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VistaでTelnetクライアントを利用する
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解説 |
ネットワーク関連の診断やトラブルシューティング作業ではtelnetコマンドを使う機会は少なくない。telnetでWeb(HTTP)やSMTP、POP3サービスなどに接続して、手動でコマンドを発行することにより、サービスが実行されているか調べたり、返されるエラー・コードやエラー・メッセージの詳細を調べたりするためだ。
だがWindows Vistaでtelnetコマンドを利用するには、管理者が手動でtelnetクライアント・プログラムをインストールしなければならない。以前のWindows OSと違い、デフォルトではtelnetサーバ機能だけでなく、telnetのクライアント機能(telnet.exeコマンド)もインストールされていないためである。
Windows Vistaでtelnetコマンドを起動しようとしたところ | ||||||
Windows Vistaには、デフォルトではtelnetコマンド(telnet.exe。telnetのクライアント・プログラム)がインストールされていないため、このようにエラーとなって起動できない。 | ||||||
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操作方法 |
telnetクライアントをインストールするには次のようにする。まず[コントロール]の[プログラム]アイコンをクリックし、[プログラムと機能]グループにある[Windows の機能の有効化または無効化]をクリックする。そして[Telnetクライアント]のチェック・ボックスをオンにして、[OK]をクリックする。
telnetクライアント・プログラムのインストール | ||||||
必要なら手動でtelnet関連機能をインストールする。この操作を行うには管理者権限が必要。 | ||||||
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telnetのクライアント機能だけでなく、サーバ機能も利用したければ、[Telnet サーバー]のチェック・ボックスもオンにすること。[OK]ボタンをクリックすると選択した機能がインストールされ、すぐに利用できるようになっているはずである(Telnetサーバ機能を利用するには、インストール後、[telnet]サービスの種類を[手動]もしくは[自動]にしてから、サービスを[開始]させる必要がある。これはWindows Server 2003も同様)。
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このリストは、デジタルアドバンテージが開発した自動関連記事探索システム Jigsaw(ジグソー) により自動抽出したものです。
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