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KB949189 を入れ忘れて・・・
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投稿日時: 2008-09-07 11:19
Windows 2003 ドメインコントローラを Windows 2008 にリプレースする際に、つい KB949189 を入れ忘れて作業をしてしまいました。
ドメイン名:TEST.LOCAL 元DCのコンピュータ名 : DC1 新DCのコンピュータ名 : DC2 やっちゃった手順としては、 1.Windows 2008 をクリアインストールし DC2 と名付け 2.DC2 を TEST.LOCAL の追加ドメインコントローラに昇格 3.全ての FSMO を DC2 に移動 4.DC1 を降格(ドメインコントローラ→メンバサーバー) しばらくは何も問題が起きなかったのですが、ある雷の夜に Exchange 2003 サーバー(メンバサーバー)が再起動(UPSが入ってるのにぃ・・)されたらしく、以降 Exchange Server のサービスが起動しなくなってしまいました。 仕方なく Exchange Server を再インストールしようとしたところ、/ForestPrep /DomainPrep が必要との警告。。 え? TEST.LOCAL はスキーマ拡張してあるはずなのに・・??と思いつつも、言われるがままに /ForestPrep /DomainPrep を行ってからインストールしたところ、とりあえずは Exchangeサーバー としての機能は復活し、メールの送受信なども行えるようになりました。 やれやれ解決と思いきや、Exchangeサーバー の Microsoft Exchange System Attendant サービスが起動しなくなってました。正確には起動して数十秒後に落ちているのですが。 別に Exchange サーバーを立てて環境移行させようとしましたが、クリアインストールした新しい Exchange サーバーでも System Attendant サービスが同じように落ちます。 Exchange サーバーが悪いんじゃなくて ActiveDirectory の情報が変になってしまったようです。 思い起こせば、/ForestPrep や /DomainPrep してあるのに、Exchange のインストーラに「されてない」と誤判断された時点で既に ActiveDirectory が変だったのだな、と確信しました。 とここまで来て色々と調べたところ、Windows 2008 の KB949189 の情報に辿り着きました。 技術資料によれば『Windows Server 2008 を実行しているレプリケーション先のドメイン コントローラで、入力方向のレプリケーション中にオブジェクトに保存された一部の属性が受信されません。』とあります。 つまりは、もっとも最初の DC1 → DC2 でレプリケートした際に「一部の属性が受信され」ずに欠落、気がつかないで DC1 を降格させてしまった、という気がします。 同文章の後半『失われた属性を回復できる可能性があるのは、失われた属性が保存されていた、元のドメイン コントローラを特定できる場合に限られます。』で言う「元のドメインコントローラ」が降格済みである今、新規に ActiveDirectory を再構築するしかないのでしょうか? ※小規模ADなので土日を潰せば再構築出来そうですけど・・ |
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