.NET TIPS コンソール・アプリケーションで文字色や背景色を変えるには?[2.0、C#、VB]デジタルアドバンテージ 遠藤 孝信2010/02/25 |
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コンソール・アプリケーション(コマンド・プロンプト内で動作するアプリケーション)は、黒い背景色に白い文字という構成で作成されることが多いが、実際には文字単位で前景色(=文字の色)や背景色を設定可能だ。
文字の前景色および背景色を変更するには、あらかじめConsoleクラス(System名前空間)の静的プロパティであるForegroundColorプロパティおよびBackgroundColorプロパティに色を指定しておく。指定可能な色は、ConsoleColor列挙体(System名前空間)の要素として定義されている(全16色)。そして、WriteメソッドやWriteLineメソッドを使用すれば、指定した色で文字列が出力される。
次のサンプル・プログラムは、黄色の背景に青い文字で画面に文字列を表示する。
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黄色の背景に青色で文字列を表示するサンプル・プログラム(上:C#、下:VB) |
このプログラムの実行結果は次のような画面となる。
上記サンプル・プログラムの実行画面 |
プログラムの最後ではConsoleクラスのResetColorメソッドを呼び出しているが、これがないとコマンド・プロンプトなどでは色の設定がプログラム終了後もそのまま残ってしまう。
すべての色の組み合わせで文字列を表示
次のサンプル・プログラムでは、すべての前景色と背景色の組み合わせにより、文字列を表示する。
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すべての前景色と背景色で文字列を表示するサンプル・プログラム(上:C#、下:VB) |
このプログラムの実行結果は次のような画面となる。
上記サンプル・プログラムの実行画面 |
このプログラムでは、すべての色(ConsoleColor列挙体の値)を取得するためにEnumクラスのGetValuesメソッドを使用しているが、これについては「TIPS:列挙体の値を列挙するには?」で解説している。
利用可能バージョン:.NET Framework 2.0以降 カテゴリ:コンソール・アプリケーション 処理対象:画面 使用ライブラリ:Consoleクラス(System名前空間) 使用ライブラリ:ConsoleColor列挙体(System名前空間) 使用ライブラリ:Enumクラス(System名前空間) 関連TIPS:列挙体の値を列挙するには? |
「.NET TIPS」 |
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