- PR -

システム管理マニュアルに記載すべきことは?

1
投稿者投稿内容
CaoCao
会議室デビュー日: 2005/05/25
投稿数: 3
投稿日時: 2005-07-29 17:24
いつもROMらせていただいていますが、同様の質問が見当たりませんでしたのでスレッドを立てさせてもらいました。

今の職場には本年度から赴任していて、サーバとNWの管理をしているのですが、上からのお達しでシステムの管理マニュアルを作れという指示がありました。
現在のシステムを入れて既に7年くらい経っているのにドキュメント化されたマニュアルがないってのも驚きなんですが、なにぶん私はサーバ管理の仕事は今回の職場が初めてですので、マニュアルに最低限どういった内容を記載するべきなのか不明確な状態です。

皆様の職場で使用されている、もしくは理想とするマニュアルがどのようなものか、またどんな項目が必要かなどご教授いただければと思います。

ちなみに私が必要かな、と思っている内容は
・各サーバで稼動しているサービス内容とその設定内容
・cronで動かしている内容
・シェルスクリプトの動き
・各種ログの存在するディレクトリ
・障害発生時の切り分け方法・連絡先

といったところが無い知恵から絞り出てきました。
障害発生時のきりわけ方法が多岐にわたりそうでややこしいとこなんですが。。。

マニュアル作成の目的は障害発生時の迅速で性格な対応ができること、読めばシステム全体の関連性、役割が判る事です。

どうぞ宜しくお願いいたします。
ふみ@おやぢ
会議室デビュー日: 2004/02/20
投稿数: 12
投稿日時: 2005-07-29 18:16
システムの管理にハードも入ります?
入るなら、私がほしいのはサーバとネットワークの物理的な配置図かなあ。
意外とルータが思わぬところに置いてあったりして、
ケーブルをたどらないとわからなかったりするので(って、私のまわりだけ?)

マニュアルじゃないけど、ケーブルに何と何をつないでいるのかを示すテープを
貼っておくと便利です。

各ハードがどこから電源を取っているかっていう情報もほしいです。
ビルの総合点検とかで「この電源盤の電源を落としたいんだけど」
と言われて、影響するサービスの範囲がわからず、あわてる人を見たことがあります。
今川 美保(夏椰)
ぬし
会議室デビュー日: 2004/06/10
投稿数: 363
お住まい・勤務地: 神奈川県茅ヶ崎市
投稿日時: 2005-07-29 18:31
手順書ってモノは「システム管理マニュアル」に入りますでしょうか?

障害時の対応で、何かしらの操作が入ると思うのですが、
頭を使わずマンマ見て出来る手順書が必要なのでは?と思ったんですが。

#障害発生時は如何しても焦りなどから手順ミスを犯しやすいと思いますし。
Mattun
ぬし
会議室デビュー日: 2004/08/10
投稿数: 1391
投稿日時: 2005-07-29 18:34
「ドキュメント自体」の運用管理資料。

どういうドキュメントをどういうタイミングで誰が更新しなければいけないのか、
というのをしっかり決めて、明文化しておかないと、
結局陳腐化して実際に使えない資料に成り下がります。
そんな資料は作る意味がなかったり、かえって邪魔だったり。
がるがる
ぬし
会議室デビュー日: 2002/04/12
投稿数: 873
投稿日時: 2005-07-29 18:55
どもです。がると申します。
んっと。マニュアル等のドキュメントは、とりあえずなによりも
・どのような目的で
・誰が読むのか
という点が重要だと思っております。
お話の限りですと
引用:

マニュアル作成の目的は障害発生時の迅速で性格な対応ができること、読めばシステム全体の関連性、役割が判る事です。


との事なので、
・技術者(知識のある人間)が
・システムを把握するため&
・障害発生時にあわてないため
という要素であると予想されます。

まず技術者相手なので、専門用語の解析などは割愛できるかと
思います。ただ「ローカルな用語」はあらかじめ定義しておいた
ほうがよいかもしれません。
例)
外部業務ネットワーク
DMZ内を指すネットワーク群。詳細はネットワーク図参照

次に「物理的ネットワーク図」及び「論理的ネットワーク図」が
必須であろうかと思います。
これがなくて困ること多々なので(笑
あと、サーバ名称をちゃんと図に載せておくと後々楽です。
しかる後に
・各サーバで稼動しているサービス内容とその設定内容
と、サーバ毎に
・cronで動かしている内容
・シェルスクリプトの動き
・各種ログの存在するディレクトリ
を記述することで、「現状ネットワークを把握するための資料」
としてのマニュアルは一段落かと。

次に障害発生時対応ですが。
これは、基本はフローチャート形式で「パニックしてても目で
追える」感じにするとよいと思うのですが。
障害って大抵「極端に多岐にわたる」ものなので(苦笑
最低限の一次きりわけとか「よくある簡単なパターンでの
復旧」を除くと、あとは個別対応にならざるを得ないかと
思われます。
なので、基本的な切り分け作業のほかは「担当者連絡先」
とかを載せておく方が便利だったりします :-P

後は、個人的には「障害対応日記」があるとよいかと。
いついつにどんな障害がおきてそれはなにが原因で
どんな風に復旧した、って感じですね。
マニュアルではぜんぜんないのですが。積み重ねると、
結構貴重な資料になると思うです。
できれば「正しい解決策」だけではなくて、そこに至る
までの「誤った紆余曲折」までを盛り込んでおくとベター
かと。
なので、敢えてあまり硬く考えずに「日記」と呼んでます(笑

なにか参考にでもなれば幸いです。
CaoCao
会議室デビュー日: 2005/05/25
投稿数: 3
投稿日時: 2005-07-29 19:29
ふみ@おやぢ様

ハード的な内容はベンダにエスカレーションするのですが、物理的に接続を把握するのは大切ですね。今も一応全体の構成図はあるのですが、ポート単位ではまったく把握できておりませんね。電源管理も重要ですね。私、そちらはまったく頭にはいっておりませんでした。

夏椰様

手順書は確かに必要ですね。しかし障害と一口に言っても多岐にわたるので、なかなか文書化するのが難しいところです。日々行ったことを記録として残すことが重要ですかね。

Mattun様

確かに手間ひまかけてご立派なマニュアルをどーんと作成しても陳腐化しては無用の長物ですね。またしても私の思考にはないご指摘ありがとうございます。これは必須ですね。

がるがる様

詳細なご意見ありがとうございます。お察しのとおり、技術者がシステム把握&障害対応のために作成いたします。私も日記的なものはつけていますが、俳句並みに短いものでして、日々の積み重ねはモノを言いますよね。障害対応フローチャートはどこまでカバーしてどれだけ簡素化できるかがポイントになりそうですね。ローカル用語は私も入りたてですので是非マニュアルに記載したいところです。


マニュアルの類はおいそれと他社の人間が目にすることができないもので、参考となる資料等が少ない中、皆様のご意見は非常に貴重です。ありがとうございます。

まだ他にこれはというご意見がありましたらお願いします。
NAO
ぬし
会議室デビュー日: 2001/10/24
投稿数: 1256
お住まい・勤務地: 神奈川のはずれから東京の下町
投稿日時: 2005-07-29 20:10
今晩は。

システム管理マニュアルと言うと範囲が広すぎます。
もう少し詳細に落とす必要があります。

引用:

・各サーバで稼動しているサービス内容とその設定内容


通常パラメーターシート等として纏めます

引用:

・cronで動かしている内容


システムならばシステム設定マニュアルとか
AP管理ならばAP設定マニュアルとか

引用:

・シェルスクリプトの動き


これはAP動作マニュアルとか

引用:

・各種ログの存在するディレクトリ


システムならばシステム設定マニュアルとか
AP管理ならばAP設定マニュアルとか

引用:

・障害発生時の切り分け方法・連絡先


ハードならばハードウェア故障対応マニュアル
ソフトならばソフトウェアトラブル対応マニュアル

等々としますね。

引用:

「ドキュメント自体」の運用管理資料。


これはよくシステム構成マニュアルとしたりしますね
つまりこのシステムにはこういうマニュアルがあって、
こういう様に関連している等書いたりします。

後は

ネットワーク構成図とか
電源接続図とか
まあ上げ始めるときりがないんですが。

そんな感じで作っていくと良いと思います。

トップダウン(システム全体から詳細)で作っていくか、
ボトムアップ(各システムから)作っていくかは

ツァオさんがシステムをどう知っている(調べていく)かによりますね。

一般的に動いているシステムだと
ボトムアップ(各システムから)で作っていく方が多いです。

Inspired Ambitious
ISMS Assistant Auditor


[ メッセージ編集済み 編集者: NAO 編集日時 2005-07-29 20:35 ]
CaoCao
会議室デビュー日: 2005/05/25
投稿数: 3
投稿日時: 2005-08-01 14:52
NAOさま

返信ありがとうございます。

システム管理マニュアルと私は一言で片付けていましたけど、そんなにまとめられるものでもないですね。マニュアル作成というのはかなりの大仕事ですね。
既存システムですのでNAOさまもおっしゃるとおりボトムアップでこつこつと作成しようと思います。
1

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)