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DNS設定変更後のWindowsドメインへのログオンについて

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投稿者投稿内容
itsits
会議室デビュー日: 2006/04/19
投稿数: 2
投稿日時: 2006-04-26 21:50
現在下記のような状況でドメインコントローラ、DNSサーバを運用しています。

SERVER1 :[Windows 2000 Server]AというWindowsドメインの
ドメインコントローラ。
DNSサーバとしても動作しているが、
管理しているDNS正引きゾーンは
A(a.example.co.jp)で、内容はActiveDirectory構築時に
自動生成されたもののみ。
クライアント側にはDNSサーバとして公開しているが、
実際の処理はSERVER2にフォワードしている。
SERVER2 :[Solaris]AというDNS正引きゾーン(a.example.co.jp)と
BというDNS正引きゾーン(b.example.co.jp)があり、
両者の設定内容は同じ。
クライアント: DNSサーバとしてほぼSERVER2を指定しているが、
一部SERVER1を指定している人もいる。

今、不要になっているA・DNS正引きゾーンを削除したいと考えています。
そこで質問なのですが、

(1)SERVER1のA・DNS正引きゾーンは
「ドメインコントローラとして動作するために必要=残しておく必要がある」
と思うのですが、正しいでしょうか。

(2)SERVER2のA・DNS正引きゾーンを削除した場合、
DNSサーバとしてSERVER2を指定しているクライアントは
AというWindowsドメインにログオンできるのでしょうか。

情報が不足していたらご指摘ください。
よろしくお願いします。

[ メッセージ編集済み 編集者: itsits 編集日時 2006-04-26 21:52 ]

[ メッセージ編集済み 編集者: itsits 編集日時 2006-04-26 21:52 ]
kaz
ぬし
会議室デビュー日: 2003/11/06
投稿数: 5403
投稿日時: 2006-04-26 23:42
こんばんわ.
引用:

itsitsさんの書き込み (2006-04-26 21:50) より:

(1)SERVER1のA・DNS正引きゾーンは
「ドメインコントローラとして動作するために必要=残しておく必要がある」
と思うのですが、正しいでしょうか。

(2)SERVER2のA・DNS正引きゾーンを削除した場合、
DNSサーバとしてSERVER2を指定しているクライアントは
AというWindowsドメインにログオンできるのでしょうか。


まず過去のログを参照しましょう.
幾度も幾度も繰り返し繰り返し書いた覚えがありますが,
Active Directory の DNS の要件を知っていれば自明です.
SERVER1 の DNS zone を削除するということは,
半ば「Active Directory の機能を破壊する」ということです.
SERVER2 を Active Directory に参加している client が参照しているのは
設定内容として間違っています.
仕組みとして単に forward しているだけだとしたら,
その client は SERVER2 の a.example.co.jp は参照していません.
Mattun
ぬし
会議室デビュー日: 2004/08/10
投稿数: 1391
投稿日時: 2006-04-27 10:23
引用:

(1)SERVER1のA・DNS正引きゾーンは
「ドメインコントローラとして動作するために必要=残しておく必要がある」
と思うのですが、正しいでしょうか。


別にドメインコントローラがDNSサーバでなければならないわけではありません。
そのドメインの情報を格納したDNSが存在していさえすれば問題ありません。

今回のケースだと、SERVER1のDNSおよびDNSゾーンを削除できるかは、
SERVER2のa.example.co.jpゾーンでADの関連レコードを
管理し続けれるかどうか、現在管理されているかどうか、次第です。
引用:

SERVER2 :[Solaris]AというDNS正引きゾーン(a.example.co.jp)と
BというDNS正引きゾーン(b.example.co.jp)があり、
両者の設定内容は同じ。


このa.example.co.jpゾーンに、AD関連の各レコードが存在してますか?
どのようなレコードが存在すればいいかはMSの資料に書いてあります。

このa.example.co.jpゾーンは、マスタゾーンですか?
セカンダリゾーンであり、SERVER1からゾーン転送されているのであれば、
当然SERVER1のa.example.co.jpゾーンが消されると問題があります。

引用:

(2)SERVER2のA・DNS正引きゾーンを削除した場合、
DNSサーバとしてSERVER2を指定しているクライアントは
AというWindowsドメインにログオンできるのでしょうか。


a.example.co.jpゾーンの名前解決ができればログオンできる、
できなければログオンできない、です。

SERVER2がa.example.co.jpゾーンを保持しておらず、
かつa.example.co.jpゾーンを管理しているDNSサーバへフォワード
していないのであれば、a.example.co.jpゾーンの名前解決はできないでしょう。


別にAD関連ゾーンであるa.example.co.jpを、
WindowsDCのSERVER1で管理しようと、
Solaris+BINDのSERVER2で管理しようと、どちらでも構いません。
やりやすい方でやれば問題ないです。

また、その構成次第で、クライアントがどちらのDNSを参照しているのが
適切な構成なのか、が決まります。
別にSERVER1を参照してようがSERVER2を参照してようが、
どちらかを参照してようが、a.example.co.jpの名前解決が
適切に行えているのであれば問題ないんです。

DCからの動的更新を受け入れる設定の手間とか考えると、
WindowsServerでやった方が楽、ってのはありますが。

引用:

情報が不足していたらご指摘ください。


不足しているのは間違いないですが、
結局どっちで何を管理したいの?ってあたりなどは
自分で理解して決めなければならないので、
とりあえずADのDNSの仕組みについて勉強してください。
_________________
Mattun
Microsoft MVP for Directory Services
(Oct 2006-Sep 2007)
itsits
会議室デビュー日: 2006/04/19
投稿数: 2
投稿日時: 2006-04-27 23:54
kazさん、Mattunさん、回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
クライアントはDNSサーバとしてSERVER1を指定するようにし、
SERVER2のAゾーンの記述は削除することにしました。

引用:

kazさんの書き込み (2006-04-26 23:42) より:

まず過去のログを参照しましょう.




調べ方が足りませんでした。すみません。

引用:

Mattunさんの書き込み (2006-04-27 10:23) より:

とりあえずADのDNSの仕組みについて勉強してください。




すみません。勉強して出直してきます。
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