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プロジェクトでのフリープロダクト使用について
| 投票結果総投票数:101 | |||
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| 使用している | 95票 | 94.06% | |
| 使用していない | 6票 | 5.94% | |
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| 投稿者 | 投稿内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-01-23 18:51
そもそも、Webコンテナ以前に、WebサーバはApacheを納入したこと***しか***ありませんが。
Apacheはここでいう「フリープロダクト」ですよね? さて、その他ですがJakartaのものはStruts(自社製フレームワークに組み込まれてます) やLog4j、OROなどを主に使っています。あとは、HTTPアクセスをサクッと開発する時は HttpUnitを使いますし、XML/XSLTを利用する場合はXerces/Xalanは必須です。私はJava の経験がほとんどなので、Apache Foundationにはお世話になりっ放しです。 サポートの点が懸念される事もありますが、別に製品を使っても解決できないトラブルは 多いですし、タイムリーに問題を解決してくれないことも多い(パッチは次のメジャー バージョンアップまで待ってくれ、と言われることもあります)です。しかし、 ちょっとしたトラブルならオープンソースの場合自分でソースを覗いて解決できて しまいます。実際、Strutsの挙動で不可思議なことが起きたときは、ソースを チェックしました。ベンダに問い合わせるよりこちらの方が早かったりします。 「トラブルを解決することができること」と「責任を押し付ける先があること」は 別ですが、SIの現場では前者が必要なわけで(誰かに押し付けるとトラブルが消えて 無くなるのなら後者でも良いですがね)、その点では製品がオープンソースのものに 比べて優位かと言われるとそうではないと思われます。 # 得てして上の方の人は後者を欲しがりますが、、、 お客さんがオープンソースを嫌う場合もあるでしょうが、その場合は頑張って洗脳 もとい教育するか、もしくは「パトロンがああ言ってるんだからしゃあないやん」と 諦めるか(笑)、でしょうね。ま、皆さんプロでいらっしゃるわけで、どちらにしろ 道具は選ばずにきっちり仕事をされるのだと思いますが。 ちなみに、個人的にはここで言うところの「フリープロダクト使用」については 全面的に前向きです。検討した結果諸要件を満たせないのなら、製品に変えれば 良いのだと思っています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-01-23 22:40
たいていの場合は外部調査機関の発表資料みたいなのをもとにするのでは? インターネットで公開されているサイトの何割とか、ネット通販が稼動している サイトの何割とか、母体はいろいろでしょうけれど。
実際にはパッチ提供は現場のSE次第ですよ。 ある程度の保守サービスの契約があればプロダクトの問題が 確認できたときにパッチは作ってくれます。 ただ、プロダクトに問題があるという証明が難しいのです。 (プロダクトのせいだと証明できる再現手順が必要ですから) これが出来るSEがいるのであればパッチは手に入ります。 そういう意味ではオープンソースであっても状況はあまり 変わらないでしょうね。 出来る人がいるのなら困らないでしょう。
あんまり珍しくないでしょうねぇ・・・ ただ、提案のときと設計のときでお客さんが言うことが ころころ変わるのはありますね。 なので、大は小を兼ねるという感じで一つ大きめのプロダクトを 持っていくことはあるかと。 あとから必要になっても上のエディションは買えませんから。 これにしたって、提案する人にしてみれば身を守るひとつの手段。 本当はお客さんにちゃんとものを知ってほしいわけです。 不必要なプロダクトや過剰な低価格がシステムの品質が落ちるのは 目に見えてますよね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-01-23 22:46
フリーでないプロダクトをほとんど使用したことがありません。
OracleやWebSphere,WebLogicなどはいじったこともありません。 数年前はOracleやWebSphereを使っていたらしいのですが、 最近値段に対する要求が非常に厳しくなっていて、しかも小さなプロジェクトが多いので使う余裕がないそうです。 一度ぐらい使ってみたいのですが。 どうも、フリーソフトであることが原因の欠点と そうでない(フリーでないプロダクトでもいえる)欠点がごちゃ混ぜになってるような気がします。 1.トラブルが起きたときに責任をとる(怒られる)ひとがいない。 いたからどうなの?って気もしますが、確かにそういう人が必要な場合は困りますね。 2.質問などを受け付ける場所がない。 商用プロダクトをあまり使ったことがないので、サポートがどれぐらい便利なのかわからないのですが、メジャーなフリーソフトなら質問に答えてくれるところはいくらでもあります。 Web上に情報がたくさんあるので、エラーメッセージをそのままGoogleすれば、かなりの確率で情報が得られます。 商用プロダクトだとこうはいかないと思うのですが(MicroSoft製品をのぞく)。 3.バグにあたったときに、パッチを要求する場所がない。 前のほうで話題になってたように商用プロダクトだから、必ずパッチがもらえるとは限りませんし。 フリーソフトでも開発が活発で、再現条件さえはっきりすればパッチがもらえる確率は結構高いのではないかと。 ちなみに、これまでフリーソフトをつかっててバグにあたったことは何回かありますが、すべてすでにパッチがつくられていました。 4.ドキュメント・コメントが英語 。 メジャーなフリーソフトなら、解説本や翻訳されたドキュメントがありますが、 たしかに英語が苦手な人には、きついかもしれませんね。 5.実績、シェアがない。 Apache、Tomcat、Linuxのように、どんな商用プロダクトもかなわないような 実績、シェアを持つフリーソフトもありますし。 (大規模、高負荷に限っていえば違うのでしょうが) 6.ユーザがメンテできない(慣れていないし情報がすくない) これも、どちらかというとメジャーなフリーソフトのほうが、 情報が多くて使った経験がある人が多いような。 6.ユーザがメンテできない(GUIがないなど使いにくい) たしかに、フリーソフトのなかにはユーザがとっつきにくいものが多い気がします。 今まであげられてきた、フリーソフトの欠点の多くは実際はマイナーなソフトの欠点ではないかと思うのです。 で、いまどきお金を取ってメジャーなソフトをつくれるのはMicroSoftぐらいしかいないと思うのですが。 だからIBMはフリーソフトに力を入れているんだと思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-01-24 13:46
責任を取る人は怒られる人ではありませんよ・・・ プロジェクトやシステムの規模によるでしょうが、システムの誤動作によって 人に危険が及んだり損害賠償しなきゃいけない場合があります。 このような場合はシステムを作ったところにダイレクトに影響があるわけで、 「保険」という表現が出てきます。 (たとえば、B2Bの部品発注システムが5時間使えなくて部品が不足して 生産ラインが5時間止まったら?) こんな話を聞かないシステムしか作らないというのであれば責任の 話は大きな影響はないのかもしれませんが。
これ、よしあしだと思います。 開発元へ問い合わせるよりも解決が早いケースはありますが、誰かが コミットできる話ではないのです。 (情報公開した人の環境ではうまくいったという話でしかない) 企業の看板を背負ったエンジニアがどこの誰ともわからない人の情報を そのまま正式な情報のように扱って大丈夫でしょうか? このあたり、最近ずっと考えていることでもありますので、私自身が 明確な答えを持っているわけではありません・・・。
中長期的に見たらそうですが、バグは見つかっているのにまだパッチが リリースされていない、自分が最初のバグ報告だった、と言う状態で 納期まで間がない場合はどうします? 商用の場合でも状況は似ているんですが、リリース時期の確定はしてくれます。 であれば、リリースを待ってもプロジェクトが回るのなら待てばよいし、 回らないのであれば回避するようなコードを書くという選択もとれます。
ここは商用だって似たようなものですね。 日本語の情報が多いのはWebSphereくらいなものでしょう。
先の投稿でも書きましたが、シェアの高さを証明する手段が必要です。 担当者が上司に個人的な意見を言うのであれば感覚的に多そうだってのでも いいのでしょうけれど、SIerがお客さんに買ってもらうとなると話は別。 製品を選んだ理由に裏づけがなければ「嘘をついて」買ってもらったことと 信用の面では変わりません。
これ、おそらく製品単独でしか見ていないのではないかと。 Tomcat単独の起動停止は確かにやったことのある人が多いかもしれません。 でも、同時にPostgreSQLを使うとなったときに、起動方法が似ていますか? たいていの商用プロダクトだと製品が違っても提供元が同じなら 似てくると思います。
とっつきにくいだけならまだしも、エラーのときの理由が良くわからない というのはないでしょうか?
いちいち反論しましたが、これらの欠点はマイナーではないです。 これらの欠点が放置され続けるのであればフリーのプロダクトが 商用プロダクトに置き換わることはまずないでしょう。 システムは技術屋の自己満足のためのものではありません。 エンドユーザの視点を無視して欠点を過小評価するのであれば そこに未来はないです。 私個人はフリーのプロダクト使用は広がってほしいと思っています。 ただ、広がるためには数々の欠点を克服しないといけないということを エンジニアは忘れてはいけないと思うのです。 で、話は変わって
これは余りにも視野が狭いでしょう。 IBMにしか作れない製品はいくらでもありますよ。 DB2は何かオープンソースのものをベースにしていますか? MQは? Tivoliは? Dominoは? 他の会社の製品にしたってそうです。 ApacheやLinuxのようなオープンソースで質のいいものを(安く早く)使って 自分たちの利益を呼び込もうと言うのがIBMの戦略です。 単純に開発する体力がないわけではないでしょう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-01-24 18:17
自分は、前にも書いた通り商用のプロダクトを使ったことが余りないので、よく分からないのですが、こうゆう場合損害賠償に応じてくれるんでしょうか。 自分が作っているシステムは数時間止まったからって即問題になるようなもんじゃないので関係ないですが、もし損害賠償に応じてくれて、数時間止まるのが問題なシステムだったらたしかに商用のプロダクトを使ったほうがいいと思いますね。
これも、製品版のプロダクトだからってサポートからえられた情報をそのままうのみにするのではなく、まず自分で確認しますよね。 製品を作ったエンジニアだってこちらの情况を知りつくしてるわけではないので。 そんなことも出来ないなら、たしかにフリープロダクトは使うべきではないでしょうが。
回避するようなコードを書くという選択もとれるのは、フリープロダクトもいっしょでしょうし、最悪の場合パッチを自分で作ると言う手段があります。 どちらかとゆうと、バグで大変なのは問題の切り分け、再現条件の確定でしょう。 それさえ出来れば回避するようなコードを書くのも、パッチをつくるのも簡単になります。 再現出来ないバグが一番やっかいなので。そうゆうめに合わないためにも、実績のあるソフトを選ぶんでしょう。
お客さんに提案するときに、使用するソフトのシェアを証明するものを添附するのですか? ここらへん小さなプロジェクトがおおいのでよく分からないのですが? プロジェクトもおおきくなると大変ですね。 (linuxやApacheならシェアを証明するものがあるとおもいますが。)
Red Had系のLinuxならserviceコマンドで立ち上がるようにスクリプトを組みますから、 いっしょです。
うーん、商用のプロダクトを使ったことが余りないので、よくわからんですが。 商用のプロダクトだとエラーメッセージが日本語になったりするのでしょうか。
マイナーは欠点にかかるのではなく、ソフトにかかるつもりだったのですが分かりにくかったですがね。 ようするに、フリーソフトの欠点と言われていたものは、実はフリーソフトだからと言う理由でくる欠点ではなく、実績が無いこと、シェアが低いことからくる欠点であって、 フリーソフトのなかにも、linux、MySQL、Postgres、PHP、Apacheのように十分な実績を持っているプロダクトかでている情况では当てはまらないのではないかと言うことです。
最期のは極論なので、つっこまれるとよわいのですが。 IBMに開発する体力がないわけはないでしょうが、それがメジャーになるかどうかは別問題です。 実績があるソフトは、ますます使われるようになるし、ソフトの開発元は1つにしたほうが便利なので、MicroSoftに集中する傾向があると思うのですが、 それに対抗するために実績のあるフリーソフトウエアを使っているのではないでしょうか。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-01-24 23:56
だんだん本質から外れているのでほどほどにします。
損害賠償なんかはシステム全体でどうかという話ですので、 1プロダクトでどうとかいう話ではないですが、契約内容によっては 謳われているはずです。 たとえば稼働率99.99%が要件であれば何時間停めても大丈夫かは 計算できますよね。
前にも書きましたが、製品のパッチはプロダクトの問題点を ずばり指摘してあげたら出てきます。 (システム向けのソースは証拠になりません) 当然サポートからもらった情報を基に検証しないとだめですね。
製品選んだ根拠は必ず必要になりますので、シェアを持ち出すと いうことですけどね。
途中で止めたりする手順とか、動作状況を確認したりしないんでしょうか? システム監視系のソフトウェアから見張らせたりしないんでしょうか? ログの位置とかまちまちになったりしませんか? ということを心配しているだけなんですけどね。 単独の操作がどうとかではなくて、お客さん自体の慣れの 問題なので自分が担当しているお客さんなら大丈夫だと言うのは あるでしょうし、使い勝手を統一するためにツール作ってあげる ってのもよくあるでしょう。 この手の問題は担当者のレベルの障害にはなりうることを 意識してほしいのです。
日本語は当然日本語になるでしょうけど、それ以上にエラーメッセージごとに 理由と対処方法が書かれたマニュアルがあります。 エラーメッセージで原因まで全部わかればよいのですが、そっけなかったり 別の事象がきっかけになっていたらわかりにくいと思うのですよ。
ああ、ごめんなさい。読み間違えてました。 ただ、マイナーであればこなれていなくて起きるべき障害が 起こされつくしてないという不安は残りますよね。
うーん・・・ 商用プロダクトで何がメジャーで何がメジャーじゃないかと言う話は もうプロダクトごとに異なるでしょうから一概には言えないですが、 私の感覚ではMicrosoftはOS以外の部分ではまだまだトップではないですよ。 (SQL ServerはOracleに比べてシェアは低いでしょうし、BizTalkの知名度も ほどほどでしょう。MSMQにいたっては知られてないのでは? IISと.NETは知られていますがApacheのように信用されていませんし) まあ、結局お客さんの不安を取り除けるのであればフリーのものを 使うのに障害はないでしょう。 ただし、不安を取り除くのがプロダクトの価格以上に自分たちの 負荷になることもあるのでは、と思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-01-25 04:04
少し目を離してたら、いつのまにか大きなスレになってますね(^^;
今の議論の言い出しっぺ(笑)として、沈黙してるのもどうかと思うので少しだけ。 私のスタンスは、大体まりりさんと同じです。 (なんでこれ以上言うことがない(笑)) で、まりりさんが言われているようなリスクを「お客様が」理解し、受け入れて くれるならフリープロダクトの利用をためらう理由は無いです。 つまり、ダウンタイムの保証ができなかったり、パッチ提供が保証されなかったり、 運用・監視ツールが使いやすくなかったり・・・といったことをお客様が許容して くれるかが問題です。 現実問題として、よっぽど高度なサポート契約を結ばない限り商用プロダクトでも ダウンタイムの保証なんてできませんし、パッチ提供も「保証できない」だけで メジャーなフリープロダクトなら大抵の場合は存在するのも指摘の通りです。 ただ、やっぱり、お客様と契約するということを考えると、 「大抵大丈夫だから・・・」という程度でその部分のリスクをSIer側がかぶるのは 難しいと思います。なので、お客様がこのリスクを理解して、許容する(つまり、 このリスクをお客様側がかぶる)のであれば問題ないというのが私の考えです。 # お客様の立場から言えば、リスクマネジメント的な考えで、リスクをヘッジする # 費用として商用プロダクトのコストが見合うなら使えば良いし、リスクの影響に # 対して商用プロダクトのコストが見合わないのであればフリープロダクトでいいと # 思います。問題はお客様がここまで考えてくれるか、なんですが(^^;;; あ、この話は、「機能や使い勝手などが同等」と仮定しての話です。 現実には、そこらへんも勘案して総合的に判断することになるのでしょうね。 ちなみに、自社内のシステムで、私自身が責任者なら、大抵のシステムは Tomcatで動かすでしょうね(^^;;; 上記の「リスクマネジメント」的に考えれば、大抵のシステムではリスクは 許容範囲だと思いますから。 でも、これをお客様に説明して納得させるのは非常に難しい・・・ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-01-25 16:22
目先を変えて。
このあたりって記事を書くにあたって検証などで必要となる環境が 準備しやすいかどうかって関係ないでしょうかね? ライターの皆さんが執筆時に都合よくハイエンドなプラットフォームに しばらく触れていられるとはとても思えません。 J2EEなどは特に仕様がオープンなおかげでアプリケーションサーバが 異なっても(原則としては)動きが変わらないわけで、記事を書くために 低コストな環境が作れるのは重要ではないかと思ったりするのですが。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
