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MFT(Master File Table)に関して
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投稿者 | 投稿内容 | ||||
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投稿日時: 2007-01-14 22:08
MFT(Master File Table)に関して教えていただきたいことがあります。
自分のPC(WindowsXP)にてCドライブにある1GBのファイルをゴミ箱に移動させて ゴミ箱を空にしたところ、エクスプローラ上のCドライブ内の容量が 1GB減りました。 それが普通の動作だと思っておりましたが本日 MFTというものを知り疑問に思いました。 ゴミ箱から削除してもMFTと実データとのリンクをきるために、 ファイル自体を完全に削除できず、 復元ツール等で復活させることができるとありました。 もしもそれが本当なら、 エクスプローラ上から1GB減っているのは画面上へっているだけで 実はデータサイズは変わっていないという認識をすればいいのでしょうか? すいません。自分も完全に困惑しておりますので、質問自体も曖昧だとおもいますが、 教えていただけませんでしょうか? | ||||
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投稿日時: 2007-01-15 09:25
そうですね。ファイルシステムは、 ・目次1(ゴミ箱用)…どのファイルがゴミ箱に入っているかを管理 ・目次2(MFT) …どのファイルがディスク上のどこに記録されているかを管理 ・実体(データ) …ファイルの実体データ の3つで構成されています。 通常のWindowsの操作における「ゴミ箱」への移動は、目次1だけをいじります。 「ゴミ箱」からの削除は、目次1と目次2をいじります。 いずれの操作でも、実体(データ)はいじりません。 エクスプローラは、目次2を参照して、ディスクの残容量を表示しますので、 「ゴミ箱」へ移動しただけでは残容量は変わらず、「ゴミ箱」から削除して、 初めて残容量が減ります。 で。問題のデータ(実体)ですが、おっしゃるとおり削除されません。 新たに何らかのデータをディスクに書き込まなければならなくなった場合に、 上書きされる形で、徐々に消えていくイメージになります。 したがって、ゴミ箱から消したあと、高頻度にディスクへのデータの書き込み を行っていると、復元ツールでも完全には復活させることはできなくなります。 注: 「目次1」と呼んでいるのは説明上の便宜的な表現です。 [ メッセージ編集済み 編集者: Tasuku 編集日時 2007-01-15 09:29 ] | ||||
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投稿日時: 2007-01-15 10:25
こんにちは。
Tasuku様の解説でほぼ当っていると思われます。 経験上、蛇足ですが以下の情報を補足します。 「ゴミ箱」から削除された「実体(データ)」領域への書き込みですが、 FIFO様に動作していると想像されます。 → 最も古く削除された領域から順に上書きされるイメージです。 なお、デフラグを行うと 「ゴミ箱」から削除された「実体(データ)」領域 は空き領域と見なして再編成されますので、復元ツールでのデータ復旧は ほぼ絶望的になります。 | ||||
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投稿日時: 2007-01-15 20:19
Tasukuさん BackDoorさん
とてもよくわかりました。 ありがとうございます。 |
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