Security Tips | ||
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NetcraftでWebサーバの見え方を確認する 園田 道夫 |
Webサーバを構築したら、あるいはすでに運営しているとしたら、そのWebサーバが外からどう見えているのかが気になるところだ。そういうときはNetcraft(http://www.netcraft.com/)で確認してみるとよいだろう(図1)。
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図1 Webサーバの稼働状況をNetcraftにより確認したところ(拡大) |
uptimeの部分ではシステムの稼動状況(再起動までの時間など)がグラフ表示され、その下の欄ではサマリが表示されている。さらに、その下にチェックしたWebサーバのプロファイルの変遷が表示されている。そこにはOS、サーバソフトウェア、最終更新日付、IPアドレス、そしてそのネットブロックのオーナーなどが一覧表示されている。ネットブロックのオーナーのリンクをたどると、そのドメイン関連のほかのサーバの情報が表示される。
外に出ている情報を認識し、意識しておくことは、セキュリティを守るうえでは重要なことだ。こうしたサイトを利用して常に見られていることを自覚しておきたい。
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Security&Trust フォーラム 新着記事
- Windows起動前後にデバイスを守る工夫、ルートキットを防ぐ (2017/7/24)
Windows 10が備える多彩なセキュリティ対策機能を丸ごと理解するには、5つのスタックに分けて順に押さえていくことが早道だ。連載第1回は、Windows起動前の「デバイスの保護」とHyper-Vを用いたセキュリティ構成について紹介する。 - WannaCryがホンダやマクドにも。中学3年生が作ったランサムウェアの正体も話題に (2017/7/11)
2017年6月のセキュリティクラスタでは、「WannaCry」の残り火にやられたホンダや亜種に感染したマクドナルドに注目が集まった他、ランサムウェアを作成して配布した中学3年生、ランサムウェアに降伏してしまった韓国のホスティング企業など、5月に引き続きランサムウェアの話題が席巻していました。 - Recruit-CSIRTがマルウェアの「培養」用に内製した動的解析環境、その目的と工夫とは (2017/7/10)
代表的なマルウェア解析方法を紹介し、自社のみに影響があるマルウェアを「培養」するために構築した動的解析環境について解説する - 侵入されることを前提に考える――内部対策はログ管理から (2017/7/5)
人員リソースや予算の限られた中堅・中小企業にとって、大企業で導入されがちな、過剰に高機能で管理負荷の高いセキュリティ対策を施すのは現実的ではない。本連載では、中堅・中小企業が目指すべきセキュリティ対策の“現実解“を、特に標的型攻撃(APT:Advanced Persistent Threat)対策の観点から考える。
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