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脆弱性を見つけた時の対応は?
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投稿日時: 2005-08-08 11:10
どもでし。がるです。
んっと…まぁ色々経験した個人的体験込みで、つらつらと。
わっはっは。…寒いですねぇ。ちなみにこーゆー脆弱性、 多分今でも結構あちこちにあります(苦笑
うん。正直こんなもんだと思うです。とりあえず技術者として、 「正義感に燃えて」的部分っていうのは誰しもあると思うです。
多分このあたりから、一般の方と認識が乖離していくん だろうなぁと思うです。 上述は、技術者にしてみれば ・先方のあまりにもお粗末な対応への危機感 を感じての、ほぼ好意であるはずなのですが。 先方にしてみればそろそろ ・うるさい って感じる部分なんだろう、と。 私は、この辺の根っこに「危機への認識の違い」が あろうかと思うです。 # ちと詳しくは後述。
うん。「普通の企業」の反応でしょうねぇ。 もうちょっとひどいと警察を絡めてくる可能性すらありますし :-P
まぁ。向こうにしてみれば「メールの内容自体は正当なもの である」でしょうから :-P で、まぁ
という認識を先方がすることで、先方の、特に担当者は保身を図れる わけですね :-P 「特に重要な問題ではなかったのだがクレーマーが原因で閉鎖せざるを 得なかった」と。
数年前だとすると、IPAそのものはありましたが、脆弱性の報告窓口は まだなかったです。 出来るだけ長くならないように考察を^^; ひとつ思うに、多くの会社と、われわれ技術者の間では、 ものすごく大きな「認識の乖離」があると思うです。 技術者にしてみれば、例えば「URLの変更程度で顧客データ CSVがread出来る」状況は、非常に怖いわけでして。 非常に単純で初歩的な設計ミスであること、基本的には 比較的楽に修正ができること、そのわりに被害がでかいこと など。 技術者的には「メガホンもって大騒ぎする」に足る、 重要な内容だと思うです。 でまぁ修正方法もすぐ思いつきますし :-P ところが企業側にしてみると(以下、非常に粗悪なもの を想定しています)。 個人情報は謝罪か、場合によっては1件500円程度の コストで片付きますし。 なによりも、流出したと仮定して「自分の会社から流出 した」ことが公にならなければ問題ないですし。 一方で、システムを修正するといっても(そんなシステム を作成したスキルってのを基準にすると)方向性もよく わからないしどれくらい予算が削られるかも不明ですし。 しかも、現状ならぶっちゃけ「不正アクセス禁止法」 を使ってのサイバーノーガード戦法もあれば、イメージ 的にはカカクメソッドって手段もありありです :-P つまり、「URLの変更程度で顧客データCSVがread出来る」 状況は「事後に場当たり的な対応をするほうが安い」 です:-p まぁ正直なところ、怖い判例がでたなぁってのが 個人的感想ですねぇ。
本当に、しみじみと思いますが。 結局のところ「本当に痛い」のは無辜の顧客達であって、 企業ではないですから。 しばらくは難しいのかもしれないです。 だからこそ、せめて技術者たちに啓蒙をして、初めから 「そういったホールのない」状況を目指したいもの なんですけどねぇ。 |