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「ソフトウェア教育の権威Cem Kaner氏へのインタビュー」を読んで
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投稿日時: 2002-09-17 16:51
この記事面白かったです。私はコンピュータ工学なのでソフトウェア工学の教科はあまりとっていませんが、うちの大学にこういうテスト技法の教科があれば是非とりたいです。
こういうところはグサッと来ますねぇ。私の周りをみても実務経験のある人の方が成績やプログラミングのスタイル(書くコードとかプログラミングプロセスとか)が良い感じがします。 一般の会社ではテスト等はどうしているのでしょうか?教えていただけると嬉しいです。 # 前も話題になりましたが、「Development Style」を独立させてほしいです。>@ITさん | ||||
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投稿日時: 2002-09-17 17:55
実務経験がないのもNGですが、理論や体系が判っていないのもNGですよ。 私の周り(私を含めて)には「ソフトウェア工学」をきっちり学んだものはあまりいません。そういう場では「テスト不足に起因する問題」が顕在化すると、「テストとはなんぞや」というところへ行き着きます。ソフトウェア工学を学ばれた学生さんは、このようなことは必要ないんでしょうね。 システムは、開発環境や開発手段、開発者の属人性など理論では計り知れないところがあると思います。こういう個所に関する気配りは論理的説明できるものではなく、経験で感じ取らなければならないでしょう。「習うより慣れろ」的視点ですね。 一方、テストって「理想を言えばこうあるべきなんだよ」というものはベースに必要だと思います。これは学生のように既成概念にとらわれずきっちり学んだものの方がきちんとしていると思います。 まず理論から入って理論武装してから実務経験を積む、という手順でいいんじゃないですかね。 # なぁ〜んか、論点をずらしてしまった気がします。<(_ _)> | ||||
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投稿日時: 2002-09-17 19:11
そうですね。「習うより慣れろ」はとても大事だと思います。ちょこっとだけアルバイトの形で実務研修をした事があります。その時の経験は本当に貴重です。 丁度今、Software Project Managementという教科をとっていますが、実務の時の経験がめちゃくちゃ役にたっています。周りの人で実務経験のない人からすると役に立たない退屈な授業だそうですが、私にとってみると経験で習ったことが授業で習うことと噛合ってくれるので楽しんでいます。だから、経験がある方が分かりやすいし、習うのも早いかなと思っています。 | ||||
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投稿日時: 2002-09-17 19:30
テストですか... 私は自らプログラムを組むことは少なく、人が作ったプログラムをテストする方が断然おおいですが、そういう時は"作り手が嫌がること"を重点的にテストします。 例えば、 ・ESCキーやファンクションキーを片っ端から押す。 ・右クリックやドラッグ&ドロップしてみる。 ・Enterキーでフィールド移動するなら敢えてTABやマウスで移動させる。 などなどです。 何か情報を登録するプログラムなら、 ・画面が表示されたらとりあえず更新のボタンを押す。 ・すると「これこれしてください」とかメッセージがでるはずなので指示に従う。 ・登録できた時にこれでいいのかを判断する。 ってのもやりますね〜。 一見嫌なヤツですが、「こういう操作でないと正しく動きません」は必要最小限でなければいけませんので... まあ、単体レベルではあたりまえのテストの他はこんなものですかね。 | ||||
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投稿日時: 2002-09-18 17:28
お返事ありがとうございます。
GUIなどのユーザーインタフェイスのテストは難しいですよね。たまに友人のプログラムのテストをしたりするのですが、GUIのテストをしているとしょうもなく眠くなります 笑。 自分でテストやコードレビューをするよりも、他人にやってもらった方が意外な物が出てきたりするので良いのですがなかなかそんな暇な人がいなくて・・・。こういうテストケースの充実化というのはXPなんかのペアプログラミングが効力を発揮するのでしょうね。 #Software Project Mangementという教科のレポートを書き終えたので、ちょっとリラックス中。 | ||||
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投稿日時: 2002-09-18 18:44
おぉ、PMですか。 私は最近思うところがあり「やらねばなるまい」とPMの独学に着手しました。 話が逸れて申し訳ないのですが、PMBOKやEVMなどを学ばれるのでしょうか? それともPM全体で体系だったものはないのでしょうか?差し支えなければどのようなことを学ばれているか教えてください。 PMは、納期とコストと品質に関する最適化だと思っているので、学生さんにはつまらないでしょうね。(^_^) 授業では納期やコストなどに神経質になる必要はないのでしょう? PMは現場に出ないとなかなか必然性を感じられないと思うので、学生さんに同情します。(^_^; | ||||
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投稿日時: 2002-09-18 20:49
もともとコンピュータ工学なので、あまりソフトウェア工学は詳しくないのですけど、それどもよろしければ ソフトウェア工学はまだまだできたばかりなので、全体で「これだ!」というものは無いのではないでしょうか。古典的(といってもつい最近ですが)なものでいえばCMMやISOなんかがありますね。最近では、PSM(Personal Software Management)とかTSP(Team Software Management)などもあります。強いていえばXPなんかもPMの一種ではないですか?いっぱいあるけれど、まだまだこれからでしょうね。 ちなみに私のうけている授業では PSMというのを主にやっています。あと、プロジェクト打ち上げ前のプラニング・コスト・サイズ予測に関することに重点を置いているようです。ちょこちょこと、他のPMに関することも出てきます。 先生がコンサルタントをしているので、色々な企業の話を聞けて面白いですよ。 (・・・あぁ、勉強しないと (T-T) ) そうそう、付け足し忘れました。確かに学生にとってコストはどうでもいいのですが、納期は大事です。時間内に提出しないと点数が削られて、落としますから 笑 (オンライン提出なので一秒でも遅れると、ダメ) [ メッセージ編集済み 編集者: H2 編集日時 2002-09-18 20:54 ] | ||||
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投稿日時: 2002-09-18 23:43
いえ、意外性テスト(笑)はそのプログラムの仕様や操作手順を全く知らない人が行うのがベストですね。ペアプログラミングで強化されるのは例外データの処理等も含めて想定される操作が増えるだけかも。先入観がなくてネチっこいのが一番。(笑) | ||||
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