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良く適用する開発プロセスは?

投票結果総投票数:39
DOA 1 2.56%
ウォーターフォール 4 10.26%
スパイラル 7 17.95%
UP(RUPを含む) 1 2.56%
XP 10 25.64%
その他Agileプロセス 1 2.56%
プロダクトライン 0 0.00%
野生の勘 11 28.21%
  • 投票は恣意的に行われます。統計的な調査と異なり、投票データの正確性や標本の代表性は保証されません。
  • 投票結果の正当性や公平性について、@ITは一切保証も関与もいたしません。
投稿者投稿内容
かずくん
ぬし
会議室デビュー日: 2003/01/08
投稿数: 759
お住まい・勤務地: 太陽系第三惑星
投稿日時: 2003-12-18 15:39
このページで、
引用:

UML、コンポーネント設計、データ・オリエンテッド・アプローチ(DOA)を実際に開発に採用しているのは15%以下に過ぎなかった。EA(エンタープライズ・アーキテクチャ)、XP(エクストリーム・プログラミング)、EVM(Earned Value Magaement)の採用に至っては5%以下だった。


と書かれているのですが、じゃぁ、いったいどんな開発プロセスを使っているんだと、ふと思ってしまいました。

投票一覧以外で、こんなのを使用しているよ。というのがあれば教えていただけますでしょうか。

ちなみに私は、ユースケース駆動+テストケース駆動をごった煮にしたプロセスがお気に入りです。

#追加
?になっている最後の項目は、「本物はプロセスに頼らず直ソース」です。

[ メッセージ編集済み 編集者: かずくん 編集日時 2003-12-18 15:41 ]
Gio
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/28
投稿数: 350
お住まい・勤務地: 都内から横浜の間に少量発生中
投稿日時: 2004-01-09 16:35
ちょびっとだけ回答します。

個人的ですが、Peter Coad & Jeff De Luca の提唱した Feature Driven Development (FDD) が気に入っています。
XP はあまり大規模なプロジェクトには向かないような感じ(飽くまで主観; 13 人のプロジェクトでの成功事例の論文は読んだことがありますが)がするし、さりとて RUP では魚を捌くのに真剣を用いる感がありと思っていたところ、FDD がしっくり来ました。
(勉強しただけです。実践はこれから

XP や Scrum、Crystal Clear ではプロジェクト規模が制限されますが(XP のみ主観; Scrum と Crystal Clear は明示的に適用プロジェクト規模を制限していますね)があるのに対し、FDD は簡単にスケーラブルな運用がイメージできるところがツボでした。
incremental-iterative プロセスを運用しているところであれば導入障壁が小さい印象も持ちました。

蛇足: Scrum の対象になるような 5〜9 人程度のプロジェクトでは一人に複数のロールが割り当てられることになるため、小規模プロジェクトには FDD は向きません。
がるがる
ぬし
会議室デビュー日: 2002/04/12
投稿数: 873
投稿日時: 2004-01-13 12:56
ども。がると申します。
微妙にGioさんの反証になるような気がしないでもないのですが。

私はもっぱら小さいプロジェクトが多く(人数片手、期間は月単位)、
その場合において、XPは非常に有効に使えると思っていますっていうか
つかってます。

個人的には
・テストファースト:これはどこでも当たり前
・ショートサイクルリリース:意外と重要
・ペアプログラミング:やると面白い。疲れるけど

ってな印象でしょうか?
特にペアプロはなかなかやれる環境が少ないのですが、
いい勉強&いい教育になるので、個人的には非常に気に入っております。
ほむら
ぬし
会議室デビュー日: 2003/02/28
投稿数: 583
お住まい・勤務地: 東京都
投稿日時: 2004-01-13 15:45
ども、ほむらです。
----------
がるがる氏
引用:

私はもっぱら小さいプロジェクトが多く(人数片手、期間は月単位)、
その場合において、XPは非常に有効に使えると思っていますっていうか
つかってます。


XPは使用できる条件は厳しいけど使うといい感じのようですね。
XPを使うには最低限こんな条件が必要だろうと思っているのですけどどうでしょう?>ALL
・プロジェクト単位として人の入れ替わりがほとんどない。
・プログラマの技術力として上下の数が同じくらい
・ちゃんとした初期設計ができている。
・XPを実践する為のツールもそろっている

#XPで開発中のドキュメントが必要ないのは全員の頭の中に同じドキュメントが
#できているからだと思っています。

僕個人的には。
野生の勘+TDDですか。
TDDといってももうちょっとXPよりですが^^;;;;
がるがる
ぬし
会議室デビュー日: 2002/04/12
投稿数: 873
投稿日時: 2004-01-13 16:51
どもも。がるです。
引用:

XPは使用できる条件は厳しいけど使うといい感じのようですね。


じつはそんなに厳しくないです。っていうか、ゆるい条件で使えて
くれないと色々困るって状況で、最終的にXPに落ち着いてるので。
# ゆるい条件がSEの寿命によいか悪いかはおいておきます :-P

引用:

・プロジェクト単位として人の入れ替わりがほとんどない。


んと、リリースを数日とかの単位にしておくと、リリース
タイミングまで入れ替わらなければOKなので、結果、結構
激しく入れ替わってもどうにかなります。
いやまぁ責任者まで激しく入れ替わられるとつらいのですが。

引用:

・プログラマの技術力として上下の数が同じくらい


実は低いのがいっぱいいてもなんとか。教育まで考えると…って
部分はあるのですが。
低レベルの子を一人で起動するよりはまだしも安心できます。
ちなみに、最終手段として「技術力低い二人のペア*たくさん。
知恵袋1〜2人を遊撃辞書隊員として確保」って技が。
意外と面白い周りかたしました。…いやまぁ、知恵袋やってると
目が回るほど忙しいのですが(苦笑

引用:

・ちゃんとした初期設計ができている。


XPは元々「初期設計がちゃんとしてない」ことが前提なので:-P
この辺は、むしろ「コロコロ変わる」に「なんとか対応」でき
ます。…ユーザ教育には非常によろしくないのですが。

引用:

・XPを実践する為のツールもそろっている


ペアプロの時は、むしろハードウェア的に環境がそろってる
ほうがうれしいですねぇ。
ツール自体はほとんど必要ないですっていうか使ってないです。
ハードウェアは
・1台のPCに2つのキーボード&ディスプレイ&マウス
があると便利。後は防音室(笑
# 真面目なはなし。会話が大量に発生するのでうるさいです(笑

引用:

#XPで開発中のドキュメントが必要ないのは全員の頭の中に同じドキュメントが
#できているからだと思っています。


この辺は、チェックする人間と指示する人間がしっかりしてる
事がむしろ重要ですね。
あとは「最短リリース」で、常に動かしていく。
常に動かしてものを見ながらやっていくと、意外とずれないもの
です。

「単純にペアプロが面白いのでXP推奨派」のがる、でした〜 (笑
Gio
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/28
投稿数: 350
お住まい・勤務地: 都内から横浜の間に少量発生中
投稿日時: 2004-01-13 18:42
すみません、どこが反証なのかわかりませんでした > がるがるさん

時間規模については把握できていないのですが、人数規模では
〜10人くらい: XP, Scrum, Crystal Clear
10人〜30人くらい: FDD, Crystal Orange
と捉えています。
13 人と書いたのはカナダのソフトウェアハウスの事例だったと思いますが、これもやはりスキルの高低で分けると上下がほぼ半々でした。
論文は XP のアクティヴィティの有用性を実地に体験&検証するという experience paper で、ペアプログラミングはチームのスキルレベルアップに有効であったという結論でした。当たり前過ぎで申し訳ない(_ _)

5 人前後の XP は私も経験がありますし、なにも自分の経験は否定しません

# でもペアプロ、楽しいけれど、周囲から見るとうるさいですよね
# 「そこのロジックどういう意味?」「こうこうこうです」「だったらこうした方が効率いいよ」やら、
# 「コメントたくさん入れてますね」「今はいいけれど、一週間後には多分意味忘れているから備忘録(笑)」やら(以上、自分が周囲をうるさがらせた実話)
Gio
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/28
投稿数: 350
お住まい・勤務地: 都内から横浜の間に少量発生中
投稿日時: 2004-01-13 18:47
引用:

「単純にペアプロが面白いのでXP推奨派」のがる、でした〜 (笑


確か Scrum から XP に取り入れられたものだと思いましたが「一週間の仕事は 40 時間まで」も大好きです
かずくん
ぬし
会議室デビュー日: 2003/01/08
投稿数: 759
お住まい・勤務地: 太陽系第三惑星
投稿日時: 2004-01-14 01:14
[qote]
実は低いのがいっぱいいてもなんとか。教育まで考えると…って
部分はあるのですが。
低レベルの子を一人で起動するよりはまだしも安心できます。
ちなみに、最終手段として「技術力低い二人のペア*たくさん。
知恵袋1〜2人を遊撃辞書隊員として確保」って技が。
意外と面白い周りかたしました。…いやまぁ、知恵袋やってると
目が回るほど忙しいのですが(苦笑
[/quote]
私の中では、UPはベルトコンベア方式、XPは一人屋台方式のようなイメージを持っています。
XPにおいて、ペアは分析、設計、実装、テストのすべてをこなすことになるからです。
一人屋台ゆえ、少なくとも片方がエキスパートクラスでないと、まともに運用できないように感じています。ペアの両方の技術力が低い場合、仕事が遊撃部隊に集中し、遊撃部隊がただの火消しになってしまわまいかと心配してしまいます。

引用:

XPは元々「初期設計がちゃんとしてない」ことが前提なので
この辺は、むしろ「コロコロ変わる」に「なんとか対応」でき
ます。…ユーザ教育には非常によろしくないのですが。


私は、この点でXPになじめません。XPはIterationを経るごとに設計とテストケースが安定していきますが、場合によっては大幅な設計の変更が作成したテストケースを無駄にしてしまうのではないかと思えてなりません。この場合、テストケースをまた安定化させる必要があるように思えます。

かといって、UPはかなり重いプロセスで、大量の文書の作成要求されるのに辟易しています。それゆえ、私は、UPからユースケース駆動とロバストネス分析を取り出し、ユースケース分析を通して、処理フローとシナリオを安定させ(XPにおけるCRC分析に近い感じ)、このシナリオをベースにテストケースや(ロバストネス分析により)設計モデルを抽出し、その後テスト駆動で行うという方法に落ち着きました。

FDDとCrystalは何度か挑もうとしましたが、理解しきれず挫折しちゃいました。



[ メッセージ編集済み 編集者: かずくん 編集日時 2004-01-14 01:25 ]

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