連載:〜ScottGu氏のブログより〜ASP.NET MVC 2Scott Guthrie 著/Chica 訳2010/01/13 |
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過去6カ月にわたり、ASP.NETチームは着々とASP.NET MVC 2のプレビュー版、その後ベータ版をリリースし、そして今回リリース候補版ビルドをリリースします。
最終リリースがそれほど先でないことを考えると、新しい複数パートのASP.NET MVC 2ブログ・シリーズを始めて、新機能やそれらのベストな利用方法についてお話しするよい時期だと思いました。
ASP.NET MVC 2
去年の3月にASP.NET MVC 1.0を出荷しました。それ以来、ほぼ100万人の開発者が最終リリース版をダウンロードし利用しており、その人口は月単位で着実に増えています。
ASP.NET MVC 2はASP.NET MVCの次の大幅な更新となります。ASP.NET MVC 1と互換性のある更新なため、ASP.NET MVCですでに持っているすべての知識、スキル、コード、拡張は、今後も動作し適用できます。最初のリリースのように、OSI承認オープンソース・ライセンスの下、ASP.NET MVC 2のソース・コードも出荷します。
ASP.NET MVC 2機能
ASP.NET MVC 2には、数多くの新機能や特徴が追加されています。このブログ・シリーズでもっと深く、それらをカバーしていきます。それらは以下のようなものです。
- 新しい強く型付けされたHTMLヘルパー(2010年1月10日投稿)
- サーバとクライアントの両方にわたって改善されたモデル検証サポート(2010年1月15日投稿)
- テンプレートのカスタマイズを伴う自動スキャフォールドUIヘルパー(間もなく投稿)
- 大きなアプリケーションを“エリア”に分割するサポート(間もなく投稿)
- 非同期コントローラのサポート(間もなく投稿)
- Html.RenderActionを使用したページ/サイトのサブセクションを表示するサポート(間もなく投稿)
- 多くの新しいヘルパー機能、ユーティリティ、APIの改善(間もなく投稿)
- 改善されたVisual Studioのツール・サポート(間もなく投稿)
ASP.NET MVC 2のダウンロード方法
ASP.NET MVC 2は、VS 2008/.NET 3.5およびVS 2010/.NET 4の両方で動作するように設計されています。両方のバージョンをサポートするので、VS2010/.NET 4へのアップグレードを待つことなく、今日から使い始められます。
ここをクリックして、.NET 3.5およびVS 2008対応のASP.NET MVC 2リリース候補版をダウンロードしてください。同じマシン上にASP.NET MVC 1.0とサイドバイサイドでインストール可能です。
ASP.NET MVC 2は、VS 2010/.NET 4のビルトインされたコンポーネントです。つまり、Visual Studio 2010のいずれかのバージョンをインストールすれば、何もダウンロードしたりインストールしたりする必要がありません。現在の公開されているVS 2010 ベータ2リリースには、ASP.NET MVC 2プレビュー・リリースが含まれています。VS 2010リリース候補版は来月ダウンロードできるようになり、そこにはASP.NET MVC 2 RCの最新のビルトインが含まれる予定です。
ASP.NET Web Forms + ASP.NET MVC
私たちは、ASP.NET MVCがASP.NETのオプションであることを明らかにするように常に心掛けています。ASP.NET Webフォームは、引き続きASP.NETでアプリケーションを構築する際に一番広く使用される方法であり、新しいASP.NET 4のリリースには、ASP.NET Webフォーム開発(コントロールのタグに基づいたクリーンなクライアントIDとCSS、改善されたビューステート管理、新しいデータおよびチャート・コントロール、URLルーティング、SEO改善などなど)に対して大幅な改善が含まれています。これらの改善点については、現在進行中のVS 2010&.NET 4ブログ・シリーズ内で詳細を確認できます。
ASP.NET WebフォームおよびASP.NET MVCの両方のプログラミング・モデルを、今後のリリースでさらに改善、向上させていきます。開発者はいずれかの最も快適で自然なモデルを選択して使用できます。新しいビデオやガイダンスをwww.asp.net上で間もなく公開する予定で、そこでは、それぞれについての追加のガイダンスと、より使い心地のよいものを選択する方法を提供する予定です。
Hope this helps,
「〜ScottGu氏のブログより〜」 |
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