでは?
アプライアンスは簡単に導入できますし,保守性も高いと思いますよ.
運用するにあたっていろいろとサポートを仰げると思いますし,
その辺も考慮して検討されることをお奨めします.
ランニングコストってバカにできませんから...
ふぁく
会議室デビュー日: 2009/01/26
投稿数: 1
投稿日時: 2009-01-26 16:57
こんにちは。

こういう構成はどうでしょう。

・ISP回線(別のISP)を2回線引く。
・DNSでのマルチホーミング(問い合わせが早いISP経路を使用する)
・ロードバランシングにLinkproofを使用。
・Inbound OutBound双方のバランシングが可能
・ISP_DNSをprimary 外部DNSをsecondary

BGP運用はコストが掛かりますし、何より難しいです。
私は上記構成のほうがハードルは低いと思います。
あくまで個人的な意見ですが。。。

BackDoor
ぬし
会議室デビュー日: 2006/02/20
投稿数: 831
投稿日時: 2009-01-26 20:27
脱線失礼。

引用:
XAIさんの書き込み (2009-01-26 12:00) より:

ただ、自ASとして管理しないといけないのでルータのスペックとか高めになるのかな?
と思ってやや躊躇してます。

コスト度外視ならなんでもできる気がしますが
コストを抑えられる方法ってないものか、永遠の悩みです。


企業環境の場合、意思決定は投資対効果で決まります。

原点に帰って「ダウンタイムの許容範囲はどの程度か」を再評価すべきでしょう。
フォールトトレランス対応費用(投資可能金額)に合わせた対応が現実的だと
思います。
私見ですが、あれこれ対応するよりも障害の早期通知機能に投資するのが妥当
な気がします。

# アクセス回線を二重化してもBフレッツなら多芯ケーブル1本でしょうし、
# 事故で切れたら二重化の意味は希薄。
# いくらコストをかけたところで限界はあることは認識しておくべきかと。
たらお
大ベテラン
会議室デビュー日: 2006/12/25
投稿数: 206
お住まい・勤務地: 東京・永代通り
投稿日時: 2009-01-27 12:11
単体のマルチホーミング装置は、回線故障に対応する目的で作られています。
多少不安定でも安価な回線x2でランニングコストを減らす意図があります。


明示されていませんが、マルチホーミング対象は、グローバルIP環境でしょうか?
ASという表現しかないので、判断に苦しみます。
勘違いかもしれませんが、グローバルASを所有している会社のNEなら、
自己解決できるレベルだと思うんですが、、。


もし、プライベートIP環境で、外部からの接続がない条件なら、
NAT/PATとVRRPが実装されたルータが複数あれば構築可能です。

_________________
_福田太郎_

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)