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プロジェクトでのフリープロダクト使用について

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投稿者投稿内容
YOU@IT
ぬし
会議室デビュー日: 2002/03/29
投稿数: 284
お住まい・勤務地: 大阪
投稿日時: 2004-01-22 16:17

皆様、投票ありがとうございます。
しかし「使っている」が多いのは意外でした。うらやましい...(^^;

引用:

さくらーさんの書き込み (2004-01-22 15:02) より:
うちでは「自社」で直に受注した案件はフリープロダクトを出来るだけ
利用するようにしています。
2次請け、3次請けの場合は、殆ど自作をし、上位側でフリープロダクトの
利用を推進された場合のみ利用しています。


ほぼ同じです。
私が今在籍している会社では2次請け以下がほとんどで、たいていの上位企業が
フリープロダクトを採用してくれないケースです。

引用:

takuさんの書き込み (2004-01-22 15:06) より:
 Clusterさんは、オープンソースを使用した場合に、もしバグがあっても、
自社ではそれを修正できないと仰っているだけでは?


修正することは可能でしょうが、気になるのは、
自社で修正した後でそのフリープロダクトがバージョンアップした
場合はどうしましょう?
そのバージョンアップが機能追加であれば追加機能を諦めれば済みますが、
バグフィックスだったりすると悩むことになりそうです。

引用:

さくらーさんの書き込み (2004-01-22 15:02) より:
お客様側としては、同じ事が出来るならば金額が「安い」方が良いでしょうし、
A社が前者で、フリープロダクトのサポートも行えるB社が後者としたならば、
お客様は必然的にB社に流れていくかと思います。


同感です。
ですが実際(少なくとも私の周りを見る限り)ではユーザが採用する基準は
価格よりも企業のネームバリューのような...倍程の見積もりでも大手に
行っちゃいますからね。
もちろんネームバリューは実績の積み重ねがあってこそですけど。

あと、あえて自社でフレームワークなんかを作って受注額を高く設定するとか、
自社の技術力を見せ付けるとか...そんなのもあるような気がします。
# そういうのに限って得てしてバグだらけのフレームワークとか、
# 結局Strutsの焼きまわしでしかなかったりとかするんですよね。




カーニー
ぬし
会議室デビュー日: 2003/09/04
投稿数: 358
お住まい・勤務地: 東京
投稿日時: 2004-01-22 16:23
引用:

さくらーさんの書き込み (2004-01-22 15:02) より:
Servletコンテナ:iPlanet or JRun等(つまり有料)
データベース:Oracle 9i
帳票出力:SVF PDF Java Edition
に開発の人件費を合わせて 500万だったとした場合

Servletコンテナ:TOMCAT
データベース:PostgreSQL or MySQL
帳票出力:iText or jasperreports
に開発の人件費を合わせて 300万とかだった場合

差額の200万はフリープロダクトのサポートが自社(又は自分)に
出来ないと言う理由で”お客様(納入先)に請求”されるのですか?
前者でも後者でも300万ならば良いとは思いますが・・。(^^;



この前提だと、その200万って商用プロダクトのライセンス料ですよね?
ライセンス料はプロダクトのベンダーがユーザ企業に請求するものなので、SIerが請求するのは前者でも後者でも300万ではないでしょうか。

再販というのもありますけど、ユーザ企業が購入したライセンスでSIerが開発するほうが一般的ですよね。

引用:

お客様側としては、同じ事が出来るならば金額が「安い」方が良いでしょうし、
A社が前者で、フリープロダクトのサポートも行えるB社が後者としたならば、
お客様は必然的にB社に流れていくかと思います。



商用プロダクトを使うかフリーを使うかを選ぶのはユーザ自身です。
その判断基準は安さだけではないでしょう。

いったん商用を使うと決まれば、B社がフリーソフトのサポートをできるというのは無関係になります。
もちろんSIerはユーザに対して提案を行うので、B社のほうがメニューが豊富で選択の幅が広くなって有利というのはあります。

なーんて、フリーソフト派に対する抵抗勢力みたいな発言ですが、実はフリーソフト推進派ですし、業務でも活用しています。
Y.Murakamin
会議室デビュー日: 2003/07/03
投稿数: 15
お住まい・勤務地: 埼玉県
投稿日時: 2004-01-22 16:24
はじめまして。

引用:

Clusterさんの書き込み (2004-01-22 15:45) より:
これがWebLogicやWebsphereなら、BEAやIBMにパッチを要求しますが、



いつも悩ましいところですが、BEAやIBMさんなど、サードパーティベンダーさんに頼んだところで下手するとパッチすらもらえない場合があるのが怖いですね。
「仕様です」って言い切られちゃうこともありますから。

 そういうとき、オープンソースのプロダクトの場合では問題を修正できなくとも、問題となるべき場所を特定して回避しやすいので私はオープンソースプロダクトに限っては大いに導入賛成です。
 ですから、自分たちでソースを読むことすらできないプロダクトの場合、あまり導入に前向きではありません。Linuxカーネル読めっていわれてもJava専門家の私にはいまいち読めませんし。

 と言うことで私の場合は周りのメンバーがソースを読めれば導入。読めなければ要考慮といったところでしょうか。
おかもと
大ベテラン
会議室デビュー日: 2003/06/08
投稿数: 182
投稿日時: 2004-01-22 16:34
同じく二次請け三次請けばかりですが、最近は比較的オープンソースの
プロダクトが使えるようになってきました。小さいプロジェクトが多いから
だと思いますが・・・。

引用:

YOU@ITさんの書き込み (2004-01-22 16:17) より:

同感です。
ですが実際(少なくとも私の周りを見る限り)ではユーザが採用する基準は
価格よりも企業のネームバリューのような...倍程の見積もりでも大手に
行っちゃいますからね。
もちろんネームバリューは実績の積み重ねがあってこそですけど。

あと、あえて自社でフレームワークなんかを作って受注額を高く設定するとか、
自社の技術力を見せ付けるとか...そんなのもあるような気がします。
# そういうのに限って得てしてバグだらけのフレームワークとか、
# 結局Strutsの焼きまわしでしかなかったりとかするんですよね。




ユーザーは本当に「商用プロダクトを使ってくれ」と要求するんでしょうか?
単にベンダーの方が提案する際に、商用プロダクトの利用を勧めているだけでは
無いんですか?システムに詳しいユーザーならいざ知らず。詳しくないユーザーが
WebSphereやWebLogicを使うように要求するとは思えない。
単に元請がI社系列だったりN社系列だったり、F社系列だったりするだけだったり
しませんか?いわゆる政治的理由(反吐が出る言葉)が多数を占めてそう。

後、ベンダー独自のフレームワークはやめて欲しい。かなり使いにくく生産性が
低いにも関わらず異様に高いし、サポートもヘボイ。
Cluster
ぬし
会議室デビュー日: 2003/03/06
投稿数: 289
お住まい・勤務地: 大阪
投稿日時: 2004-01-22 16:57
まとめレスですが、失礼をお許し下さい m(__)m

引用:

さくらーさんの書き込み (2004-01-22 15:02) より:
Servletコンテナ:iPlanet or JRun等(つまり有料)
データベース:Oracle 9i
帳票出力:SVF PDF Java Edition
に開発の人件費を合わせて 500万だったとした場合

Servletコンテナ:TOMCAT
データベース:PostgreSQL or MySQL
帳票出力:iText or jasperreports
に開発の人件費を合わせて 300万とかだった場合

差額の200万はフリープロダクトのサポートが自社(又は自分)に
出来ないと言う理由で”お客様(納入先)に請求”されるのですか?
前者でも後者でも300万ならば良いとは思いますが・・。(^^;
#もちろん商用製品で無ければ出来ない事(または自作だと工数がかかりすぎる事)
#ならば、商用製品で良いと思います。



基本的には、その通りです。
そもそも、Tomcat&MySQLで作って自社でサポートできないなら、その組み合わせで
見積・提案することはないです。はじめからiPlanet&Oracle9iでしか提案しません。

お客様からTomcat&MySQLを指名されて、かつサポートまで要求された場合は、
サポートしてくれるパートナー(ベンダー)を探す(その分の費用は上乗せする)か、
その商談から撤退しますね。できないことを無責任に受注するのは最低ですから。

引用:

お客様側としては、同じ事が出来るならば金額が「安い」方が良いでしょうし、
A社が前者で、フリープロダクトのサポートも行えるB社が後者としたならば、
お客様は必然的にB社に流れていくかと思います。



この「同じ事」というのが曲者で、システムの機能としての同じ事なのか、
サービスレベルを含めての同じ事なのかが問題です。
私は、商用製品のベンダーが提供するのと同じレベルのサポートを自社で
提供できて初めて「同じ事ができる」と呼べると思います。

# もしそこまでできた上で300万円で提供できるなら、間違いなくその会社が
# 商談を取れるでしょう。私は潔く白旗を揚げます(^^;

引用:

システムトラブル時に責任が負えないとかでは無く、「負えるようになる」
が今後求められるスキル(個人又は会社として)では無いでしょうか。



基本的(というか理想論的)には同意します。
ただし、現実問題として、世の中にある開発案件の数だけ、さくらーさんが
言われているようなスキルを持った個人又は会社が存在するような世の中は、
とても想像できません。(現在だけでなく、将来的にも)

だからこそ、そのようなスキルを持った個人又は会社は市場価値が高いのであり、
逆に比較的スキルが低いエンジニアでもシステム開発ができるようにする
ミドルウェアベンダーの商機があるのだと思います。

# 全てのSEがフリーソフトのソースを自力で直せるようなスキルを持ってたら、
# Linuxのディストリビューターなんてみんな倒産ですよね。(^^;

引用:

むらかみんさんの書き込み (2004-01-22 16:24) より:

いつも悩ましいところですが、BEAやIBMさんなど、サードパーティベンダーさんに頼んだところで下手するとパッチすらもらえない場合があるのが怖いですね。
「仕様です」って言い切られちゃうこともありますから。



確かに・・・(^^;

引用:

むらかみんさんの書き込み (2004-01-22 16:24) より:

 ですから、自分たちでソースを読むことすらできないプロダクトの場合、あまり導入に前向きではありません。Linuxカーネル読めっていわれてもJava専門家の私にはいまいち読めませんし。

 と言うことで私の場合は周りのメンバーがソースを読めれば導入。読めなければ要考慮といったところでしょうか。



言われるとおりですね。自分達でソースを読んで理解できるなら、否定する理由は
無いと思います。
ただ、世の中にはソースはおろかドキュメントすらろくに読まずに、「やって
みたら動いた」レベルで開発をどんどん進めてしまう輩が多いので、そんな
レベルでフリーソフトを使うのは無責任だと思うのですよ。

引用:

おかもとさんの書き込み (2004-01-22 16:34) より:

ユーザーは本当に「商用プロダクトを使ってくれ」と要求するんでしょうか?



しないでしょね。
ベンダーが提案するだけでしょう。
でも、大手ベンダーのSEは「質より量」な面が多々あって、フリープロダクトを
使いこなせるだけのSEを確保できないから、商用プロダクトで提案するのだと
思います。(全くもって他人事ではないのですが(^^;;;)

で、お客様は「技術力(&低コスト)」を取るか、「信頼感」を取るかで選択する
だけだと思います。

実際、いざとなったときの大手ベンダーの動員力は凄まじいものが
ありますし、中小ベンダーには玉石混淆な面があるので、お客様自身に
それを見極める自信が無ければネームバリューで選んでしまうのは
仕方がないと思います。
それがそのお客様にとってのリスク回避策であり、料金差額は「保険料」
みたいなものとして考えるべきではないかと思います。
逆にお客様自身にベンダーを選別し、マネジメントするだけのスキルが
あれば、積極的に技術力のある中小ベンダーを使ってフリープロダクトで
システムを構築すればいいと思います。

# なんか、スレッドタイトルとは違う話になってきちゃいましたね(^^;

※ 最後の文&誤字修正

[ メッセージ編集済み 編集者: Cluster 編集日時 2004-01-22 17:15 ]
YOU@IT
ぬし
会議室デビュー日: 2002/03/29
投稿数: 284
お住まい・勤務地: 大阪
投稿日時: 2004-01-22 17:01
引用:

おかもとさんの書き込み (2004-01-22 16:34) より:
ユーザーは本当に「商用プロダクトを使ってくれ」と要求するんでしょうか?
単にベンダーの方が提案する際に、商用プロダクトの利用を勧めているだけでは
無いんですか?システムに詳しいユーザーならいざ知らず。詳しくないユーザーが
WebSphereやWebLogicを使うように要求するとは思えない。
単に元請がI社系列だったりN社系列だったり、F社系列だったりするだけだったり
しませんか?いわゆる政治的理由(反吐が出る言葉)が多数を占めてそう。



おしゃるとおりです。
大半は我々開発者側が商用プロダクトの利用を提案するのであって、
エンドユーザが選択することのほうが少ないと思います。
# しかし悲しいかな私の会社はその辺のインフラを提案できる立場にない
# 事が多い(2次請け以下ですから)のです...

あと、これもご指摘の通り最近ではエンドユーザもさほどITに詳しくないにしても
Webサイトや情報誌で情報を(ある種中途半端に)集めていることも結構あるので
そういう場合はエンドユーザが指定あるいは候補をリストアップしてくることもあります。
# 以前にtakuさんが書かれていたように、エンドユーザがフリープロダクトを
# 嫌う事もありますし。

おかもと
大ベテラン
会議室デビュー日: 2003/06/08
投稿数: 182
投稿日時: 2004-01-22 17:46
やっぱりユーザーに提案するときの書類に
商用プロダクトが書き連ねて要る方が受けが良いのでしょうかねえ。
たとえ目玉が飛び出そうな金額でも・・・。

私は営業的なことは詳しくないのですが、ユーザーに提案するときに
わざわざオープンソースのプロダクトを使用する旨伝えるのでしょうか?
その場合、「フリー」で有ることを強調しすぎていませんか?

「ただのソフト使って大丈夫なの?」とか言われそう。

提案する立場にある方の意見が聞きたいです。
まりり
ぬし
会議室デビュー日: 2001/12/05
投稿数: 329
投稿日時: 2004-01-23 00:24
提案する立場に近いものの意見として少し。
基本的にはClusterさんと近いのだろうと思いますが。

おかもとさん
>システムに詳しいユーザーならいざ知らず。詳しくないユーザーが
>WebSphereやWebLogicを使うように要求するとは思えない。

これ逆です。詳しいユーザだからこそフリーのものを要求しますし、
納得してくれます。
詳しくなければWebSphereやWebLogicが高いシェアを持っていることを
頼りにして使いたがります。予算の問題はまた別。


私の感触では、エンドユーザが求めるのは単なる安さではないです。
さくらーさんの言うように同じことができるのであれば安いほうを、
となるだけであって基本はサービスレベルの高いほうを選びます。
ただより高いものはないことはちゃんと知ってますし、安物買いの
銭失いをちゃんと避けてます。


何人かの方が触れているように、お客さんにシステムを納めたあとの
メンテナンスに誰がついてこれるのか、という問題がクリアにならないと
お客さんは首を縦に振りません。

作った人がいくら優秀で、完璧な運用ドキュメントを残したとしても
お客さんがメンテできなければそのシステムは使えません。
では、開発会社がずっとメンテするのかと言うと、せっかくフリーの
プロダクトで浮かせたライセンス費用を人件費に振り替えただけに
なります。
意外とお客さんは商用プロダクトは扱えるのです。
(慣れてるし情報が多いから)

初期費用とランニングコストと、お客さんが必要としているサービスレベルと
プロダクトで保証できる安定度と、総合的に判断してどっちがいいんでしょうね?
私は安心できるほうを使ったらいいと思います。


あとひとつ関連したこと。

そもそもサービスレベルに対してオーバースペックのプロダクトを
ありがたがる傾向は確かにあります。ブランド志向に近いでしょうか。
(ユーザ数100人未満のシステムにWebアプリケーションサーバはいりますか?)

でも、これはIT屋さんが生きるためには必要なことであるので否定はしません。
ユーザががんばって取捨選択できるレベルになってくれることを祈るのみ。
まあ、ITに限った話じゃないですからね、これ。


ちょっと話が発散してますが、ご容赦ください。

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)