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「動けば良い」では駄目なことを"SE"に分かってもらうには?
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投稿者 | 投稿内容 |
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投稿日時: 2006-05-19 12:12
objectです。
私は、前のレスで4つの項目を挙げました。 しかし、最も関連があると思われる 「動く」 に関して書きます。 これは、 前のレスで、もう少し詳細な表現 「ある程度以上に複雑な集合体」が動く⇒「システム」が動く に置き換えています。 ここで、皆さんは 「ホロン」 という言葉をご存知でしょうか? これは 「全体と部分⇒システム」 という基本的なカテゴリを踏まえた哲学者アーサー・ケストラーの造語です。 ウィキペディア:「ホロンとは物の構造を表す概念。部分であるが全体としての性質も持ち、上下のヒエラルキーと調和し、機能する単位。 全体を構成する要素がそれ自体、全体としての構造をもつ場合の、要素(部分)としてのひとつの全体。全体子とも言う。例えば、人体という全体を構成する要素(部分)である細胞も、各々全体としての構造、機能をもっており、ホロンであると言える。 1967年、哲学者アーサー・ケストラーの提唱した概念で、ギリシア語で全体を意味する ὅλος holos に部分を意味する -on をつけた造語。」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%83%B3 これは、システムの典型である生物を例として表現すると 「細胞も筋肉も神経も、ヒエラルキーの上位のセンターに対し「部分」として従属しているが、同時に準自立的な「全体」として機能する。」:「ホロン革命」(アーサー・ケストラー)P56から引用 という事です。 これに対して、 「ソフトウエアシステム」の場合、 「システムとしての全体性(部分全体性=サブシステム)」 は、システムを実際に構築している人が 作りこみ、 そしてそれが正常に機能し、 尚且つ起こりうる状況で破綻しない事 が実際的に求められます。 #部分全体性=サブシステムと書いたのは、システム動作のあらゆる局面で現れる #その時々の全体性を意図しています。 要するに、現在のソフトウエアは、 「全体性」 を 「集合体個々とは全く異なるレベルでの実装を強いられている事」 を意識する事は、とても重要であると私は思います。 ================================= >加納正和さん >単純じゃない、というより。 >もういっそのこと「そもそも無理」と割り切る >とか。 > >要するに「SE==技術っぽい営業」「営業==お客を取ってくるための作業をする人」 >と言い切ってしまえばいいだけ、、、では難しいかな。 ええ、私は 「現在の状況を合理的に理由付ける」 よりは、 現在の状況に於ける「不備の要因」を 具体的に認識し、解決して行く事が絶対的に必要である と思います。 現在は、前に向かって歩くしか無いのではないでしょうか? |
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投稿日時: 2006-05-19 14:24
他の方も指摘されていますが、『動く』の定義があいまいなため、議論が成り立たないのが一番の原因だと思います。(このスレッドだけの話ではなく)
『動く』の例を考えてみました。(変な日本語が混じっていて、ちょっと解りづらいと思いますが・・・) ------------------------------------------------------------------ @, コンパイルできる(実行形式のファイルがあるから一応動かせる) A, サブシステムレベルで正常に動作する。 B, 要件に盛り込まれた全ての機能が、正常に動作する。 C, 想定外の外的な負荷などに耐えつつ、長期間動き続けることができる。 D, 仕様変更などを容易に受け付れる(未来の機能拡張に耐え、動き続けることができる。) E, メモリの使い方などまで細かに管理して、最高のパフォーマンスで動かせる。 ------------------------------------------------------------------ 例えば、『動く』の定義がBの人(日曜大工レベル?)と、Dの人(一般家電レベル?)では、『動けば良い』の定義がかけ離れているために、議論すら成り立たないと思います。 [ メッセージ編集済み 編集者: 未記入 編集日時 2006-05-19 15:19 ] |
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投稿日時: 2006-05-19 20:50
客:目に見える問題が発生しなければ良い
SE:目に見える問題が発生しないようにリスクを押さえ込めれば良い 客はシステム内部まで気にしなくても良い SEは客にシステム内部まで気にさせてはいけない 社外/社内の両方に目を向けてシステム開発を管理できる人は極少数だ 営業的SEと技術的SEが表裏一体となり、人・情報・リスクを管理する そんな体制を築くことができれば・・・・ なんて思う |
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