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オブジェクト指向の理解度を測るためには?

投稿者投稿内容
はにまる
ぬし
会議室デビュー日: 2003/12/19
投稿数: 969
お住まい・勤務地: 誤字脱字の国
投稿日時: 2004-06-02 15:40
引用:

msoさんの書き込み (2004-06-02 12:32) より:

オブジェクト指向の勉強会を行おうとしています。
勉強をさせようとしているメンバーはピンキリ

すべてが自己申告なのでどのような勉強会を
実施すればいいのか悩んだ結果、アンケートを出して
理解度を予想しようとしています。


・全ての人を対象として、最終的に全員一定レベルの知識を持たせたい。
・無駄な受講をさせたく無いのでコース別けをし、レベルに合ったコースから受講させたい。

と読みました。ピンキリ全ての人を対象とすれば、全コースに大きな流れが必要と思います。
また、勉強会であれば下準備でコース毎の冊子も作る必要があると思います。

その為、受講者にコース毎の冊子に記述されている目次を提示すれば、申請し易いと思いますし、
もし、受講を開始したコースが、自分より高いレベルでも冊子を渡せば宜しいかと思います。

引用:

みなさまなら”オブジェクト指向を理解しているか?”を
判断するような質問としてどのようなことを聞きますか?


ただ、受講結果の「理解度調査」は行った方が受講者、指導者共に有益だと思いますので
どちらにしろ、コース毎の理解度を判断する材料は大切ですね。

自己申請が怖いのであれば、「理解度調査」から数点の設問を抜粋して
アンケートに利用しては如何でしょうか?
taro
ぬし
会議室デビュー日: 2003/10/20
投稿数: 316
投稿日時: 2004-06-02 15:48
ちゃちゃですが、「アンケート」なんですよね?
技術者って知らないこと聞かれるとむきになって調べてしまう傾向があるので(笑)
あまり難しいこと聞くと勉強会で教えることなくなってしまうかも・・・。
「OOばっちり。クラス図の書き方を人に教えられます」
「デザパタに沿ったクラス図は書けます。OOってそういうことだよね?」
「OOは聞いたことあるけど意識しないなあ。クラス図は見れば分かるけど書くのは・・・」
「ていうかOOってなによ?」
みたいな4択にしてしまうかもです。難易度をつけたアジェンダを配って、
必要だと思うものだけに参加するようにすると(教える方も)楽ですよね。
[追記]
リロードせずに書き込んだらはにまるさんと一部かぶってしまいました。すみません。

[ メッセージ編集済み 編集者: taro 編集日時 2004-06-02 15:53 ]
はにまる
ぬし
会議室デビュー日: 2003/12/19
投稿数: 969
お住まい・勤務地: 誤字脱字の国
投稿日時: 2004-06-02 16:03
引用:

taroさんの書き込み (2004-06-02 15:48) より:
[追記]
リロードせずに書き込んだらはにまるさんと一部かぶってしまいました。すみません。


とんでもございません。音叉みたいに共鳴した感じで嬉しいです。
# 結構、同時刻投稿とか嬉しかったりする。!おおお、3つも同時に!って

msoさんへ>
ただ、私も個人的に「技術をどう測る?」という所に強い興味があります。
きっと間違い無く皆様もそうです。(妄想中...「そうだ!そうだ!」の声が!)
コースを考えられているのであれば、ザクっと列挙して見てはいかがでしょうか?
mso
ぬし
会議室デビュー日: 2003/12/04
投稿数: 496
お住まい・勤務地: 宮城
投稿日時: 2004-06-02 16:52
msoです。

いろいろと意見ありがとうございます。
ちょっと細かく現状を説明させていただきます。
はにまるさんが推測されている通りで、
結構な人数を今期中に全員オブジェクト指向の考え方を
マスターさせろと上司から命令されました。
そこでオブジェクト指向についてちょっと分かっている程度の技術者が
5人ほどが寄せ集めらました。
とりあえず対象者が100人ほどいてどの程度できる人がいるのかさっぱり
把握していません。そこでアンケートをしようとしています。

とりあえず今考えているのは
・クラスってなんですか?
・オブジェクト指向のメリット、デメリットをあげてください
(などいくつかのアンケートを実施)
できそうな人には何かのシステム例を挙げて、
クラス作成やクラス図の作成もしてもらう。

そこで”独断”でレベルを分けていこうと思っています。


ただ、指導する側にもオブジェクト指向についての
考え方が統一されていないため先にするべきは指導する側の
意識統一かとおもっています。

また、教えるにしてもまったく分かってない人たちには何から
教えるべきか悩んでいます。候補は以下のようになっています。
1:クラス設計→簡単なコーディング
2:簡単なコーディング→デザパタ
3:簡単なコーディング→UML
4:オブジェクト指向の概念→簡単なコーディング


まったく理解してない人にはどの候補(↑)がいいでしょうか??
個人的には3です。
はにまる
ぬし
会議室デビュー日: 2003/12/19
投稿数: 969
お住まい・勤務地: 誤字脱字の国
投稿日時: 2004-06-02 17:58
引用:

msoさんの書き込み (2004-06-02 16:52) より:
とりあえず対象者が100人ほどいて


そ、、、それはまた。。

引用:

把握していません。そこでアンケートをしようとしています。
とりあえず今考えているのは
・クラスってなんですか?
・オブジェクト指向のメリット、デメリットをあげてください
(などいくつかのアンケートを実施)


は、私の許容範囲ですが。

引用:

できそうな人には何かのシステム例を挙げて、
クラス作成やクラス図の作成もしてもらう。


これを依頼され、目的が勉強会のコース別けならば、
無駄な事をさせるな!と文句を言いに行きます。
msoさんもチェックするのが辛いのでは?

引用:

また、教えるにしてもまったく分かってない人たちには何から
教えるべきか悩んでいます。候補は以下のようになっています。


初心者の意見と聞いて下さい。(初心者だから、こそかもしれません。)

・概念説明は長くても1時間です。それ以上は、まず寝ます。

・全員が言語開発経験があれば、簡単なプログラムで良いので、
 「継承」をコーディングさせて下さい。
 この1発で、言語開発経験ならば「オブジェクト指向」の虜です。

 やはり興味を持たせる事が大切と思います。

 そこで、もう一発!「他者はこれで開発しているんだ。君ら勝てるか?」と追い討ち
 これで「興味」と「脅迫観念」の2重攻撃! 

・オブジェクト指向で良く聞くキーワードを順次、言語で実装させ体感させる
 (言語を憶えさせる訳では無い事に注意。)

・そして、ちょっと天狗になった所で気付かせます。

 「今までの話は、全て「設計」の話です。
  開発者でも頭の中では意図せずとも少なからず設計をしています。
  ただ、設計とあまり難しく捉えないで下さい。
  意図せずしている事を、意図してやるだけです。」

・それから、「UML」だの「デザパタ」を実習も絡めながらが、
 私は好ましいです。

受講しにいっていですか?
こくぼ
大ベテラン
会議室デビュー日: 2003/08/11
投稿数: 229
お住まい・勤務地: 国境の南、太陽の西。
投稿日時: 2004-06-02 19:13
こんにちは。

#ぼくの書くことは相変わらずなので、斜めに読む方が良いかもです^^;

自分だったら「オブジェクト指向を知っている、と言う人」には以下のことを聞いてみたいです。

・あなたはご自分のビジネスでオブジェクト指向をどれくらい利用されていますか?
 (具体的な事例や成果物があれば差しさわりのない程度で教えてください)

・あなたが見てきたソフトウェアの中で「これは美しいアーキテクチャだ!」と思うソフトウェアのアーキテクチャをモデリングしてみてください。

#現実こんなことをいちいちさせるのはおそらく無理ですよね。。。


#どうでも良いことですが、「継承」を知ったときは
#いまいちピンとくるものはありませんでした。
#ぼくの場合は「ダブルディスパッチ(ポリモルフィズム)」を知ったときに
#心トキメキました。

_________________
『Life's rich Tapestry!!』
はにまる
ぬし
会議室デビュー日: 2003/12/19
投稿数: 969
お住まい・勤務地: 誤字脱字の国
投稿日時: 2004-06-03 10:27
引用:

こくぼさんの書き込み (2004-06-02 19:13) より:

#どうでも良いことですが、「継承」を知ったときは
#いまいちピンとくるものはありませんでした。
#ぼくの場合は「ダブルディスパッチ(ポリモルフィズム)」を知ったときに
#心トキメキました。


お!そうですね状況的にどれが一番トキメクか考えての方がいいですね。
私は業務の基幹系アプリをしているので開発は使い回しが多いので、
「継承」にトキメキました。
Jitta
ぬし
会議室デビュー日: 2002/07/05
投稿数: 6267
お住まい・勤務地: 兵庫県・海手
投稿日時: 2004-06-03 11:59
 がるがるさんの「オブジェクト指向講座」を利用させてもらっては?がるがるさんが教えるときのメモが元ということですし、ちょうどよいかと。

 「概念」というか、「なぜ必要か」を痛感しなければ、実際に使おうという気にはならないと思います。憶えたからといっても、「使おう」という気がなければ使われず、使われなければ忘れてしまいます。管理者の目的も「業務で使う」ことですよね。そうであるなら、プログラミングの歴史から「なぜオブジェクト指向が生まれたか」を知り、デメリットとメリットを感じられるものが必要かと。

 私が最初にオブジェクト指向にふれたとき、「設計がしんどいな」と思いました。上司から「オブジェクト指向って、どう?」と聞かれ、「後は楽ですけど、最初はしんどいですね。設計に今まで以上に時間をかける必要があると思います」と答えると、「それじゃ使えんな」と返ってきました。
 私の理解も、オブジェクト指向に初めて触れた者、としては、間違っていないと思います。設計じゃなく、分析がより正しいでしょうが。短納期で「使い捨て」が多かった頃なので、課長の判断も間違いとは言い切れない、と思います。

 このように、メリットだけではないので、メリットだけ強調すると、デメリットに気がついたとき、「なんだ、使えないじゃないか」という思いが強調されます。最初にデメリットを説明し、それを上回るメリットを説明できれば、ベストだと思うのですが、難しいですよね^^;

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)