Webを使って商用DBの情報をどんどん集めよう!
2010/9/24
オラクルの情報源、次々とオープン
今月はオラクル関係のサイトが次々と誕生しました。オラクルの製品や技術に関する情報を集めたWebサイトといえば、何といっても「Oracle Technology Network(OTN)」が有名です。初心者から上級者まで、幅広い層の開発者に役立つ情報をカバーしており、技術者の図書館のようなサイトです。一方、新しいサイトはどれも親しみやすそうな雰囲気です。
1つ目は「oracledatabase.jp」という、オラクルのイベントレポートや、エバンジェリストによるコラムを集めたサイトです。9月はクラウドコンピューティングに関する話題を集めたとのこと。もはや「オラクルといえばデータベース」だけではありません。
2つ目は「oracletech.jp」というWebサイトです。キャンペーンやセミナー、イベント情報、Oracle Databaseに関する新刊の情報など、オラクル技術者に有用な情報を提供するポータルサイトです。オラクルに関する最新の話題を提供してくれそうです。
さらに「Viva Developer!」というエンジニアのスキルアップを応援するオラクルの特設サイトもできました。「これからOracle Databaseを使えるようになりたい」「もっとスキルアップしたい」「ORACLE MASTERを取得したい」と思うエンジニアに役立つ情報源を案内してくれます。Webサイトやメールマガジン、セミナーの動画など、学ぶ方法はいろいろありますよ。
そして日本オラクルは、2010年11月9日〜10日に技術トレーニングイベント「Oracle DBA & Developer Days 2010」を開催します。技術解説だけではなく技術トレーニングやスキルアップに焦点を当てたセッションが組んであるようです。ここでスキルアップを狙うのもよいでしょう。
ところでオラクルのスキルの証明に各種技術者認定試験がありますが、10月1日から試験料が変更になります。例えばORACLE MASTERの試験なら、1万5750円(税込)から2万2260円(税込)に変わります。ほかにもJavaやMySQL関係の資格試験料も変わるので、これから受験される方は注意してください。
また従来のCBT試験に加え、ネットから受験できるインターネット試験が2010年10月から新たに始まります。現段階ではORACLE MASTERのBronzeなど、初級者向け試験だけが対象です。場所を選ばずに受験できるのは便利でいいですね。
そして余談ですが、米国オラクル本社は9月6日、チャールズ・フィリップス社長の辞任を発表しました。新社長にはHPの元CEOであるマーク・ハード氏が就任しました。
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Index | |
9月号のタイトル | |
Page 1 オラクルの情報源、次々とオープン |
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Page 2 SQL ServerやDB2の情報源も着々と増加 日本でMySQLがPostgreSQLを逆転 |
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