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Webシステムの性能要件について
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投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2007-02-20 18:42
お世話になります。
Webシステムの性能要件を整理する必要があります。 ユーザ数は10万件と定義した場合、その数を基にして 下記の項目を算出する事は可能でしょうか? もしくは、全てを顧客から聞き出すしかないのでしょうか。 --------- トランザクション(1日、ピーク時集中率) レスポンスの許容時間 計画停止の回数/時間 許容ダウンタイム システム二重化の条件 ディザスタバックアップの有無 --------- よろしくお願いします。 |
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投稿日時: 2007-02-20 19:10
レスポンスの許容時間については、特別な事情がなければ単純な問い合わせでリクエスト発行完了からレスポンス開始まで 2〜3 秒とするのが一般的と考えます。
(あくまで私の主観であることをお断りしておきます。) その他の項目はすべて顧客要件だと思います。 業務ドメインが絞れれば一般的と考えられる数値はあるかもしれませんので、ゆいなさんが業務を分析した上で、一般的な値や、他システムと比較しての優位値を提案する方法もあります。 (例えば証券を例にとりますと、計画停止は 1 回/年以下、トランザクション分布は日平均で 300〜500/秒、時単位での変動は平坦(±10%程度)、決算期に 10 倍程度までの増加を許容、システム多重化による無停止運用(許容ダウンタイム 0)、地理分散まで含めたディザスタバックアップが必要、天災による全停止が発生してもデータはすべて保全されることなどという条件が考えられます。 なお、値は適当なので信用しないでください) ただ、顧客要件の性格は非常に強いのですが、顧客が具体的な数値を持っているかというとそうではない場合も多々あります。 ゆいなさんが数値を提案する必要性も認識しておいてください。 (以下蛇足:顧客を喜ばせるあまり、実現困難ないし不可能な提案をしないよう、重々ご注意ください。) |
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投稿日時: 2007-02-20 21:30
> ユーザ数は10万件
10万人でしょうか? > a.トランザクション(1日、ピーク時集中率) 1日のトランザクション件数 = 1ユーザあたりの平均参照ページ数 × 1日の利用ユーザ数 ですよね。 ピーク時集中率 = 現行システムがあるのであれば、その実績を使いましょう。 > b.レスポンスの許容時間 > c.計画停止の回数/時間 > d.許容ダウンタイム お客様〜エンドユーザ間で合意すべき事項です。 > e.システム二重化の条件 b.〜d.を踏まえ、システム設計者として二重化しないと実現できないのであれば、 要件に盛り込みましょう。 なお、それに掛かる概算コストは予め算定しておきましょう。お客さんに聞かれるはずです。 この要件は、このコスト次第で採用されるかも知れませんし、 b.〜d.の条件が緩くなり、結果採用されないかもしれません。 > ディザスタバックアップの有無 お客様のビジネス要件によります。 そのデータを失うことで発生する金銭的損失が、ディザスタバックアップの仕組を 構築し運用するコストを上回るのであれば、要件に盛り込むべきです。 |
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