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iAnywhereによるモバイル対応サーバ構築ガイド(1)
ノートPCなどのモバイル環境下においてデータベースを利用するということは、もはや一般的であり、それほど特筆するべきことではない。しかし、PDAや携帯電話といったモバイル端末上で、データベースを利用するとなると話は違ってくる。今回は、米国で先駆的にモバイル環境下でのデータベースを提供してきたサイベースのモバイル環境におけるソリューションについて解説していきたい。
まずは、サイベースのこれまでのモバイルへの取り組みを簡単に振り返ってみたい。サイベースは、もともとモバイル環境下でも稼働可能なデータベースとして「Adaptive Server Anywhere」(当初はSybase SQL Anywhere)という製品を提供していた。これは、サーバに常時接続できないような環境において、低スペックなPC上でも稼働可能であり、またネットワークとの接続が可能になった時点――同一LAN上だけではなく、電子メールを介する場合であっても――サーバとの同期が可能なRDBMSである。 そして、その後登場する「Ultra Lite」という製品で、現在、いわゆるモバイルという切り口で表現されるPDA端末へ対応したのである。Ultra Liteは、Anywhereのようなフルスペックのデータベースではなく、データベースの機能のうち必要な部分だけを切り出し、アプリケーションに組み込むものであり、正確にいえばデータベースそのものではない。切り出された機能とデータはメモリ上に展開され、PC上のAnywhereと同期を取る仕組みになっている。 ■iAnywhere Solutions 米Sybaseは、2000年5月にモバイルおよびワイヤレス環境でのeビジネスをmビジネスとして位置付け、mビジネスに特化した子会社「iAnywhere Solutions Inc.」を設立した(ニュースリリース)。iAnywhereから現在、市場へ投入されている製品が、この後で概要を解説する高機能RDBエンジンAdaptive Server Anywhereを含む「SQL ANYWHERE STUDIO」である。そしてもう1つがメッセージング、コンテンツおよびセッション・マネジメントを提供し、スケーラブルで信頼性の高いワイヤレス・アプリケーション・サーバiAnywhere Wireless Serverを含む「m-Bussiness Studio」である(米国では出荷済みだが、日本では未出荷)。本連載では、主にSQL ANYWHERE STUDIOを利用して、モバイル対応サーバを構築する際のポイントを解説する。
■SQL ANYWHERE STUDIOの概要
SQL ANYWHERE STUDIO 7.0に含まれるコンポーネントは、次の6つである。
◎Adaptive Server Anywhere 7.0 ◎Moble Link ◎SQL Remote ◎PowerDynamo ◎Sybase Central ◎Ultra Lite
今回は、サイベースのモバイルソリューションについて概要を紹介した。次回は、それらを使って、モバイル端末上でのデータベースの構築および同期の具体的実現方法について解説する。 第2回の掲載は8月中旬ごろになります |
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