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返答者の心得と技術

投稿者投稿内容
ちゅき
常連さん
会議室デビュー日: 2005/02/18
投稿数: 41
お住まい・勤務地: 関西
投稿日時: 2005-09-24 10:23
引用:

kazさんの書き込み (2005-09-23 21:52) より:

「こいつは意味をわかってない」と思ったら次の仕事は与えません.
つまり,ちゃんと結果を横目で見ています.
答えに飛びついて「それが何を意味するのか?」という
思考の遷移が無いと,教わっている側は
概ね「いつまでも同じ仕事」で終始しているようです.




 IT業界でもおんなじ様なものだと思いますけれど...いつまでも「ググレ!」といわれているような人は、同じようなPGばかりやらされるか、キャリア再育成プログラムを受けてもらうかのどちらかかと
#途中でバッくれられてしまうというのもありますが^^;

引用:

そう考えれば新しく入ってくる人のモチベーションの低さがわかるのではないでしょうか。




 ちなみに、新人さんたち、決してモチベーションは低いとは感じませんよ。知識レベルも、入社前に大方の人が基本情報くらいは持っていて、高度情報処理試験の取得済みという方も珍しくありません。でも、忠誠心というか「この会社に居続けよう」という意識は確かに低いかも。
#確かに、視野を広げるための時間をしっかり与えて上げれているか、というと少々反省。でも、する奴はちゃんとしてるところをみると、「家でも勉強!」という人と「家と仕事は区別!」という人では後者が増えたのかな、とは感じます。
じゃんぬねっと
ぬし
会議室デビュー日: 2004/12/22
投稿数: 7811
お住まい・勤務地: 愛知県名古屋市
投稿日時: 2005-09-24 10:33
何か、話題がかなり進んでしまった気がしますが。

引用:

kazさんの書き込み (2005-09-23 17:37) より:

「教えるは学ぶの半ば」という言葉がありますが,
問題はそこにあるのではないかと思ってます.
今の若い人たちの学び方,或いは若い人たちへの導き方って
「ここを調べろ」つまり「ググれ」なやり方が多いように思われます.
つまり,情報を与えることが「教える」ことになっていると.
これは単に「情報を与えている」だけで「教えていることにはならない」
と感じています.
少なくとも「教え導いている」ことにはなりません.


そうでしょうか? これには、私もかなり違和感があります。
幾ばくか自分で足掻かせておいて、どうしてもわからない時に教えていくことで、
導いている、成長させていると私は考えていますが...

いや、むしろ "算数のドリル" の "答え写し" のような教育ではいけないでしょう。
どうも "じっくり教育する" が「解を教える」かのように聞こえます。

某スレで話題にされていた「教授」のような人間であれば同感です。
あれは "自分がわからないから"「自分で調べろ」と言ってるに過ぎません。
ああいういい加減な人間は、私も憤りを感じます。

引用:

そうやって成長した人たちは,おそらく次の世代へも
同じように「情報を伝達する」ことしかしないでしょう.
何故なら「伝える」ことでしか教え方を知らないので,
「導く」ことをせず,結果的に「知識の断片を積み上げる」
だけが「学ぶ」ことになってしまっていると思います.


発掘した情報を、そのまま写し書きをしているからでは?
自分で考えることを怠っては、検索して情報を見つけても身にはなりませんよね。

そんな、私も完全に独学です。
その知識の多くは、検索によって発掘したものです。
しかし、検証を怠ってはいません。

で、その私が 21 歳の頃から教育する立場に立っています。
自分が学習してきたように、新人らには教育しています。
今のところ、それで問題に感じることはないですね。

# むしろ、向上心がある人は私を必要とすらしない。
# 向上心がない人は、検索を怠って (自分の努力を怠って) 私に聞いてきます。


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じゃんぬねっと日誌
冬寂
ぬし
会議室デビュー日: 2002/09/17
投稿数: 449
投稿日時: 2005-09-24 10:58
>ん?ピラミッド?
>メソポタミアの粘土板であ?
ん?確かにそうだったかも(汗)
「どこだったかなぁ。」ととりあえず検索してみたら、ピラミッドに・・・という記述が見つかったもので・・・

まぁ、それはともかく。
引用:

kazさんの書き込み (2005-09-23 21:52) より:
彼らは「背中で教える」だけではないのです.
教えた成果をちゃんと見ていて,
「こいつは意味をわかってない」と思ったら次の仕事は与えません.
つまり,ちゃんと結果を横目で見ています.
答えに飛びついて「それが何を意味するのか?」という
思考の遷移が無いと,教わっている側は
概ね「いつまでも同じ仕事」で終始しているようです.


ここらへん、面白いですね。
見方を変えると、言うなれば「出来ないヤツでも、それなりに生きていけた。」
状態だったのでは無いでしょうか?(つまり、親方が責任を持っていた。)
引用:

Kensakuさんの書き込み (2005-09-24 05:40) より:
それどころか人件費の安い国(の人)で
と思われてきているようだし。


という状態だと、出来ない人を囲っている余裕が無い(もしくは育てている余裕が無い)という事じゃないかな。
(そういえば、国内の産業を保護する為に外からの流入を防ぐ政策とかはありますが、IT業界だとそういう事が出来ないんでしょうね。)

さて。フレームワークの話が出たので、ちょっと自分流のプログラマ進化論(?)を。

プログラム覚えたての頃は、とりあえず「やる事」を並べて、「あ、動いた!」って程度なんですよね。
それが、繰り返しプログラムを作っているうちに、「前にやった事と同じ事やってるなぁ。」ってコピぺするようになって。
それをまとめて、自分用の関数ライブラリのようなものを作るようになります。
関数を、出来るだけ「どんな状況でも使えるように」していくと、とんでもなく引数が多くなってきて。
そうなってくると、今度は「引数をまとめた型」である「構造体」なんかも使うようになります。
「構造体で、状態が変わったら振る舞いが変わるんだけどなぁ。」
と考えるようになると、setter getter の必要性を感じるようになって、はたまた
「いっその事、こういうメソッドがあればいいや。」
となってくるとオブジェクトに目覚めてきます。

「こういうメソッドがあればいい」って事は、要するに中身はなんでもいいって事です。
ですから、「インターフェイス」なんて概念も出てきます。
MVCなんて言葉がありますが、
「入力部に、○○というObjectがあって、制御部では○○を通してデータにアクセスする。」
というようなフローを取り決めたりすると、それがフレームワークに昇華して行く・・・かもしれません。

自分を振り返って見ると、オブジェクトの使い方を覚えても
「なぜ、名前だけあって実装されてないメソッドがあるのか?」
というのがなかなか理解出来ませんでしたね。
上の例は、下の方に行くほどより「抽象的」になっていきますが、その「抽象」というのがなかなか理解出来ない。

今、プログラムっていうと、.NET「フレームワーク」からでしょうか?
.NETが何なのか?って勉強してない私には分かりませんが、
いきなり抽象度の高い「フレームワーク」から勉強しだして、どれだけの人が理解出来るようになるのか・・・
疑問に思いますね。

(なんか、うまくまとめられない&駆け足でしたが・・・申し訳ありません...o===3rz)
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2005-09-24 12:36
こんにちわ.
引用:

Kensakuさんの書き込み (2005-09-24 05:40) より:

IT業界を医師・会計・法律業界などと同列に考えるのが
間違っているのではないかと思います。
他に職がないから仕方なしに就く業界(敢えて例示しません)
に近くなっていっているように最近感じます。
そう考えれば新しく入ってくる人のモチベーションの
低さがわかるのではないでしょうか。


業界云々の話ではなく,手法の話です.
雰囲気とか士気とかいうことではなく,
単に問題解決の手法を例えているだけです.
引用:

でも、忠誠心というか「この会社に居続けよう」という意識は確かに低いかも。


ちなみに自分もかなり低いです.
というか,気持ち的には「会社と対等」くらいに思ってるので,
「自分で努力しなければならない」と考えています.
つまり,「そんなこと会社は考えてくれない」くらいに思ってますし,
だからそれらの努力は自分の持ち物になるし,
いずれその会社以外でも通用するくらいに抜きん出ることになる.
そうして他の会社に行くなり,その会社で地歩を築くなりする,
という循環が「正しい形」なんじゃないかと思っています.
引用:

そうでしょうか? これには、私もかなり違和感があります。
幾ばくか自分で足掻かせておいて、どうしてもわからない時に教えていくことで、
導いている、成長させていると私は考えていますが...

いや、むしろ "算数のドリル" の "答え写し" のような教育ではいけないでしょう。
どうも "じっくり教育する" が「解を教える」かのように聞こえます。


そう,「教えに行かなければならない」んです.
「教えを請いに来る」のではなく.
それが嵩じて,ついには「どうせやってくれる/教えてくれる」に繋がる.
その結果,教える側も厄介払いするかのように「答え写し」に走る.
なので
引用:

# むしろ、向上心がある人は私を必要とすらしない。
# 向上心がない人は、検索を怠って (自分の努力を怠って) 私に聞いてきます。


そうなるのも至極当然なのだと思います.
「背中を見て学ぶ」か「答えそのものを知りたがる」かで,
鮮明に分かれるでしょうし,その後の成長も,
成長後の後進への接し方もまるで違ってくるとのではないかと.
引用:

ここらへん、面白いですね。
見方を変えると、言うなれば「出来ないヤツでも、それなりに生きていけた。」
状態だったのでは無いでしょうか?(つまり、親方が責任を持っていた。)


そう,それなりに.
あくまでもそれなりに.
棟梁が責任を持つのは当然として,
※そのくらいでないと務まらないので.
結局成長しない人間はいつまでも同じ仕事しかさせてもらえません.
言い換えると「その仕事だけやってれば失敗しない」ので,
仕事を失わない代わりに昇給も無い.
で,後進の人たちのなかから追い抜いていくものも現れる.
それでも「この仕事だけやってりゃ...」という人はいるようですし,
そういう人たちを積極的に切り捨てることも無い.
でも,追い抜いている人に忸怩たる気持ちがあれば,
或いは生じれば,それなりに努力をし始めます.
その結果,能力を向上できれば新たな仕事を与えられて昇給も成る.

つまり「出来ないヤツは出来ないなりに」でしょうし,
「出来るヤツは出来るなりに」なのです.
そうして成長しきった暁には「暖簾分け」のように自分が棟梁になり,
後進を育て始める,という仕組みが延々と続けられていたようです.
ちゅき
常連さん
会議室デビュー日: 2005/02/18
投稿数: 41
お住まい・勤務地: 関西
投稿日時: 2005-09-24 13:24
引用:

kazさんの書き込み (2005-09-24 12:36) より:

つまり「出来ないヤツは出来ないなりに」でしょうし,
「出来るヤツは出来るなりに」なのです.
そうして成長しきった暁には「暖簾分け」のように自分が棟梁になり,
後進を育て始める,という仕組みが延々と続けられていたようです.




 うーん、つまりある掲示板の回答者の質を上げるためには、居座っている昔の棟梁はとっとと引退するなり他の掲示板に移れということでしょうか。たしかに血の入れ換えは必要なのかもしれませんね。
#それが発展に寄与するのか縮小して潰れていくことに繋がるのかはナゾですが...

引用:

いずれその会社以外でも通用するくらいに抜きん出ることになる.
そうして他の会社に行くなり,その会社で地歩を築くなりする,
という循環が「正しい形」なんじゃないかと思っています.



 特に突っ込むほどもない当たり前のことなんですが、ちと反応。
 これって、企業にとって人材育成放棄に繋がる言い訳として流行ったんですよね。「会社と従業員は対等」。どう考えたってお金をもらってる雇われ者と払っている側が対等になるというのは難しい。契約社員となって、会社対会社の付き合いになれば別でしょうが。
 今までは同じ企業内で人材を回していたのが、業界全体で回していこうという流れ。まぁ、後者の流れでいくのでしょうね、そのほうが経営上効率的ですから。自分で自分のキャリアの責任を持て、という当たり前のことですが、この部分を企業が責任を負わなくなれば、IT業界って建設業界のように現場のプロと設計などのプロに、おもいっきり2極化していくんでしょうね。(ちょっと飛躍)
#確かに、一通りいろいろなことをさせてみるコースと、本当にひとつのことしかさせないコースを選択させる会社が増えてきてますね。複線型キャリア形成プログラムって名前や趣旨はかっこいいんですが、プロフェッショナル系を選んだときの将来像が全く見えないのも怖く感じます。(かなり飛躍してしまいすいません)
よっちゃん
ベテラン
会議室デビュー日: 2005/05/24
投稿数: 74
お住まい・勤務地: 千葉県在住、東京田舎勤務
投稿日時: 2005-09-24 14:01
ここで全く道を外れた発言です。

ただ、自分でどうしたら良いか分からない時って
まず、最後の現象を聞きます。
経験多い方「それって、どんな操作をしたらそうなりましたか?」
初心者「え、うーんと、ここをこうしたんですよ」
経験少なくてエバる奴「その前は?」
初心者「え、そんなことは分かりません!・・・?」
経験多い方「とりあえず、今行った様なところまで言ってみましょう」
初心者「最初は、こうして・・あれ??次はどうしたんだって??」
経験少なくてエバる奴「そんなことも知らないで経験者に聞くんだ、
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2005-09-24 14:19
引用:

ちゅきさんの書き込み (2005-09-24 13:24) より:
引用:

kazさんの書き込み (2005-09-24 12:36) より:

つまり「出来ないヤツは出来ないなりに」でしょうし,
「出来るヤツは出来るなりに」なのです.
そうして成長しきった暁には「暖簾分け」のように自分が棟梁になり,
後進を育て始める,という仕組みが延々と続けられていたようです.




 うーん、つまりある掲示板の回答者の質を上げるためには、居座っている昔の棟梁はとっとと引退するなり他の掲示板に移れということでしょうか。たしかに血の入れ換えは必要なのかもしれませんね。
#それが発展に寄与するのか縮小して潰れていくことに繋がるのかはナゾですが...


そう読めますか?
「暖簾分け」が世代交代を意味するというご認識ですか?
自分は「教わる」側から「教え導く」側に身を置き換えることを書いています.
数を一定にすることに意味があるとは思えませんし,
そう書いていないつもりです.
なので,「他に移る」とか「引退する」のが
どこから発想されているか理解しがたいです.
引用:

引用:

いずれその会社以外でも通用するくらいに抜きん出ることになる.
そうして他の会社に行くなり,その会社で地歩を築くなりする,
という循環が「正しい形」なんじゃないかと思っています.



 特に突っ込むほどもない当たり前のことなんですが、ちと反応。
 これって、企業にとって人材育成放棄に繋がる言い訳として流行ったんですよね。「会社と従業員は対等」。どう考えたってお金をもらってる雇われ者と払っている側が対等になるというのは難しい。契約社員となって、会社対会社の付き合いになれば別でしょうが。


自分は以前から一貫して対等だと思ってますし,
人材育成を放棄したり人材の流出に意を用いない会社が存続するとは思えませんが?
で,その後の述懐にあるように二極化する理由はなんでしょう?
自分は建設業界にいましたが,「単一の専門家」以外にも
「あらゆる方面に通暁している人」が大勢いました.
宮大工の棟梁はその一例です.
かれらは設計も現場の施工監理も,お客さんとのやりとりも巧みでした.
当然「会社」なんて感覚は無く,また人材育成を必死でやることも無いようです.
というか,その仕事を「好き好んでやっている」ので,
そういうのを「小難しい」としてあまり意識しないようです.
それで前述どおりに
「出来ないヤツは出来ないなり,出来るヤツは出来るなり」
の仕事しかさせず,そうせざるを得なくなります.

自分の将来像を会社に託すのを,自分は「怠慢」としか考えていません.
会社はそれを「手助け」することはあっても,
責任は取ってくれないでしょうし,責任なんて持てないでしょう.
結局自分の能力を育てるのは自分自身でしょうし,
招来を開拓するのは自分自身では?
そんな意味で「会社と対等」だと思います.
財政的に,或いは職掌として会社に従属するのは当然として,
能力の開発まで会社に依存するのは「奴隷」になるのではないかと.
とりあえず「会社は主体的な意志を持って集まる場所」だと考えているので.
と書くと「じゃ,みんながみんな,主体的なのか?」
と返ってくるのかもしれませんが,現実はそうではないのでしょう.
そうではないから多くの人が会社に従属することを欲するのであって,
それがすなわち「奴隷根性」と呼ばれるものではないかなと,
最近の弊社の若い人たちを見ていて強く感じるわけです.

じゃんぬねっと
ぬし
会議室デビュー日: 2004/12/22
投稿数: 7811
お住まい・勤務地: 愛知県名古屋市
投稿日時: 2005-09-24 14:20
こんにちは、じゃんぬ です。(*'-')

引用:

Yoshiさんの書き込み (2005-09-24 14:01) より:
ここで全く道を外れた発言です。

ただ、自分でどうしたら良いか分からない時って
まず、最後の現象を聞きます。
経験多い方「それって、どんな操作をしたらそうなりましたか?」
初心者「え、うーんと、ここをこうしたんですよ」
経験少なくてエバる奴「その前は?」
初心者「え、そんなことは分かりません!・・・?」
経験多い方「とりあえず、今行った様なところまで言ってみましょう」
初心者「最初は、こうして・・あれ??次はどうしたんだって??」
経験少なくてエバる奴「そんなことも知らないで経験者に聞くんだ、


それって、デバッグ限定? (何故に?w)
最後の一言は、言ってはいけない一言でしょうけど、
「その前は?」くらいは私も聞きますよ。
その前が重要なことって結構ありますからね。

あ、私も経験は少ないので合ってるかもしれませんねw (;´・ω・`)


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