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KIOSKモード (KIOSK mode)

【キオスク・モード】

別名
キオスク・モード (KIOSK mode)

最終更新日: 2002/10/27

 PCなどの機能を限定して、Webページの閲覧だけしかできないように制限したモードのこと。「KIOSK」とは、フランス語で「(駅や広場にある)売店」という意味。道路や店、展示物の案内などに置かれている、一般ユーザー向けの情報表示用の端末のことをKIOSK端末という。KIOSKモードとは、このような用途に利用される、Webブラウザの利用方法の1つ。

 インターネット・カフェ(インターネットに接続できる端末を用意した喫茶スペース)や公衆の集まるロビー、広場、展示場、図書館や博物館、美術館など、不特定多数の一般ユーザー向けにインターネットへのアクセス端末や解説用の端末を用意する場合、Webブラウザ以外のソフトウェアが動作するのは好ましくない。不慣れなユーザーが操作を間違えてシステムをクラッシュさせてしまったり、逆にシステムに精通したユーザーが勝手に設定を変えたり、新しいソフトウェアをインストールしてシステムを不安定にしたりする可能性があるからだ。このような用途では、Webブラウザしか実行できないようにPCの機能を制限した、KIOSKモードで運用することが望ましい。例えば代表的なWebブラウザ・ソフトウェアであるMicrosoft社のInternet Explorerでは、F11キーを押すことによりKIOSKモードになる。このモードでは、画面全体がWebブラウザだけを表示するようになり、そのほかのソフトウェアはすべて隠され、利用できなくなる。

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