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Windows XPにおけるプロダクトキーの確認方法

投稿者投稿内容
かえるのいけ
会議室デビュー日: 2005/09/26
投稿数: 4
投稿日時: 2005-11-04 00:26
こんばんは、かえるのいけです。
質問がありましたので、回答いたします。

引用:
なぜ、プロダクトIDのほうが、管理が必要になるのでしょうか?
そもそも、プロダクトIDが、どれほど重要なものなのか理解できていません。

もし、よろしければ、プロダクトID管理の重要性を教えてください。



私のつたない説明でよろしければ・・・。
以下私がそう思っているだけかもしれません。
間違っていたらご指摘下さい。

ライセンス管理は、ライセンス総数が、実際に使用している数以上になれば良いという
考え方を前提として説明します。

プロダクトキーは、「不正コピーを防止することが目的ですが、インストール時
にのみ利用するもの」と記述しましたが、インストールした後には、ご存知のとおり簡単
には分からないようになっています。これは不正コピーを助長させないための仕様と推測できます。

プロダクトキーにかわる、正規ユーザとマイクロソフトが判断するものがプロダクトID
(ボリュームライセンスの場合は、厳密には証書番号と思います)になり、問い合わせに使用したりします。

プロダクトIDの方が管理が必要と書きましたが、管理の面でプロダクトキーの
かわりとして利用することができるからです。

プロダクトキーは、インストール時にプロダクトIDを生成し、先頭からハイフンを除く15文字
がプロダクトキーに対応したユニークな番号になります。さらに、同じ製品で同じプロダクトキー
を利用してインストールすると、先頭からハイフンを除く15文字がかならず同じになります。
この仕様を利用すると次のようなことができます。

まず社内にあるパソコンのホスト名とソフトウェア名、プロダクトID等を収集し、次にプロダクトIDで
ソートします。すると、ボリュームライセンスを使ってインストールしたもの、およびインストール
数が把握できます。もちろん事前準備として、管理しているライセンスキーで1度インストールし、
15文字分のプロダクトIDを把握していることが前提となりますが。

このような感じで、管理されていないプロダクトIDが存在しないか、あるいは管理している
インストール数と異なっていないかを監視することにより、不正コピーしたのかどうか
の判断に利用します。さらにインストール日に対応したインストール数も管理することで、
正規のライセンスキーを使って、不正コピーした場合でも対象PCを絞込みすることができると思います。

プロダクトIDはソフトメーカー、製品ごとに長さや体系が異なってきますので、しらべておく
必要があります。

ちなみにIT資産管理ツールのほとんどが、プロダクトIDを取得できるようになっている
と思います。前述した不正コピーの切り分けをしやすくするためにあると、勝手に思っています。
ZYX
大ベテラン
会議室デビュー日: 2004/11/08
投稿数: 109
投稿日時: 2005-11-04 14:41
ご回答ありがとうございます。

引用:

プロダクトキーは、インストール時にプロダクトIDを生成し、先頭からハイフンを除く15文字
がプロダクトキーに対応したユニークな番号になります。さらに、同じ製品で同じプロダクトキー
を利用してインストールすると、先頭からハイフンを除く15文字がかならず同じになります。


分かりやすい説明を頂き、ありがとうございました。
今後の管理には、プロダクトIDを元に行っていくことも検討していきたいです。

本当にありがとうございました。

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