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MFT(Master File Table)に関して

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投稿者投稿内容
BB
ベテラン
会議室デビュー日: 2005/05/08
投稿数: 52
投稿日時: 2007-01-14 22:08
MFT(Master File Table)に関して教えていただきたいことがあります。

自分のPC(WindowsXP)にてCドライブにある1GBのファイルをゴミ箱に移動させて
ゴミ箱を空にしたところ、エクスプローラ上のCドライブ内の容量が
1GB減りました。

それが普通の動作だと思っておりましたが本日
MFTというものを知り疑問に思いました。
ゴミ箱から削除してもMFTと実データとのリンクをきるために、
ファイル自体を完全に削除できず、
復元ツール等で復活させることができるとありました。

もしもそれが本当なら、
エクスプローラ上から1GB減っているのは画面上へっているだけで
実はデータサイズは変わっていないという認識をすればいいのでしょうか?

すいません。自分も完全に困惑しておりますので、質問自体も曖昧だとおもいますが、
教えていただけませんでしょうか?
Tasuku
大ベテラン
会議室デビュー日: 2006/09/14
投稿数: 106
お住まい・勤務地: tokyo
投稿日時: 2007-01-15 09:25
引用:

エクスプローラ上から1GB減っているのは画面上へっているだけで
実はデータサイズは変わっていないという認識をすればいいのでしょうか?


そうですね。ファイルシステムは、
・目次1(ゴミ箱用)…どのファイルがゴミ箱に入っているかを管理
・目次2(MFT)   …どのファイルがディスク上のどこに記録されているかを管理
・実体(データ)  …ファイルの実体データ
の3つで構成されています。

通常のWindowsの操作における「ゴミ箱」への移動は、目次1だけをいじります。
「ゴミ箱」からの削除は、目次1と目次2をいじります。
いずれの操作でも、実体(データ)はいじりません。

エクスプローラは、目次2を参照して、ディスクの残容量を表示しますので、
「ゴミ箱」へ移動しただけでは残容量は変わらず、「ゴミ箱」から削除して、
初めて残容量が減ります。

で。問題のデータ(実体)ですが、おっしゃるとおり削除されません。
新たに何らかのデータをディスクに書き込まなければならなくなった場合に、
上書きされる形で、徐々に消えていくイメージになります。

したがって、ゴミ箱から消したあと、高頻度にディスクへのデータの書き込み
を行っていると、復元ツールでも完全には復活させることはできなくなります。

注: 「目次1」と呼んでいるのは説明上の便宜的な表現です。

[ メッセージ編集済み 編集者: Tasuku 編集日時 2007-01-15 09:29 ]
BackDoor
ぬし
会議室デビュー日: 2006/02/20
投稿数: 831
投稿日時: 2007-01-15 10:25
こんにちは。
Tasuku様の解説でほぼ当っていると思われます。

経験上、蛇足ですが以下の情報を補足します。
「ゴミ箱」から削除された「実体(データ)」領域への書き込みですが、
FIFO様に動作していると想像されます。
→ 最も古く削除された領域から順に上書きされるイメージです。

なお、デフラグを行うと
「ゴミ箱」から削除された「実体(データ)」領域
は空き領域と見なして再編成されますので、復元ツールでのデータ復旧は
ほぼ絶望的になります。
BB
ベテラン
会議室デビュー日: 2005/05/08
投稿数: 52
投稿日時: 2007-01-15 20:19
Tasukuさん BackDoorさん
とてもよくわかりました。
ありがとうございます。
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