4月はデータベースを学ぼう!
データベース、ネットでスキルアップ!
2009年度版
加山恵美
2009/4/17
2009/4/17
データベースの技術者認定制度
技術者認定資格を目指して勉強するのもいいでしょう。資格は必ずしも実務に通じるとは限りませんが、初心者が一通りの知識を学ぶにはいい目安となります。また経験でアピールできないうちは資格でスキルをアピールすることもできます。
Microsoft SQL Server
マイクロソフトの資格試験でデータベースに関連するものといえば、MCAデータベース、MCP、MCDBA(マイクロソフト認定データベース アドミニストレータ)などがあります。
IBM DB2
IBMの技術者認定制度はDB2グローバルマスターがあります。難易度はやさしい方からアドバイザー、エンジニア、エキスパート、アドバンスト・エキスパートの4段階に分かれています。
Oracle
オラクルの認定資格制度にはORACLE MASTERがあります。データベース管理者向け(DBA)ではBronze、Silver、Gold、Platinumの4段階があり、最難関のPlatinumは2日間の実技試験となっています。
PostgreSQL
PostgreSQLの認定制度はPostgreSQL CEです。PostgreSQL 7.4と8のバージョンについて、それぞれSilverとGold試験があります。
MySQL
MySQLならMySQL認定試験があります。日本語で提供されている試験は開発者向けとデータベース管理者向けの2種類あり、それぞれ2つの試験に合格する必要があります。
情報処理技術者試験
これまでの試験は製品に特化した技術者認定試験でしたが、情報処理推進機構が主催する情報処理技術者試験もあります。れっきとした国家試験です。資格を取得すれば会社から一時金や資格手当が出たり、銀行によってはローンの金利を優遇してもらえたりします。
自分に合ったスキルアップへの道を見つけてくださいね。ではまた来月、お会いしましょう。過去記事もどうぞ。
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データベース、ネットでスキルアップ! 2009年度版 | |
Page 1 ・ネットを駆使してスキルアップしよう ・役に立つ技術情報サイトはここだ マイクロソフト:Microsoft SQL Server IBM:IBM DB2 オラクル:Oracle Database |
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Page 2 ・オープンソースも情報はたくさんある PostgreSQL MySQL |
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Page 3 ・データベースの技術者認定制度 Microsoft SQL Server IBM DB2 Oracle PostgreSQL MySQL 情報処理技術者試験 |
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