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ネカマ

最終更新日: 1999/07/28

 「ネットおかま」もしくは「ネットワークおかま」の略。ネットワークでは、接続している相手を直接確認できないため、男性が女性のふりをしていてもなかなか気付かれにくい。このようなネットワークの匿名性を利用して、ネットワーク上であたかも女性であるかのように振る舞う男性を指して「ネカマ」と呼ぶ。インターネットやパソコン通信システム上のチャットや掲示板などを主な活動場所としているが、そこから派生して電子メールでもやり取りをしたり、(架空のプロフィールや写真などを使って)ホームページを開設していたりすることもある。

 「ネカマ」を演じる目的はさまざまなものがあるようだが、一般的には、単なる愉快犯的なものがほとんどである(いわゆる「性同一性障害」とは、ほとんどの場合まったく関係ない)。ネカマを判別するのはなかなか難しいが、やはり男性である以上、女性の常識をあまり知らなかったりする事が多いし、男性が考えそうな(ステレオタイプ的な)、もしくは、男性が喜びそうな女性を演じている場合が多い。また、女性が話す言葉を書き言葉としても多用したり(男女を問わず、ほとんどの人では、話し言葉と書き言葉では何らかの違いがあるのが普通なので、まるで女性が話すかのように書いているというのは不自然なことが多い)、オフラインミーティングなどの(直接会うような)誘いには絶対乗らない、などがあるが、確実に判別することは不可能である。

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