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クラスタについて
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投稿日時: 2005-04-09 09:10
おはようございます.
旧いスレをアゲてしまいますが... この MSCS の場合,仕組みとして 「複数の node から単一の volume に同時に書き込める」 ものなのでしょうか? つまり file server や E_Mail server にも使えてしまうのかと... 以前 Linux でその手のものを作るには 「Cluster node から同時に書き込むための file system? が必要だ」 と認識しました. そのために VERITAS の Cluster File System や open source の GFS が必要だと理解していたんですが... もしかして,その辺を補うために Microsoft Application Center みたいのがあるのかと思いましたが, 調べてみる限りそうでもないらしく, 実際にはどのように動作するのか非常に興味があります. 差し支えなければご教示いただけないでしょうか? -> 皆様 事例や構成例でも良いです. よろしくお願いいたします. | ||||
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投稿日時: 2005-04-10 17:56
MSCSはクラスタ用語の「shared nothing model」(反対はshared everything model)なので、複数の node から単一の volume に同時に書き込めません。実際にscsiのreserve/releaseコマンドを出していると聞いてます。(前スレで言ってたSCSIコマンドは、ハートビート用でなく、このことだったかもです)
だからといってfile server や E_Mail server に使えないわけではないですよね。単一volumeの場合は両サービスを同じnodeに属させれば良いわけですから。複数volumeの場合は別nodeとしてactive/active運用も可能です。 MSCSにもshared everything model用のインタフェースはあるみたいで、クラスタ用語でDLM(distributed lock manager)というらしいのですが、オラクルのクラスタは独自のDLMを使ってると又聞きしたことがあります。 MSはDLMは排他制御のオーバヘッドがあるから、shared nothing にしたんだーと言っていますが、私的には単に開発期間が無かっただけであり、将来的にはshared everything になると確信しています。 | ||||
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投稿日時: 2005-04-10 20:25
こんばんわ.
ご教示いただきありがとうございます.
とすると負荷分散な cluster はできないということですよね. active/active で file server や e_mail server の負荷を分散したいような場合は, やはりダメなんですよね. ま,default で付いてきてくれてるだけでも御の字なのでしょうけど... どなたか Microsoft Application Center の事例をお持ちの方, いらっしゃらないでしょうか? | ||||
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投稿日時: 2005-04-11 02:14
Microsoft Application Center は利用していますが、 といっても一から自分で構築したわけではないので・・・ 負荷分散に関してはCiscoのLoadBalancerを使用しています。 (なお、MSCSは使用しておりません。) Microsoft Application Centerは展開用ですね。 なお、MSCSで Active/Active/Active/Passive という構成は見たことがありますが (Active3台はそれぞれ独立していますので、負荷分散ではないです。 どれか一台がとまったときにPassiveにFailover) なお、Microsoft Application Centerに関してですが、 .NET Archetecture が完成されたと同時に役目を終了したと いうことで次期VersionのReleaseは予定されていないと どこかに書いてあった記憶が・・・つまり2000で終わりかと・・・ [ メッセージ編集済み 編集者: ちゃっぴ 編集日時 2005-04-11 02:33 ] | ||||
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投稿日時: 2005-04-11 07:30
おはようございます.
「展開用」というのがちょっとよくわかりませんでした. つまり data の replication 用ということでしょうか? それとも共用 disk のために利用している? 差し支えなければもう少しご説明いただけると助かります. | ||||
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投稿日時: 2005-04-11 09:34
replication 用です。 Microsoft Application Center はその名のとおり、ASP等 Applicationを展開を主眼において開発されたと思いますので・・・ その場合、共用Diskを使用するMeritはほとんどないのではないでしょうか? (共用が必要なDataはDB Serverに格納しますし・・・Disk障害時のFailoverを考えると・・・) .NET以前のWeb Applicationですと、COMの展開時にIISのResetが必要とか めんどくさい作業を肩代わりしてくれるのが Microsoft Application Centerです。 | ||||
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投稿日時: 2005-04-11 13:05
こんにちわ.
なるほど,よくわかりました. ありがとうございます. となると,やはり Application Center で共用 disk を利用するのは ある意味「筋違い」な利用法なのでしょうね. とすると,やはり複数の node -> share disk を一緒に利用な場合, なんらかの形で「同時に同じ Volume を利用する」ための実装が必要になるわけですよね. Windows Server 素のままでできたりするのかな? | ||||
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投稿日時: 2005-04-11 22:49
ApplicationCenterのメリットは、Webコンテンツの一括配布と、あと確か
CLBがありませんでしたっけ。これは厳密な意味での負荷分散といえるでしょうが、 一般的に応用できる話ではありませんよね。 MSのやり方で言えば、負荷分散的思考をするなら、複数のリソースグループを 作って、それぞれを別のノードにpreferredとして割り当てろ、ということに なるんでしょうね。 共有であれば、複数の共有を作成して(たとえば部署ごとに)、うまく負荷が 50:50になるように、それぞれのノードに共有を割り当てたりするんでしょう。 Exchangeの場合も、サーバーを2つにして、それぞれに静的にユーザーを割り当てて 静的負荷分散を図る、ということになるんじゃないんでしょうか。 現在のところ。 |