- - PR -
DVD+R DL (7.96 GB)のディスクに 7.46 GB までしか書き込まないライティングソフトに不満
1
投稿者 | 投稿内容 |
---|---|
|
投稿日時: 2008-08-26 08:40
1. [概要] DVD+R DL (DL=2層)は7.96 GBまでファイルデータを書き込める規格になっているが、私の使っているライティングソフトは7.46 GBまでしか書き込まない。その差7.96−7.46=0.5 GB=512 MBがどこかでムダに消費されている。512 MBは大きなサイズであり、512 MB=CD-R1枚(702.8 MB)の4分の3に相当する。このようなライティングソフトに不満である。
以下は詳細な記述である。(以下で1ブロック=2048 バイト) 2. [使用機器とソフト] OS=Vista、光ドライブ=バッファロー外付USB I/Fドライブ DVSM-XH1218U2、ライティングソフト=光ドライブ同梱 Roxio Easy Media Creator 9の中のCreator Classic 9、光ディスク=リコー2.4〜8倍速 DVD+R DL。 3. [DVD+R DLに書き込めるデータ容量] DVD+R DLに書き込めるデータ容量=4,173,824 ブロック---@ (この数値は規格値である) @×2,048 バイト=8,547,991,552 バイト---A A÷1,024÷1,024÷1,024=7.9609375 GB---B 4. [1枚目のDVD+R DLへの書き込み] 3回の書き込み・ファイナライズ=未、第1セッション=2,393,392 ブロック、第2セッション=1,322,800 ブロック、第3セッション=185,472 ブロック。 この書き込みでディスクは次の様になる。 使用領域=3,907,808 ブロック---C 空き領域= 3,872 ブロック---D 計算をすると、@−C−D=264,144 ブロックが不足=512 MBが不足している。 5. [2枚目のDVD+R DLへの書き込み] 1回の書き込み・ファイナライズ=未、第1セッション=3,873,664 ブロック。 この書き込みでディスクは次の様になる。 使用領域=3,875,712 ブロック---E 空き領域= 35,968 ブロック---F 計算をすると、@−E−F=264,144 ブロックが不足=512 MBが不足している。 6. 上の1枚目と2枚目のDVD+R DLでの各不足分(264,144 ブロック=512 MB)は、ブロックとして数えられない特別に長いリードアウトなどでムダに消費されている様である。 日本のRoxioサポートでは、DVD+R DL のディスクのどこ付近にムダな 264,144 ブロック=512 MB 相当が消費されているかは、具体的には分からない様である。 製品版のCreator Classic 9や10でも同じく、DVD+R DLでムダな 264,144 ブロック=512 MB 相当が消費されている様である。 DVD+RWアライアンスが DVD+R DL の魅力を高めるため、データ容量を7.96 GBまで高める努力をしたと推測するが、ライティングソフトが7.46 GBまでしか書き込まないのでは、 DVD+R DL の魅力が半減する。 DVD-R DL についてどの様な結果になるのであろうか? 7. [DVD+R (1層)への書き込み] 使用機器とソフトは先の 2.項 に同じ。光ディスク=日立マクセル 1〜16倍速 DVD+R (1層)。 DVD+R に書き込めるデータ容量=2,295,104 ブロック---G (この数値は規格値である) G×2,048 バイト=4,700,372,992 バイト---H H÷1,024÷1,024÷1,024=4.377563477 GB---I 2回の書き込み・ファイナライズ=未、第1セッション=2,010,272 ブロック、第2セッション=246,224 ブロック。 この書き込みでディスクは次の様になる。 使用領域=2,260,592 ブロック---J 空き領域= 34,512 ブロック---K 計算をすると、G=J+Kとなる。同じライティングソフトであっても、DVD+R (1層)の場合、DVD+R DL (2層)のとき消費される 512 MB 相当のムダは作られていない。 |
1