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グループポリシーを利用したローカルログオン制限について
投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2007-12-20 14:39
※申し訳ありません「会議室」に種類があることを知らず、誤った会議室に
スレッドを立ててしまったので、正しい会議室で投稿しなおしました。 こんにちは。この度は「ActiveDirectory環境でのドメインコントローラへの ローカルログオン制限」の設定の行い方について質問したいと思います。 どうぞよろしくお願い致します。 早速ですが、現在Windows Server 2003のみでActiveDirectoryを用いた ドメインネットワークを使用しております。 まず、ドメインは単一ドメインで仮にtest.localとします。 そして、 東京支社(Tokyoサイト)にドメインコントローラ 「 DC-TOKYO 」 大阪支社(Osakaサイト)にドメインコントローラ 「 DC-OSAKA 」 があるとします。 そして今行いたいことは、 1.Osakaサイトの管理者は自サイト内のDCにはローカルログオンできるが、 TokyoサイトのDCにローカルログオンすることはできない。 2.Tokyoサイトの管理者は自サイト内のDCにはローカルログオンできるが、 OsakaサイトのDCにローカルログオンすることはできない。 (ちなみに管理者はそれぞれOsakaAdmins・TokyoAdminsというドメインローカルグループに 属しているとします。) ということです。ただ条件として、 1.「Active Directoryユーザとコンピュータ」にてOU「Domain Controllers」内の ドメインコントローラのComputerオブジェクトをさらに子OUに分けたり移動したりしないこと。 2.「Default Domain Controller Policy」自体の変更は行わない(同階層に新規ポリシーを作る のは構わない)。また「Default Domain Policy」も全て未定義にしておくこと。 があります。 以上を踏まえて、私が行ったことは… 1.「ActiveDirectoryサイトとサービス」にてOsakaサイトにTokyoAdminsグループの ローカルログオンを拒否するポリシーを適用しました。 (場所は「コンピュータの構成」「Windowsの設定」「セキュリティの設定」「ローカルポリシー」 「ユーザ権利の割り当て」「ローカルでログオンを拒否する」です) また、TokyoサイトにもOsakaAdminsに対して同様のポリシーを適用しました。 「ローカルログオンを許可する」は下へ影響を与えないように未定義のままとします。 そしてサイトに適用するポリシーは「上書き禁止」としました。 2.OU「Domain Controllers」に新規ポリシーを作成し、ここではTokyoAdmins・OsakaAdmins ともにローカルログオンを許可するポリシーとしました。 (ちなみに優先度的にはDefault Domain Controller Policyの前に適用されるようにしました。) 3.この時「DC-TOKYO」にローカルログオンできるセキュリティグループがどうなっている かを考えました。私の知識が正しければ、本来、より優先度の高い『OU「Domain Controllers」に適用した 新規ポリシー』が「サイトのポリシー」に対する矛盾点を上書きするはずですが、「サイトのポリシー」が 「上書き禁止」になっているため逆に「サイトのポリシー」が優先される、かと思います。 そのため「OsakaAdmins」はローカルログオンできず、矛盾点には関わらない「TokyoAdmins」は ローカルログオンが可能になる… となります。 実際、設定後私の考え通りに、あるサイトの管理者は他サイトのDCにローカルログオンできず、自サイトの DCにのみローカルログオンできるという状況が続いていました。 しかしあるとき以上の設定を一旦消去し、再構成したところ全ての管理者が他サイトはおろか 自サイトのDCに対してもローカルログオンの権利を得られなくなってしまいました。 (消去と再構成は「ポリシーの削除」「ユーザをグループから脱退」「グループの削除」 「新規グループの作成」「新規グループへユーザを追加」「ポリシーの設定」という手順で行いました。) おそらく、私の考え方に間違いがあったのかも知れませんが、何が原因なのかが 一向に分からない状態です。 経験者の方、有識者の方々のご教示を賜りたく質問させていただきました。 よろしくお願いいたします。 |
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投稿日時: 2007-12-20 15:13
とりあえず、設定がおかしくなった管理者でドメインにログインして
「gpresult /z」でどんなグループポリシーが適用されているか 調べてみてはどうでしょうか? |
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投稿日時: 2007-12-20 15:40
私もADの管理の経験がそんなに無いので、的外れかもしれませんが
ADの管理の観点から考えると、DCへのローカルログオンを禁止する のはあまり意味がないのではないでしょうか? (DCがファイルサーバ兼用しているであれば、話は別ですが) 東京支社と大阪支社のOUを作成し、それぞれのOUに支社に属している オブジェクト(DCも含めて)を配置した上で、OUの制御の委任を 支社ごとの管理者に対して行うべきではないでしょうか |
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投稿日時: 2007-12-20 15:56
ゆうじゅん 様
早速のご返答ありがとうございます。 おっしゃられた通り、試しにTokyoサイトのDCに、ドメインのAdministratorで ログオンしてgpresultコマンドを実行してみました。 しかしながら、やはり私自身が作成した「サイトにリンクしたポリシー」、 「OU[Domain Controllers]にリンクした新規ポリシー」そして「Default Domain Controller Polisy」以外に「Interactive Logon Right」または 「Interactive Logon Right」は構成されておりませんでした。 質問には書ききれなかったのですが、私のイメージではドメインコントローラに 到達するポリシーは(Tokyoサイトを例に取ると) 1.「サイトにリンクしたポリシー」が読み込まれる。 →[OsakaAdminsがローカルログオンを拒否される(上書き禁止)] 2.「OU[Domain Controllers]にリンクした新規ポリシー」が読み込まれる。 →[OsakaAdminsとTokyoAdminsのローカルログオンが許可される] 3.「1.」と「2.」のポリシーが統合される。 OsakaAdminsに関わる設定が矛盾しているので優先度の高い方で上書きされる。 ここでは一方が上書き禁止になっているので… →[OsakaAdminsは拒否されるがTokyoAdminsは許可される] 4.「3.」の結果と「Default Domain Controller Policy」が統合される。 矛盾点は存在しないので「Default Domain Controller Policy」内の情報は 変更されない。(未定義の場所は上書き禁止設定されていてもスルーされるので影響はない) →結果、DC-TOKYOにはOsakaAdmins内のアカウントではローカルログオンできず、 TokyoAdmins内のアカウントではローカルログオンできる。 …と、なるのだと考えていましたが、これが間違いなのでしょうか? (間違いだとすると、なぜ以前はちゃんと制御できていたのかが 逆に気になるのですが…) なにあともあれ、ご返答ありがとうございました。 [ メッセージ編集済み 編集者: t x t 編集日時 2007-12-20 16:18 ] [ メッセージ編集済み 編集者: t x t 編集日時 2007-12-20 16:19 ] [ メッセージ編集済み 編集者: t x t 編集日時 2007-12-20 16:20 ] |
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投稿日時: 2007-12-20 16:09
ゆうじゅん 様
二度目のご返答に気付かず投稿してしまいました。 申し訳ありません。 まさにおっしゃられる通りで、実はDC(DCのComputerオブジェクト)を 分けて管理する場合も検証はしていました。 (もっと言うとDC以外は各支社ごとのOUに分けられ、委任も行われる予定なのですが…) 結果、動作的にもADの構造的にもすっきりと安定した状況だったのですが、 「OU[Domain Controllers]の中のオブジェクトは絶対にいじってはイカン」 というのが条件になってしまっているのです… それでわざとポリシーのコンフリクトを利用した方法を考えているのですが、 やはり推奨できない方法なのでしょうか。 Microsoft的にどうなのかもわからない状況です… [ メッセージ編集済み 編集者: t x t 編集日時 2007-12-20 16:13 ] |
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投稿日時: 2007-12-20 16:34
gpupdateを実行しても、グループポリシーの適用状況は変わらないでしょうか
あと、以下の手順でうまくいかないでしょうか? 1)「Domain Controllers」に以下のグループポリシーを追加 ・OsakaAdminsローカルログオン拒否 ・TokyoAdminsローカルログオン拒否 2)1)で追加したグループポリシーのプロパティを開き、「セキュリティ」を選択 3)以下のようにセキュリティ設定を行う ・OsakaAdminsローカルログオン拒否 → DC-OSAKAに対して、「グループポリシー適用」権限の「拒否」にチェック ・TokyoAdminsローカルログオン拒否 → DC-TOKYOに対して、「グループポリシー適用」権限の「拒否」にチェック [ メッセージ編集済み 編集者: ゆうじゅん 編集日時 2007-12-20 16:39 ] |
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投稿日時: 2007-12-20 17:12
ゆうじゅん 様
お世話になっております。 早速ですが、セキュリティで(ポリシーでログオン拒否した)自サイトへの適用を 取り消す、という新アイデアに喜び勇んで試してみたものの、 結果的には駄目のようです。 「このシステムのローカル ポリシーは、このユーザが対話的にログオンすることを許可していません。」 のおなじみのメッセージが出てしまいました。 念のためgpupdate /forceはもちろん、ADサイトとサービスから 「今すぐレプリケート」→「ポリシーのリビジョンの確認」、そして (あまりしたくはないのですが)サーバの再起動も随時行っているのですが、 上手くはいかないようです。 朝来てみたら上手くいった、と言う経験が何度かあるのですが 今回はそうはいかなさそうです。 |
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投稿日時: 2007-12-20 17:17
そもそも、DC個々に、管理可能なAdminを分けること自体、
あんまり意味がないと思うのですが。 DomainAdminsはドメインの管理者であり、 DC1台操作できればドメインの管理オペレーションはすべて行えます。 DCはサーバというよりドメインそのものです。 要するにその要件自体がおかしく見えます。 ましてやローカルログオンのみ拒否というのも・・・ 管理オペレーションでローカルログオン必須なものなんてありましたっけ。 実際の挙動については、細かい検証してないので曖昧ではありますが、 強制ってコンテナの親子関係に対して有効だと思ったのですが、 DomainControllersコンテナとサイトって親子でしたっけ。 |