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NT-AD間で信頼関係構築後のアクセス権について

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投稿者投稿内容
あかさか
会議室デビュー日: 2004/05/14
投稿数: 3
投稿日時: 2004-05-17 14:04
お世話になります。

現在、社内のOA環境をActiveDirectory化するための検証を進めています。
ActiveDirectoryを導入したあとも、NTドメインとの信頼関係を構築する
必要があったため、その検証を進めたところ、次のような事例が発生しました。

NT環境はNT4.0SP6、AD環境は2003です。
NT環境も、AD環境も、ドメコン兼ファイルサーバが2台ずつという構成です。
下記ページを参照して信頼関係は双方向に信頼、認証はドメイン全体として
構築し、構築後の検証まで確認しました。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;325874

あとは、AD側の共有フォルダごとにNT側の利用を制限する必要が
あったため、フォルダのプロパティから設定をかけようとしたのですが、
AD側からNT側のドメイン名は選択できるものの、ユーザやグループが
全く検索できないのです。

私は、双方向で信頼関係さえ結べば、お互いのグループやユーザを
アクセス権として使えるものと認識していたのですが・・・。

わかりにくい文章で申し訳ありません。
何かご存知のことがありましたら、お教えいただけませんでしょうか?
宜しくお願いいたします。
slanky
常連さん
会議室デビュー日: 2004/01/29
投稿数: 21
投稿日時: 2004-05-21 16:16
Windows2003は、触ったことがないので、違うかもしれませんが、Windows2000
だと、このような場合は以下ようにすれば解決できます。

ActiveDirectoryインストール時のウィザードの「アクセス許可」画面で
「Windows2000以前のサーバと互換性があるアクセス許可」(デフォルト)ではなく
「Windows2000サーバとのみ互換性のあるアクセス許可」を選択した場合に
起こります。
「W2Kサーバとのみ互換性〜」を選択すると、NTとADでの認証をしない?出来ない?
相互しない?ようになり、セキュリティが既定のレベルより高くなります。

この「W2Kサーバとのみ互換性〜」を選択すると、「Pre-Windows 2000 Compatible Access」
(読み取り権限を許可する互換性グループ)に[Everuone]が追加されません。
「W2K以前のサーバと互換性のある〜」を選択すると、「Pre-Windows 2000 Compatible Access」
に[Everyone]が追加されます。

基本的に、NTドメインなどW2K以前のサーバが存在する場合は「W2K以前のサーバと互換性〜」
にチェックをした方が良いです。
他のNTドメインと全く関係を持つ必要が無い場合は、「W2Kのみの互換性〜」でOKですが。

但し、これはWindows2003の話なので、グループで「Pre-Windows 2003 Compatible Access」
はあるのでしょうか?
もし、あればそのグループに、[Everyone]を追加すれば解決できると思います。

2003を触ったことがないので、、回答になっているか分かりませんが。。。。
ぴんぴん
大ベテラン
会議室デビュー日: 2004/05/07
投稿数: 141
投稿日時: 2004-05-21 17:05
pre-windows 2000というと、まずNTのRASサーバーっていうのが出てきますが、信頼関係
構築にも影響する、ということですね。MSの資料では「NT4はNULL認証というのをさまざま
な場面で使用する」とだけあって、具体的にどういう場合、というのがあまり書かれていない
ようです。

ちなみに、2003でも、「Pre-Windows 2000 Comaptible Access」のままです。
slanky
常連さん
会議室デビュー日: 2004/01/29
投稿数: 21
投稿日時: 2004-05-21 17:37
そうですね、「Pre-Windows 2000 Compatible Access」だとRASの話が出てくる
事が多いですね。
ここのサイトにもこの件は紹介されています。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/adprimer007/adprimer007_02.html

「W2Kサーバのみの互換性〜」を選択すると、セキュリティが高くなるというのは
ADへのNULL接続の拒否(NTLMの拒否)をするという事です。
なので、NTのRASがADへ接続する為には、「W2K以前の〜」を選択する必要があります。

>ちなみに、2003でも、「Pre-Windows 2000 Comaptible Access」のままです。

あ、そうなんですね。
であれば、このグループにEveryoneを追加すれば、OKだと思います。
あかさか
会議室デビュー日: 2004/05/14
投稿数: 3
投稿日時: 2004-05-24 11:25
返答が遅くなってしまい申し訳ございません。

ご回答いただきありがとうございます。
ただ、ActiveDirectoryインストール時の「アクセス許可」で
「W2K以前の〜」を選択していたこともあり、
「Pre-Windows 2000 Comaptible Access」には、
「Everyone」が既に追加されておりました。

そこで、もう少し確認をしたところ、
「ForeignSeccurityPrincipals」内に収められている
オブジェクトの名前が、全て「S-X-X-X」というように
表示されていました。(Xは全て数字です)
読み取り可能な名前という項目には、「Everyone」などの
名前が表示されていましたが、これはこれでよいのでしょうか?

また、もうひとつ確認したことがあります。
それは、AD側のクライアントへドメイン管理者でログインすると、
そのクライアントからであれば、ファイルサーバ(兼DC)の
フォルダへ、NT側のグループを追加することができました。
つまり、AD側のクライアントから設定するのであれば、
「Pre-Windows 2000 Compatible Access」のグループが
正常に機能しているようなのです。

こうなってくると、DCのセキュリティポリシーくらいしか
思いつかなくなってきているのですが、この辺りが影響して
アクセス権云々という話になることはあるのでしょうか?
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