連載:〜ScottGu氏のブログより〜VS 2010でのIntelliSenseクラッシュの修正Scott Guthrie 著/Chica 訳2010/02/15 |
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月曜日(2010/2/8)にVS 2010 RCを出荷し、そのパフォーマンスと安定性に関して、素晴らしいフィードバックをいくつかもらっています。
けれども1つ問題点があり、多くの人がIntelliSenseのクラッシュに直面しているのを確認しています。これはUI Automationを有効化して、特定のデバイスを接続しているマシン上で非常に頻繁に発生しています。
クラッシュの症状
もしIntelliSenseがポップアップしている、もしくは閉じようとしている間にエディタで入力していてVS 2010がクラッシュするならば、この問題に該当しています。
なぜクラッシュが起こるのか?
このクラッシュの発生の一番多い原因は、マシンが以下のような場合です。
- タブレットPC(ペンを使用していなくても)である
- マルチタッチ・スクリーンのドライバが有効化されている
- ペンやWacomタブレットのような外部入力デバイスが接続されている
- スクリーン・リーダが有効化されている
RC出荷の直前に行った最後の方の修正で、UI入力コード・パスを修正したものが、残念ながらこのバグを発生させてしまいました。
この問題の修正に対するパッチ
VS 2010 RCパッチの出荷に向けて作業中で、来週リリース予定です。これはこの問題を修正し、発生を防ぎます。パッチが利用可能になったら、そのポインタをブログ投稿します。
現時点でのこの問題の対応策
現時点での対応策は2つあります。1つは、システム上のタブレット・サービスを無効にするか(この方法の詳細は、この記事を読んでください)、マルチタッチ/ペンのドライバを無効にします。もう1つは、レジストリ・キーの設定です。
これらの対応策については、このVSチームのブログ投稿で確認できます。
もしまだクラッシュする場合は?
これらのステップを試しても、まだクラッシュするようであれば(またはIntelliSenseが原因ではないクラッシュに直面する場合)、私宛てにメールしてください(scottgu@microsoft.com)。
発生した内容ついて、確実にすべて調査し、フォローアップしたいと思っています。
Hope this helps,
「〜ScottGu氏のブログより〜」 |
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