|
.NET TIPS PictureBoxコントロールにWeb画像を表示するには？［2.0のみ、C#、VB］デジタルアドバンテージ 遠藤 孝信2006/05/26 |
 |
|
|
|
.NET Framework 1.xでWeb上にある画像をPictureBoxコントロールに表示するには、WebClientクラス（System.Net名前空間）などにより画像を読み込み、それを基にBitmapオブジェクトを作成し、PictureBoxコントロールのImageプロパティに設定する必要があった（参考：「TIPS：画像を読み込むには？」の「Web上の画像の読み込み」）。
.NET Framework 2.0ではPictureBoxコントロールに新しく「ImageLocationプロパティ」が追加されており、このプロパティに単に画像のURLを設定するだけでよい（画像ファイルのパス名も指定可能）。デザイン時にこのプロパティを設定した場合には、プログラムの実行時に自動的に画像のダウンロードが行われ表示される。
また、PictureBoxコントロールには「WaitOnLoadプロパティ」も追加されており、これがfalseに設定されている場合には（既定値はfalse）、画像のダウンロードは非同期に行われる。これにより画像のダウンロード中にもアプリケーションはフリーズしない。
プログラムによる画像のロード
プログラムから任意のタイミングで画像をダウンロードし表示したい場合にも、ImageLocationプロパティにその画像のURLを設定すればよいだけだ。
pictureBox1.ImageLocation = "＜画像のURL＞"
あるいは、画像のURLや画像ファイルのパス名をパラメータとして、LoadメソッドかLoadAsyncメソッド（非同期によるロード）を呼び出してもよい。
pictureBox1.Load("＜画像のURL＞")
この場合にはパラメータで渡した文字列がImageLocationプロパティにも設定される。なお、これらのメソッドの呼び出しにはWaitOnLoadプロパティの設定は影響しない。
| 利用可能バージョン：.NET Framework 2.0のみ カテゴリ：Windowsフォーム 処理対象：PictureBoxコントロール 使用ライブラリ： PictureBoxコントロール（System.Windows.Forms名前空間） 関連TIPS：画像を読み込むには？ |
|
||||||||||||||||||||||||||||
 |
「.NET TIPS」 |
- 第2回 簡潔なコーディングのために （2017/7/26）
ラムダ式で記述できるメンバの増加、throw式、out変数、タプルなど、C# 7には以前よりもコードを簡潔に記述できるような機能が導入されている - 第1回 Visual Studio Codeデバッグの基礎知識 （2017/7/21）
Node.jsプログラムをデバッグしながら、Visual Studio Codeに統合されているデバッグ機能の基本の「キ」をマスターしよう - 第1回 明瞭なコーディングのために （2017/7/19）
C# 7で追加された新機能の中から、「数値リテラル構文の改善」と「ローカル関数」を紹介する。これらは分かりやすいコードを記述するのに使える - Presentation Translator （2017/7/18）
Presentation TranslatorはPowerPoint用のアドイン。プレゼンテーション時の字幕の付加や、多言語での質疑応答、スライドの翻訳を行える
 |
|
|
|
|
