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CentOSで全自動キックスタートインストールDVDの作り方

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投稿者投稿内容
たお
ベテラン
会議室デビュー日: 2006/10/27
投稿数: 90
投稿日時: 2007-12-09 01:21
CentOS4でキックスタートインストールを使用して
全自動インストールDVDを作りたいと思っています。

とりあえず、CentOSをインストールし
/root/anaconda-ks.cfgをオリジナルのインストールDVDの
ルートに追加し、DVDを作成しました。

以下のブートオプションで試してみました。
linux ks=cdrom:/anaconda-ks.cfg

一応、キックスタートは始まるのですが
CDROMにCentOSが見つかりません、CentOSのCDROMを入れてください
とエラーになってしまします。

オリジナルのインストールDVDに差し替えると
キックスタートをうまくいきます。

DVDを差し替えることなく全自動が可能な
キックスタートDVDはどうのように作成すればよろしいでしょうか?

よろしくお願いします。
たお
ベテラン
会議室デビュー日: 2006/10/27
投稿数: 90
投稿日時: 2007-12-09 12:03
自己解決しました。

DVD作成時に「.discinfo」をコピーし忘れました。
全自動キックスタートインストールできました。
たお
ベテラン
会議室デビュー日: 2006/10/27
投稿数: 90
投稿日時: 2007-12-09 12:23
vmware上でテストやっていたのですが、
実際にいれるPCだとドライバが必要になりました。

起動時に「linux dd」でドライバを追加すれば
問題なく進めえるのですが、これだと全自動化できません。

ドライバを追加したDVDを作成することは
可能でしょうか?

筐体:HP BL460c
必要なドライバ:HP ProLiant Smart Array Controller
http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/SoftwareDescription.jsp?lang=en&cc=us&prodTypeId=15351&prodSeriesId=1842750&prodNameId=3176332&swEnvOID=2026&swLang=8&mode=2&taskId=135&swItem=MTX-0f73a22e8d9b49b09cd1526005
Ninetail
会議室デビュー日: 2005/07/14
投稿数: 6
投稿日時: 2007-12-11 11:22
OS のインストーラは、DVD などのメディアに収録されているvmlinuz (カーネル)
をメモリ上に展開した initrd.img (ディスクイメージ) 上で走らせた環境下で
実行されます。

ですので、必要なドライバを組み込んでビルドしたカーネルか、あるいは、必要
なドライバを配置して、それを init プロセスで読み込むようにしたディスク
イメージが必要になります。( 一般的な方法でかつ簡単なのは後者でしょう。)

[ メッセージ編集済み 編集者: Ninetail 編集日時 2007-12-11 17:06 ]
たお
ベテラン
会議室デビュー日: 2006/10/27
投稿数: 90
投稿日時: 2007-12-11 18:39
Ninetailさん返信ありがとうございます。

initrd.imgを再作成してできました。

CentOS4.5では使用するドライバ(cciss)は存在するのですが、
バージョンが古いのか筐体では使えませんでした。

ドライバ自体はあったので、initrd.img内の
modinfo、modules.dep、modules.pcimap、pcitable
は、そのまま流用ができそうなので、
modules.cgzのみを再作成することで可能となりました。

以下に作成した時の手順を残します。

==============================================================================================
○ディスクイメージからモジュールの取り出し
cp /mnt/cdrom/isolinux/initrd.img /tmp
gzip -dc initrd.img > initrd.img.ext2
mkdir /mnt/initrd
mount -o loop /tmp/initrd.img.ext2 /mnt/initrd
gzip -dc /mnt/initrd/modules/modules.cgz > /tmp/modules.cpio
mkdir /tmp/modules
cd /tmp/modules
cpio -idumv </tmp/modules.cpio

○更新するドライバからモジュールを取り出し
mkdir /mnt/driver
mount -o loop /tmp/cpq_cciss-2.6.18-5.rhel4.x86_64.dd /mnt/driver
gzip -dc /mnt/driver/modules.cgz > /tmp/driver.cpio
mkdir /tmp/driver
cd /tmp/driver
cpio -idumv </tmp/driver.cpio

○モジュールを作成、上書き、initrd.imgの作成
cp /tmp/driver/2.6.9-55.EL/x86_64/cciss.ko /tmp/modules/2.6.9-55.EL/x86_64/
cd /tmp/modules
find . | cpio -o -c > /tmp/modlues_new.cpio
gzip -9 /tmp/modlues_new.cpio
cp /tmp/initrd.img.ext2.new.gz /mnt/initrd/modules/modules.cgz
umount /mnt/initrd
gzip -9 /tmp/initrd.img.ext2

○DVD作成
cp -pr /media/cdrom /tmp
mv /tmp/cdrom /tmp/work
cp /tmp/initrd.img.ext2.gz /tmp/work/isolinux/initrd.img
cp /tmp/ks.cfg /tmp/work/

mkisofs \\
-f \\
-A "CentOS4.5" \\
-V "CentOS4.5" \\
-J \\
-R \\
-q \\
-T \\
-o /tmp/centos4.5.dvd.iso \\
-b isolinux/isolinux.bin \\
-c isolinux/boot.cat \\
-no-emul-boot \\
-boot-load-size 4 \\
-boot-info-table \\
/tmp/work

==============================================================================================
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