| Java2 Enterprise Editionの基礎知識 |
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EJBのバージョンは、現在1.1ですが、次期バージョンであるEJB2.0のFinal Draftが公開されており、J2EEの次期バージョン（J2EE 1.3）の正式リリースに含まれる予定です。EJB2.0での主なアップデート内容は以下のようなものがあります。
■メッセージングサービス
JMS（Java Messaging Service）とEJBを統合することにより、EJBで非同期なメッセージングに対応することが可能になります。このことは、EJBと、既存システムとの結合が可能になることを意味しています。EJB2.0では、新たに、Message-driven
BeanというBeanが提供されます（もちろん、JMSもEJBも、J2EEに含まれています）。
■CMPの改良
「EJBの種類を教えてください」にあったように、現在のバージョンのCMPは、機能が不十分で、結局は各ベンダが独自に機能拡張を行うという、J2EEの理念から考えても望ましくない状況になってしまっていました。EJB2.0では、CMPの機能が強化され、通常の業務システムで扱うような複数の表の結合やEntity
Bean間の関連を設定することなどが可能になります。また、EJB-QLという検索言語が規定され、Entity Beanの検索のための手順が統一されます。
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「Java Solution FAQ」 |
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