背景画像を、どの場所から表示するかを指定するbackground-positionプロパティ
background-position
背景画像を、どの場所から表示するかを指定できます。もちろん、このプロパティは背景画像を指定しているのが前提です。
背景画像を指定している要素の左上が基準点となり、「10px 15px」「50% 25%」などと記述することで、基準点からそれだけ離れた位置に画像を表示させます。これを記述する順序は「左からの距離 上からの距離」の順です。
ちなみに、パーセントで指定する場合、背景画像を指定している要素の幅・高さからみた割合で表示されます。
そのほか、決められたキーワードで指定可能です。「top」「bottom」「left」「right」「center」と値がありますが、これは「0%」「50%」「100%」と指定しているのと同じ意味です。
基本データ
構文 | セレクタ{background-position:値;} |
---|---|
継承 | × |
値 |
|
効果 | 大文字にするか小文字するかを指定できる |
初期値 | none |
適用箇所 | すべての要素 |
例
ほげほげですね。
p { background-image: url(../images/title.gif);background-position: left bottom;}
動作Webブラウザ
Internet Explorer | 5.5、6.0、7.0、8.0以上 | |
---|---|---|
Firefox | 全バージョン | |
Safari | 全バージョン | |
Opera | 全バージョン | |
Chrome | 全バージョン | |
iPhone/iPad | 全バージョン |
標準JavaScriptによるDOMでの参照方法
[window.]document.getElementById("【ID属性値】").style.backgroundPosition
jQueryを使った参照方法
$('【セレクタ】').css('background-position','【値】');
$('【セレクタ】').css({'background-position':'【値】'});
有限会社タグパンダ
喜安 亮介
HTML5 + UX フォーラム 新着記事
- GASで棒、円、折れ線など各種グラフを作成、変更、削除するための基本 (2017/7/12)
資料を作る際に、「グラフ」は必要不可欠な存在だ。今回は、「グラフの新規作成」「グラフの変更」「グラフの削除」について解説する - GET/POSTでフォームから送信された値をPHPで受け取る「定義済みの変数」【更新】 (2017/7/10)
HTMLのフォーム機能についておさらいし、get/postメソッドなどの内容を連想配列で格納するPHPの「定義済みの変数」の中身や、フォーム送信値の取り扱いにおける注意点について解説します【PHP 7.1含め2017年の情報に合うように更新】 - PHPのfor文&ループ脱出のbreak/スキップのcontinue【更新】 (2017/6/26)
素数判定のロジックからbreak文やcontinue文の利点と使い方を解説。for文を使ったループ処理の基本とwhile文との違い、無限ループなども併せて紹介します【PHP 7.1含め2017年の情報に合うように更新】 - Spreadsheetデータの選択、削除、挿入、コピー、移動、ソート (2017/6/12)
Spreadsheetデータの選択、挿入、削除、コピー、移動、ソートに使うメソッドの使い方などを解説する
|
|