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なぜ「スケジュール」を立てなければ行けないの?
投稿者 | 投稿内容 | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-05-27 17:56
こんにちは。
話の内容(と言葉の意味)が難しくあまりついていけてないのですが、最初に一通り読んだ限りでは”感情的”に、はにまるさんにかなり共感するものがありました。 まずは自分の立場から説明すると、自分はこの1年ほど初めてリーダーらしきことをおこないました。大きなプロジェクトの中に6つほどのグループがあり、その1グループを担当しましたが、自分のグループは他のグループに比べ、開発規模が小さく、後半は他のグループの手伝いという立場になってしまいました。(ですからグループリーダーとしての仕事はあまりしていません) しかし一応はグループリーダーだったので進捗会議とよばれるものは、毎回出席していました。 その中で感じたことと今回はにまるさんが疑問に感じていることが似通っているようなのでお話に混ぜていただきます。(この投稿で終わりかもしれませんが^^;) はにまるさんは、依頼者と開発者の間で「計画」の意味が「目標」から「約束」に変わるタイミングがあると、やんわり書いていますが、私の参加したプロジェクトでは、殆ど「計画」は「約束」と同義またはそれに近似であると捉えられてしまいます。 ですから「進捗会議」と呼ばれるミーティングに参加すると、スケジュールの遅れから発せられるSIerの言葉は「どうして遅れているのでしょうか?どうやったらこの遅れを取り戻せますか?対策方法を提出してください。」といった具合です。 あるグループでは3ヶ月の間にスケジュールの遅れが最大32日という状況がありました。 当然その間「進捗会議」は開催されており(週1回から2回)、毎回報告しているのでSIerが知らない状況ではありません。 しかしそこには、現状の状態が正常なのか異常なのかを判断して対策を打ってくるSIerなど存在しないのです。すべてスケジュールを立てたものの責任として扱われ、スケジュールの遅れを取り戻すことばかり考え、スケジュール通りにならなかったら責められるのです。 まさにこの「進捗会議」は、「スケジュールが目的として扱われている」といった状況でした。 過去のプロジェクトでも程度の差はあれ似たりよったりの経験しかしてこれていません。 ですから、皆さんが「スケジュール(計画)は約束ではない」といったニュアンスの発言をしていることに正直驚くと同時に、自分たち(SIer含む)はなんて不幸な状況・環境にあるのかと考え込んでしまいました。(スケジュールは守らなくてもよいと考えているのではありません) そんな環境でしか仕事をしてこなかった人間が(はにまるさんもそうであるか分かりませんが)「スケジュールっていったい何なんだ?」って疑問に思ってしまうのも理解できるような気がします。 「スケジュールは必要か?」と問われれば、ある一定の目標を設定するために必要だと思います。 (はにまるさんだって絶対に必要ない!と確信しているわけではないため、この疑問を投げかけているのだと思います) しかしそれをどう扱えば効果的かということを理解していない為 (はにまるさんではなく、そのスケジュールに関わる人達)、「スケジュール」が負の要素にしかならないという状況が発生してしまっているのではないでしょうか? たぶん「スケジュール」というものの見方を根本的に変えていかなければいけません。 自分は聞きたいです。 「このような環境にいる人たちの意識改革を行うためには、どのような手段をとることが有効なのでしょうか?」 | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-05-27 17:58
あああ、読み直して気が付きました。 1週間毎に詳細計画をガントチャートでリスケ依頼受けてたのは、昔の物件です。 紛らわしいと言うより完全なる抜けでした。 2004-05-27 15:34の投稿は今、私が進んで作成している計画技法です。 申し訳ございません。 m(_ _)m [ メッセージ編集済み 編集者: はにまる 編集日時 2004-05-27 18:09 ] | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-05-27 22:48
NAL-6295です。 スケジュールを立てたのであれば、責任は勿論あります。 周りは、そのスケジュールをあてにして動いているのですから、当然です。 問題は、遅れを取り戻せる時点で、遅れの原因を認知し作業の改善をしなかった事および、SIerに報告し再スケジュールをお願いしなかったことにあるのでは無いですか?
と言われたのであれば、責められていると感じるのではなく、原因と対策を練る事が肝要だと思います。 責められていると感じているだけでは仕事は進みません。 原因と対策を練らない限り、改善はされません。 物理的にそのスケジュールで作業を行う事が無理であれば、手遅れ(納期前とか、随分遅延してからとか)になる前に、報告する必要があるでしょう。 [ メッセージ編集済み 編集者: NAL-6295 編集日時 2004-05-27 22:57 ] | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-05-28 00:22
ITで考えると変だから一般的に考えて、行きましょか。
計画って失敗しない為に行うのであって、成功する為の計画って違和感を感じませんか?。 つまり普通にやって失敗しない事は、計画しないのが人間です。 一応、「成功する為の計画」も考えてみましょうか?恋とか恋愛とか計画で上手く行きますか? 失敗し無い=成功の場合ならば、あるかもしれませんが。一般生活では「当たり前」という いい加減な状態があるので、やっぱり、「成功する為の計画」は違和感があります。 問題は、普通に計画して失敗する行為の場合、 通常の計画手段では必要充分ではありません。 つまり何か代償を払うか、特殊な技能を使う必要がある訳なんですね。 例えば、新幹線より早く走るとか! 冗談では無いですよ。昔より普通で出来るレベルが高いのですから、 普通で出来ない事を能力でカバーすると言う事は相当特殊な能力が必要なのです。 私は知りませんが、IT業界では普通に計画をして成功する仕事が多いでしょうか? 短納期やら低コストとか言われている見たい何で、凡人が普通の計画で利益出す事は 無理な話では無いでしょうか? ま〜凡人がスケジュールを作るな!で宜しいかもしれませんね。 あ!そうだプロジェクト・マネージメントとか言う技術を扱う本に 書いてあったのですが、プロジェクトとは毎回異なる物であると書かれていましたよ。 毎回違う物を計画するって大変そうですね! 常に条件を同一にすれば良いのかもしれませんが。 では、では | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-05-28 01:36
凡人が利益を出すために、試行錯誤して計画をたてます。 その試行錯誤の結果、いろいろな手法が開発されているのです。 仕事で開発をやっている以上は、対価をいただいている以上は、無理な話と諦めるのは仕事に対しての不義理としか、言いようがありません。 最初は計画のブレが大きくても、試行錯誤を繰り返せばある程度のブレに収まるようになるはずです。(勿論、うまくいかない原因を捉えられなければいけないことは言うまでもありません。) うまくいかなくても、感情のみで判断せず、冷静に原因を捉え対策を練ることです。 勿論、関係者に相談する必要もあるでしょう。 また、計画がうまく行かないならば、それをできるだけ早い段階で関係者に報告し、相談する必要があるでしょう。 テストではないので、一人で悩む必要はありません。 | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-05-28 09:42
るぱんです。
>はにまる様 凡人が云々・・・卑下する必要は無いですよ。 いくら突っ込まれてるとしても、次に活かせたらそれでOKじゃないですか? 凡人だからどうとか言う話にしてしまうと、「次」が出てこないですよ。 凡人だったら普通の人以上に気張ればいいんじゃないですか? 「次見てろよ〜。かならずぎゃふんと言わしてやる。」って思ってたら良いのかも?(笑) くれぐれも、自分が「ぎゃふん」と言わないように注意が必要ですが。(汗) 似たような条件で利益出してるプロジェクトもあるわけですよね? その計画を出した人に頭下げて教えて貰うってのも一つの手だと思います。 自分がわからない場合、できる人に聞くのが一番速いですからね。 んで、苦言をひとつ。 このスレの冒頭で思考停止と言う話で反省されてましたよね? また同じ過ちを繰り返すのですか・・・? 凡人だと思うならばこそ、尚の事努力が必要ですよね? 最初に大事なのは「やる」のか「やらない」のか。 最後に大事なのは「できた」のか「できなかった」のか。 最初から一番最後のハードルに飛びかかろうとすればそれは大抵は失敗するでしょう。 小さいハードルから飛んで行けたら良いんじゃないですか? >みなさまへ 叩くだけで伸びる人もいますけど、潰れる人も居ますよね? 少しはフォローしませんか? | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-05-28 10:23
フォローありがとう御座います
そうですね。ただNAL-6295さんは、意識せずに人より一歩先にいってしまっているから 認識差があるのだと思います。その認識差を整理すれば、技術体系化が出来ると考えています。 私達が生活で行う計画の殆どは「失敗しない為の計画」で、 つまり過去の投稿で言う、「約束の為の計画」です。 そして、プロジェクトマネージメント技法で一般に習う範囲も「約束の為の計画」が多いです。 勿論、「失敗しない為の計画」技法は先に身に付ける必要があります。 しかし、今必要とされるのは、「成功する為の計画」です。 つまり過去の投稿で言う、「効率化の為の計画」です。 この「効率化の為の計画」は、「約束の為の計画」の手段にも影響を及ぼします。 1つ解っている事を記述すれば、 ・全てを同一レベルで計画する事は無駄があり、「重要な物」と「重要で無い物」 の切り分けが出来ずに、効果的な実行判断が出来ない恐れがある。 と言う事です。 つまり今のステージが何処か?を判断しておかないと行けないのです。 ・個人計画が立てれない人は、チーム計画を立てる事は出来ません。 ・チーム計画を立てると、個人計画のやり方も変ります。 これは誰しもが経験あると思います。 はにまる的・計画技法のステージ
大抵の方は、各ステージに不完全性がありながらも、「約束の為の計画技法」まで到達します。 そして各ステージから上る事で前ステージの技能が向上すると考えています。 しつこいですが、現在「計画」とは一般的に「約束の為の計画技法」を示します。 そして、そのレベルでは不充分である事を、私の周囲では感じている様です。 [追記] この多くの方が「約束の為の計画技法」まで到達して停止するのは、先程の投稿で 軽く触れさせて頂きましたが、一般生活ではそれで十分だからです。 だからこそ、次のステージがある事を伝え目標にして提示すれば、現状が打破出来ると 思うのです。 [/追記] 「効率の為の計画技法」は、そんなに難しい話では無いと、今の所思っています。 逆に体系建て計画技法を身に付ける事の方が習得は容易な筈です。
相談は大切です。 ただ、一歩先を考えると、 私の知る限りでは、多くの方は「約束の為の計画技法」です。 つまり、相談しても全員が同一レベルであれば効果性が低い場合があります。 この場合は、どちらかが譲歩して頂く必要がある訳ですが、 譲歩とは、一次的であっても損をする事です。 「効率の為の計画技法」があれば、譲歩しなく済むかも知れませんよね? >少しはフォローしませんか? ルパンさんと同意見です。 [編集-追記] 一つ前の投稿文書との連携が弱い為、追記。 [ メッセージ編集済み 編集者: はにまる 編集日時 2004-05-28 11:07 ] [ メッセージ編集済み 編集者: はにまる 編集日時 2004-05-28 11:10 ] | ||||||||||||||||
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投稿日時: 2004-05-28 11:44
このスレでは 「スケジュール」 という名の ”紙っぺら” のことを議論したいのかしら?
”紙っぺら” でしかないのなら、それは本当に 「予定表(schedule)」 でしかないでしょう。 ズレたらズレるだけ。その線が延びるだけ。 そこには 「計画(plan)」 や 「手順(procedure)」 が存在しないのでは…? ”紙っぺら” だけ作ったり、書き方だけを学んでも、意味をなさないのでは…? せっかくたくさんの方が、とてもよい意見をポストしてくださっているんだけどなぁ…。 ちなみに、私が新人のときには 「与えられたタスクが、自分の技量で何日かかるかを見積もれるようになって、ようやく半人前」 と言われました。 ここでいう 「見積り」 は、「スケジュール」 とは違います。 土俵を一緒にしちゃダメよ。 |