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見積もりと工程表について

投稿者投稿内容
ラフィン
ぬし
会議室デビュー日: 2002/05/23
投稿数: 809
お住まい・勤務地: 外野
投稿日時: 2007-04-04 09:12
引用:

ルーキーさんの書き込み (2007-04-04 00:31) より:

PJ全体の人数はほぼ決まっているので個別の案件がどうであれ全体的なコストや売上は一定です。
ただしBさんに5日でやってもらうと、とても5日で終わるわけもなく残業でカバーせざるをえなくなってしまいます。(コスト増)


 おかしなことを言われますね〜。

 Aさんがやって5日の見積で受注しているのでしたら、Bさんが1人でやるなら10日、もしくはBさんと同じスキルの人(Cさん)をもう1人アサインして5日でやる。

 もし社員がA,B,Cさん3人だけだとしたら、この会社は1ヶ月に見積でいうところの2人月分しかこなせません。それ以上の受注がない限り残業は発生しません。

 Aさんがやって5日の仕事ならAさんがやって5日分の受注額、つまりBさんがやって10日分の受注額ですよね。これをBさんに5日でやらせるのは「君はAさんの半分のスキルしかないから2倍働いてAさんと同じ売上をあげなさい」とBさんにいっているのと同じです。

 問題はあなたの会社の中にあると思いますので、ここで意見を求めることはいいとしても、私たちは何も解決できないですよ。


 まず、「BさんにはAさんの倍の期間を割り当てるべき」という件に対してはマネージメントの本でも読んでみてください。

 残業が発生してしまう件に関しては経営系の本になるかと思いますが、ここで私の考えを書いてみます。

 案件固有で必要な経費等を除いて全社員が残業なしで仕事をした場合の経費はあらかじめ決まっています。それに来期どれだけベースアップしたいか、賞与はどれくらい支給したいか、どの程度昇進を見込むか等を付加すれば今期目標とすべき売上が想定できます。それを社員の職位等で設定した比率に従って按分します。例えばAさんはBさんの倍とかでもいいです。それで各社員が目標とすべき売上が1ヶ月いくらという数値がでます。これを上回っている限りは残業は発生せず、給与も賞与も年々増えていきます。

 ただし現実にはその通り実現するのは大変なことです。各担当には伝えないのが普通だと思いますが、組織のマネージャーとしてはこれら数値の設定は行うべきことだと思います。できてなければ必然的にプロジェクトマネージメントもずさんになると思います。

 中途半端に疑問を持つより、あれこれ基本から勉強してみることをお勧めします。
ひら
ぬし
会議室デビュー日: 2005/03/04
投稿数: 260
投稿日時: 2007-04-05 01:12
引用:

ルーキーさんの書き込み (2007-04-04 00:11) より:
ただ、明らかに初心者>ベテランの場合でも平均工数でスケジュール化するため、調整しきれず残業しまくっています。。。


通常であれば、そのリスクも勘案して、バッファをとっておくんですけどね。
ただ、バッファがあるということを知らせてしまうと、メンバーが手を抜いて
しまうことも考えられますので、普段は知らせておきません。
ひら
ぬし
会議室デビュー日: 2005/03/04
投稿数: 260
投稿日時: 2007-04-05 01:25
引用:

ルーキーさんの書き込み (2007-04-04 00:31) より:
PJ全体の人数はほぼ決まっているので個別の案件がどうであれ全体的なコストや売上は一定です。


本来、メンバーの管理(工程管理)と経営(利益の追求)とはまったく別物です。
たとえ受注額が1億円でも1円でも工数には全く影響を与えません。
同時期に仕事が入ってきた際、どちらの仕事に優先度を置くかの判断材料になるだけです。
経営のことは経営者に任せてしまえば良い。管理に余裕が出てきたら、経営面も考えて
良いとは思いますが、まだ工程表の作り方すらおぼつかないくらいであれば、金銭面は
除外してとにかく適正な工程表を作り上げるほうが先と思います。

スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)