- PR -

バックアップからオブジェクトを再構築

投稿者投稿内容
nagise
ぬし
会議室デビュー日: 2006/05/19
投稿数: 1141
投稿日時: 2006-09-06 22:32
引用:

しんにぃさんの書き込み (2006-09-06 20:03) より:
そうですね。いまのところ接続が切れた場合に、直前までの状態を再現したオブジェクトを再構築して、サービスの継続ができればと考えています。
ただ、これがどのような環境(対象とするアプリケーションなど)で役に立つかがまだ考えれていないのです。。。なにか思いつくものあるでしょうか?



うーん。通信が発生する処理に単にキャッシュ処理を噛ませて見ました、
といっているだけに思えるのですが。なにかこう、新鮮さを感じないなぁ。
切断状態で行った更新処理も再接続時に自動的に整合性が取れますよ、
というのであればすごいと思うけども。
そこまで含めて「サービスの継続」とおっしゃってます?

どのあたりに研究の新規性があると考えておられるのでしょうか。
あしゅ
ぬし
会議室デビュー日: 2005/08/05
投稿数: 613
投稿日時: 2006-09-07 11:36
引用:

しんにぃさんの書き込み (2006-09-05 17:05) より:
アドホックネットワーク環境において端末の移動などによりネットワークが分断されてしまうことが頻繁にあるようなので、そういった場合にオブジェクトのバックアップをネットワークの末端のノードに配置しておき、オリジナルとの接続が不可能になった場合にシームレスにサービスの継続(新規メソッドの呼び出しなど)が可能になればと考ええています。


イメージ的にはIEなどにあるオフライン作業に近い感じでしょうか?
切断状態では更新させないなら話は早いのですが、そんなものを
研究対象にしてもしょうがないので、更新可能が前提なのでしょう。

引用:

nagiseさんの書き込み (2006-09-06 22:32) より:
切断状態で行った更新処理も再接続時に自動的に整合性が取れますよ、
というのであればすごいと思うけども。


切断状態では端末のJournal Logに更新を行って、ネットワーク復帰時に
オリジナルにログを転送してロールフォワードさせる作りで可能でしょう。

整合性の維持はロールフォワード時に確認して、競合する更新が発生した
場合は切断状態で行った更新全体をロールバックさせるのがよいと思います。

ただ、切断状態では更新を完全に確定できないので、
全般的にトランザクションの確定をコールバックさせる必要があり、
アプリケーションに対していかに透過的にサービスを提供できるか、
というあたりの設計が重要になりそうな気がします。

#こんなものを卒業研究で実装するのは無謀でしょうね。。
nagise
ぬし
会議室デビュー日: 2006/05/19
投稿数: 1141
投稿日時: 2006-09-07 18:43
引用:

あしゅさんの書き込み (2006-09-07 11:36) より:
引用:

nagiseさんの書き込み (2006-09-06 22:32) より:
切断状態で行った更新処理も再接続時に自動的に整合性が取れますよ、
というのであればすごいと思うけども。


切断状態では端末のJournal Logに更新を行って、ネットワーク復帰時に
オリジナルにログを転送してロールフォワードさせる作りで可能でしょう。

整合性の維持はロールフォワード時に確認して、競合する更新が発生した
場合は切断状態で行った更新全体をロールバックさせるのがよいと思います。

ただ、切断状態では更新を完全に確定できないので、
全般的にトランザクションの確定をコールバックさせる必要があり、
アプリケーションに対していかに透過的にサービスを提供できるか、
というあたりの設計が重要になりそうな気がします。



楽観排他レベルで更新処理を試みる程度は簡単そうですが…。
切断状態で更新が行われていた場合にはロールバックして
それをアプリ側にコールバックする、といった感じですか?
いきなり更新処理が元に戻ります、と警告されてもアプリのユーザは
うろたえるばかりのような気もしますね。
subversionで競合が起きた場合のマージ処理みたいなことが必要になるのかな。

引用:

あしゅさんの書き込み (2006-09-07 11:36) より:
#こんなものを卒業研究で実装するのは無謀でしょうね。。


ですから、凄いと思うわけでして

業務アプリの場合だと確実な整合性を求められますからね。
整合性を犠牲にしてネットワークの断絶に耐性を作るというのは
需要がどの程度あるのだろう…。

ゲーム系とかなら整合性をうまいことごまかしてストレスなく
シームレスに継続するほうが望ましかったりしそうですけどね。
今度は手の抜き方を悩むことに。
しんにぃ
会議室デビュー日: 2006/09/05
投稿数: 17
投稿日時: 2006-09-09 19:10
nagiseさん あしゅさんへ

いまのところ、再接続時に関しては視野に入れていませんでした。

もともと考えていた新規性としては、固定ネットワークでのバックアップからの再構築に関する研究があり、それをアドホックネットワーク環境で実現するときに、ただ単に近くのノードにバックアップを置いておくとそのノード自体がオリジナルと一緒に分断されてしまう可能性があるので、バックアップの配置場所を工夫するというところです。
実際には、学部の卒論でやれることに限りがあるので、対象を絞って考えようということになり、アドホックネットワークにおいて何ホップかはなれたノードに存在するオブジェクト同士が通信を行うためにルーティングを行い、そうして作られた一本のルート上に存在する他のこれから使用するかもしれないオブジェクトをルートの両端にバックアップしておくことで、ルート上で分断が起きた後、もしそのオブジェクトにルート上のいずれかのノードからアクセスが行われたときに、再度ルーティングをしないですむかなという感じに考えています。
オブジェクト指向もアドホックネットワークも触りたてなので考えにおかしなところがあればご指摘してもらえると助かります。
nagise
ぬし
会議室デビュー日: 2006/05/19
投稿数: 1141
投稿日時: 2006-09-10 20:53
引用:

しんにぃさんの書き込み (2006-09-09 19:10) より:
いまのところ、再接続時に関しては視野に入れていませんでした。

もともと考えていた新規性としては、固定ネットワークでのバックアップからの再構築に関する研究があり、それをアドホックネットワーク環境で実現するときに、ただ単に近くのノードにバックアップを置いておくとそのノード自体がオリジナルと一緒に分断されてしまう可能性があるので、バックアップの配置場所を工夫するというところです。



ふむふむ。どうも私が前提条件をうまくつかめていませんでしたね。
先行した研究というのがどういったものなのかについてもうちょっと情報が
欲しいところですね。
分散オブジェクトのシステム全体をバックアップする、もしくは
そのバックアップからシステムを再度立ち上げる場合の研究なのでしょうか。

システムのバックアップ/再構築の際という状況で、
ネットワークがアドホックである、という想定が新規性なのですね?

引用:

しんにぃさんの書き込み (2006-09-09 19:10) より:

実際には、学部の卒論でやれることに限りがあるので、対象を絞って考えようということになり、アドホックネットワークにおいて何ホップかはなれたノードに存在するオブジェクト同士が通信を行うためにルーティングを行い、そうして作られた一本のルート上に存在する他のこれから使用するかもしれないオブジェクトをルートの両端にバックアップしておくことで、ルート上で分断が起きた後、もしそのオブジェクトにルート上のいずれかのノードからアクセスが行われたときに、再度ルーティングをしないですむかなという感じに考えています。



データの保管場所を冗長にするとして、どうやったらルート分断に
対して強度を持つことができるのか、という研究になるのでしょうかね。

分散した環境で情報を冗長にしようとすると整合性がうまくとれるのか
ということが気になるところですが。さてはて。

引用:

しんにぃさんの書き込み (2006-09-09 19:10) より:
オブジェクト指向もアドホックネットワークも触りたてなので考えにおかしなところがあればご指摘してもらえると助かります。



アドホックネットワークってのは自分もやったことはないですが…。
オブジェクト指向云々という話は多分、実装の際の手法というだけで
その研究の本質とは関わってこないのではないかなぁ。
しんにぃ
会議室デビュー日: 2006/09/05
投稿数: 17
投稿日時: 2006-09-11 01:49
nagiseさんへ

引用:

nagiseさんの書き込み (2006-09-10 20:53) より:
ふむふむ。どうも私が前提条件をうまくつかめていませんでしたね。
先行した研究というのがどういったものなのかについてもうちょっと情報が欲しいところですね。
分散オブジェクトのシステム全体をバックアップする、もしくはそのバックアップからシステムを再度立ち上げる場合の研究なのでしょうか。
システムのバックアップ/再構築の際という状況で、ネットワークがアドホックである、という想定が新規性なのですね?



あまり詳しいところまで調べていないのですが、おおよそそうゆうことになると思います。
ただ先行した研究としてるのが、少し古い論文なのでもしかしたら新規性としては弱いのかもしれませんが。(教授から提案されたので卒論としては問題ないのかなと思ってるだけなので)


引用:

nagiseさんの書き込み (2006-09-10 20:53) より:
データの保管場所を冗長にするとして、どうやったらルート分断に
対して強度を持つことができるのか、という研究になるのでしょうかね。
分散した環境で情報を冗長にしようとすると整合性がうまくとれるのか
ということが気になるところですが。さてはて。



いまのところ、研究目的としてはそんな感じです。整合性については只今一貫性モデルなどについて勉強中ですが、難しそうで憂鬱です。。。

引用:

nagiseさんの書き込み (2006-09-10 20:53) より:
アドホックネットワークってのは自分もやったことはないですが…。
オブジェクト指向云々という話は多分、実装の際の手法というだけで
その研究の本質とは関わってこないのではないかなぁ。


そうなのですか。
アドホックネットワークにおいて、もともとネットワーク分断に対応したデータの複製をとるという研究がなされていまして、それにオブジェクトのバックアップをとるという研究を合わせたら何かできないかなという感じで研究し始めたので、オブジェクト指向というところを協調するべきかなと思った次第です。
なので、データとオブジェクトの違いについて明確に説明したいのですがどういったらいいのか。。。
わからないことだらけで申し訳ないです。

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)