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RFIDの可能性(在庫管理)
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投稿者 | 投稿内容 | ||||||||||||
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投稿日時: 2006-09-09 07:46
最近、ある顧客の食品在庫の改善の提案を考えているのですが
現在在庫管理にRFIDはつかえないかと考えてます。 もちろんまだ単価が高いなどの問題があるのですが 現在の技術あるいは近い将来、比較的安価(会社資産レベルでみて) で 1. 倉庫の中でものの位置を1メートル単位で把握して データベースの位置テーブル情報と紹介照合する 2. 食品なので温度管理も含め、温度センサーと 照合して適切な管理がされているかモニターする 3. できればであるがその会社の自社トラックで運ぶとき その位置情報もおおまかに把握できる (経由地点でスキャンするかもっと進んで位置探査 あるいは携帯などの位置情報とのインテグレーション) いま2.0の時代にはいるつつあるという RFIDの可能性や応用を調査してます、 なにか事例や現在の技術進み具合、バーコードにはできない RFIDならではの応用などの情報がありましたら ぜひ見てみたいと思ってます。 なにかいいURLなどありましたらどうか教えてください よろしくお願いいたします | ||||||||||||
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投稿日時: 2006-09-11 21:57
ちょっと気になったので返信しておきます。
>1. 倉庫の中でものの位置を1メートル単位で把握して まず無理です。そこまで精度は高くありません。 せいぜい5mくらい?アクティブ型が前提ですが。 そうするとおそらくコスト面からNGでしょう。 >2. 食品なので温度管理も含め、温度センサーと > 照合して適切な管理がされているかモニターする 食品1個はありえないと思いますが、パレット単位にしても コスト面からまずありえないかと。 >3. できればであるがその会社の自社トラックで運ぶとき > その位置情報もおおまかに把握できる やってやれないことはないでしょうが・・・ >いま2.0の時代にはいるつつあるという コンサルの美辞麗句に踊らされずに、自分の目で判断されることをお勧めします。 現状では2.0なんてものではなく、0.2がいいところでしょう。 @ITの記事を見ても、タギングや読み取りなどの泥臭い部分はかなり省かれています。 >なにかいいURLなどありましたらどうか教えてください 日経RFIDなどを定期購読されるのが一番かと。 ベンチャーはWebにあまり情報を載せませんし、大手だからといって 革新的なことをしてるわけでもないですし。多分どこも似たような 紹介しかしてないはずです。 投稿を見た感じだと、アクティブ・パッシブの区別も怪しいので、 まずRFID関連の書籍を何冊か読まれた方がいいのでは? 「動かないRFIDシステム」が出来るだけのような気がします。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2006-09-22 03:43
re-guzy様
ありがとうございます。 たしかに最近RFIDがさわがれていて、外国の小売の事例ですと ウォルマートなどですでに導入されていたり、 また貿易がらみですとアメリカ国防省が、テロ対策のため コンテナにRFID付けを義務化するなどいろいろ聞いていましたが 実際に詳しいことはわかりませんでした。 今回の案件以外でも長い目でみて バーコードにくらべて何がそんなにいいの? どういったときにバーコードよりはるかにいい使い方ができるのか? というところに興味があります。 (RFID流行でおわってしまうのか それともバーコードのように流通社会に普及し巨大な関連市場ができるのか も興味をもって注目しております) お酒の温度管理と連携して流通を管理する実証実験の事例がこのサイトにありましたが http://www.atmarkit.co.jp/frfid/rensai/rfid/rfid04/rfid01.html 一般消費者がどこまで、お酒の温度管理の質に対してお金を出すかも疑問です。 結構事例には実用性の疑問も多いです(最終的にはコストになりそれを誰が「消費者、流通業者、小売業者など」 何の価値を追求する目的で単位あたりいくら出せるのか? が問題になるとは思いますが) もっともっとビジネスの面でも、技術の面でも勉強いたします。 いろいろ参考書籍を紹介していただきありがとうございました。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2006-09-22 10:39
すみません。
ある意味完全にRFIDとははなれてしまうのですが、 現在、小売などでPOSが不通にあり、 商品単位で”規格にそった番号体系によるバーコード” がわりあてられてますが、卸などで数量単位でバーコードが使われないのはなぜなのでしょうか? 規格は抜きにして独自に体系されつくってしまえば同じように思うのですが・・・ JPCと個数を6桁で足してバーコードにするなど・・・ たとえばRFIDであれば、 あるダンボールにA商品が40個、 別の大型ダンボールに同じA商品が60個 はてはコンテナレベルで 表品コード 個数 値段 賞味期限 買い付け先コード AAA 50 7777 2004/12/30 111 BBB 40 8888 2005/12/20 222 などとデータベースの1テーブルに相当する情報を 1個で格納できるのでしょうか? これをバーコードで実現するのは難しいので これができるのではれば確かにRFIDはかなり卸の流通システムには かなり応用でくるのではと思っております。 とはいえ、上記の考えもかなり素人などので いろいろ、技術を勉強します。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2006-09-23 16:07
卸の事情は分かりませんが、一言で言えば面倒ということではないでしょうか? 発番体系を考え、印刷し、間違えないように商品に貼り付け、それを間違えないように読み込む。 ちょっと考えただけで、これだけ気をつける点が出てきます。 きめ細かく管理するということは、それだけ間違える可能性も高くなりますからね。 そういったことを考えると、現状のバーコードを改善するメリットは少ないんじゃないでしょうか?
それくらいの情報量であれば格納できそうな気もしますが、RFIDに格納するのは現時点ではお勧めできません。 なぜかと言うと、 ・DBとRFIDで、情報がアンマッチした場合は? ・情報がRFIDにすべて格納できなかった場合は? ・RFIDに格納した情報が正しいという保障は? という問題が起こるからです。 他にも情報量が増えるということは、通信に時間がかかるということ。つまり一括読み取りが難しくなるということ。 RFIDを使って時間短縮するはずが、たいして短縮されないということにもなりかねません。 私の投稿を見ると、「RFIDを使うな」と言ってるように見えるかと思いますが、そのつもりはありません。 まだまだシステム構築のノウハウが少ない状態なので、バーコードの置き換えは難しいといっているだけに過ぎず、利用場面によってはRFIDはかなりいい選択肢になりえます。 FeliCa(広義のRFIDということで・・・)や社員証など実用化されてるものは多いですし。 | ||||||||||||
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投稿日時: 2006-10-09 23:47
re-guzyさん
いろいろ説明いただきありがとうございます。 まだそこまではいっていないのですね。 いずれにせよ、 RFIDにはいろいろな可能性がありそうな面白い技術ですので もっともっと研究しようと思ってます。 (どのような方向で発展するか想像をめぐらせながら) | ||||||||||||
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投稿日時: 2009-02-02 16:49
きのこさんは、RFIDの在庫管理を成功させたのでしょうか?
位置情報の技術も、UHFであれば1mも可能だと思います。 当方、中国で1.5M平米の位置情報で有形資産管理を企画しています。 無形資産についてもセキュリティー管理にRFID技術を活用します。 中国では相変わらず「無形資産・デザイン、スペック」などの流出防止に 四苦八苦していますので。 |
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